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おとなの隠れ家/日記
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2002年02月15日(金)
結婚観



「恋愛相手としてなら、今の彼とは別れているかもしれないな」
今年の秋、結婚予定の後輩が言った。
私は彼女と付き合いが長いので、彼女の恋愛観は大体わかる。
とりたてて特別な才能がないので、いずれは結婚して家庭を
持ちたいと言っていた。

30を目前にした彼女の本音としては、まだ結婚をしたい
わけではない。 今の生活に満足しているから。
結婚すると、そのきままな生活が終わってしまうと思っているのだ。
でも、家庭を持つ、子供をつくるとなるとあまりのんびり
できないと思ったらしく、お見合いをした。
もちろん、恋愛を幾度か繰り返していたが、彼女の思う結婚相手
には巡り会わなかったらしい。

決して三高(古い?)を狙っていたのではない。
条件といえば、並の収入で、そこそこの一般常識のある大人、
そしてなにより、女遊びしなさそう、つまり浮気しないタイプかな。

彼女の思う結婚とは、幸せになるために ではなく
家庭を築いていくという、半ば使命感のようなものらしい。
それによって、自由な時間を奪われ、金銭的な拘束が生まれる
ことは覚悟しているようだ。 嫌がってはいるけれど。
どこか男性的な考えだと思うのは私だけだろうか?
以前にある男性から聞いた事がある。
自分の人生設計から逆算して結婚する時期を決めた と。
後輩も似たような事を言っていた。
彼が好きだから結婚するのではなく、結婚するために、その
相手に彼を選んだそうだ。
尋ねられれば「好き」と答えるだろうが、
自ら「彼のことが好き」ましてや「愛している」という感情は
今のところ ないらしい。
多分、20代前半の私なら、この考えを冷めすぎでは? と
思ったかもしれない。
「大恋愛の中、一緒にいたいと思って結婚するのでは?」とか。
でも、今なら、こんなに冷静な気持ちで結婚を語る後輩の
考えにも踞くところは確かにある。
これだけ結婚に取り組む姿勢が出来ている彼女をたのもしくさえ
思う。
結果的には、楽しい家庭が出来ていきそうな気もするし。

当然、結婚式にはよばれるだろうが、「お幸せにね」とは、
言わないように気をつけなくては。(苦笑)

えっ? 私の結婚観?
そりゃ 白馬の王子様が迎えにきてくれる......そんなはずは
ないだろうが、心から愛する人を一番に、
家庭や子供はおまけだと思っている。 
自然に後からついてくる みたいな。
甘いって? はい、承知しております。 m(_ _)m