2005年03月26日(土) |
言葉にできない & cat's-paw |
朝は、まず軽自動車を車検に持って行きます。 帰り送って貰えることになったので、ダンナひとりで。 その間に出掛ける支度をして、彼の帰りを待ちました。 おじいちゃんを病院に送って行くのです。
いつもは行かない、Y保健病院。 娘が生まれた病院で、ずっとアトピー治療に通っていた病院です。 割と治療科目が多く、私の印象では先生や看護師さんが親切で、全体的に清潔感が あると思います。 おじいちゃんはいつも行くH病院の担当医と馬が合わないらしく、行きたがらないん ですよね。でもまあ、H病院は家から近いので重宝ではあるんです。 今回は、おしっこに血が混ざっている、という症状でかかります。泌尿器内科。 H病院にはないからなあ、泌尿器科は。 見てもらった結果は、「石」だったみたい。 前にもやったことがあるそうなので、「痛くなる前に分かってよかった」とはおばあちゃんの談。
さて。 病院は混んでいました。まあ、いつもなんだけどね。 駐車場なんて、表の通りまで繋がって並んでました。 予想はしていたけど、駐められそうにないんですよね。 そこで、昼食を買い込んで叔父の家にお邪魔しました。 病院からはすぐなんです。 ……実家だって、そう遠いことはないんだけど。先週も行ったし(笑) 叔父叔母揃って、快く迎えてくれました。 私は親戚の大人たちみんな大好きなので、たまにこうして話す機会があると嬉しいん ですよね。 イトコが子供連れて来ているかなあ〜と期待もしてたんだけど、それはナシ。 子供が熱を出したんだそうな。 残念ですが、お大事に。
結局、2時間ぐらいだったかな、待ってたのは。 ちょうど娘が飽き出す頃合いで、よかったかも。
その帰り。 まっすぐに帰らず、ホームセンターに寄り道しました。 滑りにくくなった居間の戸車を交換する…とおじいちゃんが言い出したので。 最初は行きつけの金物屋へ……と言っていたのだけど、バイクで乗り付けるような店に 車は止められそうもないし。 ダンナが話をしたらしく、大きな駐車場のあるホームセンターにしたのです。 私もダンナも、その戸車の大きさやら何やらを知らなかったので、おじいちゃんの言う とおりに買って帰りました。 で、帰ってつけようと思ったら。 大きさが合わないじゃない〜。 どうもおじいちゃんの記憶違いだったようです。 すぐに取り替えに行ければよいのですが、さっき行った時に道が混んでいたのでダンナが 嫌がります。 で、夕食あとに行って、新しいのを買ってきました。
付け替えはあっという間。 今まで結構力を入れていたんだなあ、と実感したのは、戸車を付け替えた戸が、思い がけず滑ってしまうのを見た時ですね。 先に試していた娘が言ったことを話半分に聞いていたのですが、自分がやってみて思えば、話倍に聞いていてもよかったかも……でした。
では、本の話。 新着はありませんが、読了はあります。
昨日買ったコミックから。 夢路行全集17巻「言葉にできない」。 これは、以前「海のような空の色」としてぶ〜けコミックスから出ていた分ですね。 持っています♪ ……ってか、雑誌でも立ち読んでました。 小中学校も付属であるらしい女子校に進んだ女の子の、春から年が変わるまで。 一目惚れと季節を追って描かれます。 ちょっと子供っぽいかな、主人公のえりかちゃん。 ときどき自分のこと、「えりか」っていうのが気になりました。 えりかの一目惚れから始まった「探検」は、本当に楽しそうですよね。
野間美由紀「cat's-paw キャッツポウ」。 併録されている「アトモスフィア」シリーズが読みたくて、買ってしまいました。 でも、思いがけず、面白かったんですよね、表題作。連作3本。 cat's-pawというのは、英語で「他人の道具に使われる人」という意味だそうなのですが、 他に「水面にさざ波を立てる微風」という意味もあるそうです。 主人公たちが持っている、ささやかな超能力がコレに当たるのではないか……作中で そう言ってます。 片手で持てるような…5キロぐらいのものを動かせるサイコキネシス、1メートルくらいの テレポーテーション、いつとは分からないけれど短い時間見える未来、接触テレパシー、 接触透視。 使えるような使えないような、そんな能力を手がかりに、ミステリーに関わっていく話でした。 未来見の鳩子ちゃんがカワイイです。ミステリアスなのは……色々な時間を見ているから なのかな。
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