**裏ねこ雑記**
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2004年01月28日(水) 「ボク、カノ、カノ」4話 今夜ダメですか?

あら、凛ちゃんってば算数のテストで
お父さんに叱られたらすねちゃってます。

1・2話の凛ちゃんだったら「ごめんなさい」の言葉と
お父さんに申し訳ない気持ちでただ俯いているだけだったでしょうね。

お父さんに甘えようとする気持ちが芽を出してる様子。

徹朗さんも先生の注意を素直に心に刻んで
小さな娘に謝ることの出来る素敵な大人なのですね。

子供に謝ることって結構難しいのですよ。

だから私なんかは子供を叱るときには、ここはどう叱るべきか?
なんて考えてから叱ろうとしてたから、
いつも気の抜けた叱り方しか出来ませんでした。

感情的に叱ると後で絶対に「あっ、ヤバい。」
と思う事が多々あったものでしたから。


定年退職の日って本当にあんな感じなのかしら?
と思わせるようなリアルなシーン。

自分の周りばかりがバタバタと忙しそうで
窓際の席でじっと5時になるのを待っている。
いえ、5時になんてなって欲しくはないのでしょう。
5時になったら自分の居場所が無くなってしまうという喪失感。

子供が生まれた感動より、記憶より、
自分の中で語れるものといったら仕事の事ばかりという
こういった方々はあの年代だったら大勢いらっしゃるのでしょうね。

「本当にそれでよかった?」って
眠ってしまったお父さんに徹朗さんは問いかけます。


その答えは徹朗さんが持っています。
だって、初めてリアルタイムで娘の成長をその目で見たのですから。

娘が生まれたときも、歯の生えたときも、立っちしたときも
徹朗さんの中には凛ちゃんの存在などないも当然でした。

可奈子さんに置いていかれて
初めて娘の存在に気づかされられたようなものです。


今まで親の言うとおりに生きてきた徹朗さんが
その答えを自分の中で確信したときに
徹朗さんは道を一歩踏み出したのですね、
かけがえの無い凛ちゃんと一緒に。

娘の逆上がりの成功に嬉しくて感動して流した涙も
7年分の想いがそこに詰まっているからなのですね。


そういえばやはり7年位前にも凛ちゃんと
同じ年くらいの男の子に逆上がりを教えていましたっけ(^^)

あの時のクサナギツヨシ君は
なんでできないのか分からないって感じだったけど
今回の親の立場に立った感想はどうなのでしょう?

スーツ姿で簡単に逆上がりをしてしまう徹朗さん。
現実のお父さん達ってスーツ姿で軽やかに逆上がりが出来るのかな?


でぇ、でぇ、でぇ、
山口紗也加さん扮するOLさんのえらい色っぽい事といったら。。。

「今夜ダメですか?」なんて言われたら
男の人ってそのまま腰がついて行きそうって(オイ、オイ、、)
試しに井上部長に言ってみてください。
そしたら
「あ、そうねぇ、ちょっと待って、仕事片付けちゃうから。」
って展開になってしまいそうです。
もちろん仕事を押し付けられるのは徹朗さんなのですけど・・・・

徹朗さんのような感じな人って、あのOLさんにとって
凄く闘志が湧く存在なのかもしれません・・・ねぇ。


エンディングの曲も「Wonderful Life」と
エンドロールに記されていてこれにもニッコリ。


京都へ西川治さんと旅をしたときのエンディングも
「Wonderful Life」でした。

もちろん違う曲なんですけどね。


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