日々是迷々之記
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2006年01月19日(木) 印鑑証明の意味

今日は区役所に印鑑証明を取りに行った。例のクレジットカードみたいなプラスチックのやつを差し出し、用紙に書き込んで渡すと待つように言われ、待っていた。すると、ちょっとちょっとと呼ばれた。

もうこの印鑑証明は失効してますよ、一回引っ越したでしょ、と言われた。確かに。家人は単身赴任で2年ほど滋賀に行っていた。そのときにクルマを買ったので、あっちで使うために滋賀で車庫証明を取ることになり、滋賀に一瞬住民票を移したのだ。(車庫証明は住民票の住所から何キロ以内で取らなければいけないと決まっているようだった。)

それからこの大阪の家に帰ってきて、大阪に住民票を戻したのだが、印鑑証明に関しては何もやっていなかった。が、印鑑証明が必要なんである。この度クルマを売ることになったので。で、どうすればいいのかを聞いたらめまいがした。

家人の印鑑証明を作るには委任状と印鑑、そして私の身分証明書と印鑑を持ってきて申し込み、後日家に配達証明郵便で紙が送られてくる。それを持って、家人の保険証と印鑑、私の保険証と印鑑を持って受け取りに来いというのだ。はぁ。

んで、本来ならば家に一度帰って委任状を書いてもらわないといけないのだが、めんどくさいので私は手帳の1ページを破って適当に委任状を作り、はんこをポンポンと押して提出した。怒られるやろかと思ったが、そんなこともなく受理された。

なんか適当である。いいのかそれで。同時に「印鑑証明」ってなんなのだろう。印鑑なんて百均で売っているし、そんなものを登録したからって何になるのだ。意味が分からないのは自分だけだろうか。

今回は所有者がローン会社になっている家のクルマの所有権解除の書類を申請するために印鑑証明が必要となった。そして所有者が家人に変わってから、今度は新しいオーナーに譲るためにまた印鑑証明が必要となる。あんな印鑑押したのが印刷された紙がどないやっちゅうねん。

…というようなことを家人に話したら、へぇー知らんかったわ。で終わりである。何なのだ、この温度差は。

まあ他にも車庫証明とか、住民票とか、本籍地とか、私には意味がよくわからないものがたくさんある。私の考えでは車庫がないのにクルマを買うやつなんかおらんやろうし、住民票みたいな考え方は単身赴任とか長期出張のことを考慮しておらず、本籍地に関しては結婚したら無条件にどっちかのものに変わるというのが意味がわからない。私の本籍地は家人の生まれた家で、現在その住所は存在しないらしい。

こういうものの意味って常識なんだろうか。それならそれで私がアホなだけなんだが、みんなあんまりそういう事を気にしないで生きているような気がする。

またどうでもいいことを考えてしまった。何でこんなに意味が知りたくなるのか自分でも疑問である。


nao-zo |MAIL

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