おとなの隠れ家/日記
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2002年02月12日(火) ■ |
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すれ違い |
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気持ちがすれ違っているな と感じたら その原因は何だろうと振り返ってみる。 何かあったかな とか 何かしでかしたかな とか。 はたまた 冷めた? とか。
それが自分に全く問題がないと思い込んでいる時は、 相手の態度が不思議で、じっと顔を見ては観察してみる。 思いや怒りを表に出したら、こちらにも伝わるんだけど それを飲み込んでしまわれると、何やら態度が違うのはわかっても、 その原因をつきとめるのは難しい。 わからないままでいるととても不安になってくる。 それが勘違いであることも多々あるようだが。
もともと、飲み込んでしまうタイプの人は ちょっと つついたぐらいでは 吐かない。 それでも時間をおいて話を聞いてみると、それは自分が あまり気に止めていなかった出来事が引き金だったりする。 そう、あの時も。
幾つか気にいらないことが重なった。 そして、 ある出来事をきっかけに私は言葉をぶつけてしまった。 相手は、ぶつけられたことを境に、気分を害した。 でも、私はぶつけてしまったことをすぐ反省しなかった。 なぜなら、その出来事だけで私がそうなったのではない! と いう思いがあったから。 相手は、出来事の後、それとは別に幾つか不快なことが あったらしい。
考えてみると、相手は出来事の前の私の気持ちに気付かず、 私は出来事の後の相手の気持ちに気付かなかった。 私は、最後まで相手の気持ちをわかることなく、 最初に感じた「すれ違ってるな」という思いを 引きずってしまった。 相手は出来事からその先、やりきれない思いを 引きずったに違いない。 ということは、気持ちがすれ違っていたんではないんだよな。 確かに、私にしてみれば私の言い分ってものが あったけれど、 それを相手は知らなかったわけで、突然の私の攻撃に 戸惑ったかもしれない。 その出来事の前後に、それぞれが違った思いを、 しかも誤解に近いものを、胸に秘めていたことになる。 お互いの表現や言葉が足りなかったのが良くないんだろうけど 私がそれを素直に表せなかったように、相手もそうだったんだろう。 気持ちのすれ違いではなく、ただの思い違いのようで。
事のすべてが理解できた時、やっと私は反省した。 自分の勝手な思い込みで、相手を傷つけてしまったと。 相手のことを想うあまりの結果だと言い訳したい気持ちは山々だが、 この勝負、どうも私の方が分が悪い。 最初に誤解したのも攻撃したのも私の方だから。 出来事の後に相手の心にあったであろう もどかしさを 感じ取れなかったから。 「ごめんなさい」 あやまっておきながら、なんなんだけど、 沈黙されると つい つつきたくなる気持ちも あるんだよなぁ。 悪いクセだけど。(内緒) こんなんじゃ、繰り返す?(苦笑)
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