**裏ねこ雑記**
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2005年10月01日(土) 存在が証明できません

自動車免許を持っていない過去の遺跡のような私は
ここしばらくレンタル店のカードすら持っていませんでした。

ケロブのカードで昔はレンタルが出来たものの、
この頃は厳しくなって本人と一緒でないと
レンタル1本できなくなっていたのです。悲しいな。

作ろうと思えばもちろん作れると思ってはいました。

隣の駅の近くにでっかい本屋が出来て、
その2階がレンタル店になって、
おまけに開店3日間は新旧にかかわらず
レンタル料は90円ですよ、奥さん!

それならば、カードを作るべ!と
健康保険証を持って出掛けました。
これさえあれば、かっこ悪いけど何とかなると思ったんですよ。

しかし、私の足である自転車の空気が
昨日入れたばかりであるにも係わらずぬけてる。。。
パンクか?

パンクにしろ、なんにしろ、
いつも使っているレンタル店で
ケロブのカードで借りたDVDの返却日が今日で
どうにも行かなくっちゃいけないの。

後ろ車輪がパンクした自転車に乗って、
えっちら、おっちら10分程かけてDVDの返却をして、
その足で新しい店に行ったのですよ。

申込書に記入して、
さぁ、カードを作ってもらいましょうと・・・
けど、お兄さんの言う事には
「申し訳ないですが、
これでは、存在が証明できないので、カードはお作りできません。」

なぜ?何が必要なの?
やっぱりパスポートも持ってこなくちゃダメだったの?
「そうですね。」とお兄さん。
なにがそうなのかよく分からないけど、

あぁ、できないんだ・・・
と、引き下がるしかなかったんです。

免許書がなきゃ、この世の中生きていけないですか?
人として認められませんか?

パンクした自転車に乗りながら
地球の裏側まで落ち込みました。

その時は出直す気にもなれずにいたけど、
何故か明日出張のケロブが早く帰ってきて、
畑仕事の後にもう一度連れて行ってくれるとの事。

それだったら、パンクした自転車に乗って
出かけることもなかったのにね。

で、2度目のチャレンジ。
健康保険証とパスポート。
これなら大丈夫だろうと思っている私に
先ほどとは違うお兄さんがいいました。

「申し訳ありませんが、
手書きの住所では存在が証明できません」

え、何?
どうしたら、いいの?
住民票でも取って来いって言うわけ?!

「郵便物でも公共料金の領収書でもいいですので、
印刷した住所のあるものが有効なんです。」

どうしてそれを早く言わない!
って、そんなの常識なのですか?
常識はずれなのは私のほうですか?

で、SMAPの会報を抱えて3度の挑戦。
ケロブが私を気の毒がって2往復してくれたのです。

やっと手にした会員カード。
だけど、店の殆どのDVDが貸し出し中になってました。

チョン・ジヒョンの「4人の食卓」を1本だけ借りてきました。

やっと手にした薄っぺらいカードとDVD1本を眺めながら
こんなものの為にと
悲しくて、虚しくて、やりきれなかった一日でした。

ハングルの資格もいいけど、
もっと必要性のある資格を取る必要があるんじゃない?

自動二輪の免許でも取ろうかと
本気で思い始めた10月の始めです。






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