食人社会においては、男性器はチン重され、やたら手の込んだ料理をされたのちにその社会のエリートに供されるが、女性器は穢れたものとして廃棄されるのが通常である。このことからもやはり男性の方が女性よりもエライということが(以下略)
マジメなジェンダー論の最中にこういうトンでも系の論理引っ張ってきて議論を引っかきまわしたくなりますな。いやすずきみるくは男でも女でもなくダメ人間なんですが。
少し読みたい本があったんで本屋にいって探し回ったわけです。だけどなかなか見つからなくって、そうしたら妙にひきつけられるものが沢山あったわけです。
「チェ・ゲバラの足跡」 うーん・・・いいなあ・・・。チェの写真がふんだんに使われている伝記。正直すげえ欲しくなった。そうか、チェはODの軍服を本当にいつも着ていたのか。よしオイラもヒゲをはやしてゲバラになろうとか思ったり思わなかったり。
「ストリップ芸大全」 ・・・ったくしょうがないですね。みるくさんは。まあ、みるくさんですからね。ハイ。いろんなストリップの芸を方ッ端から紹介してくれてました。いやあ、なんつーかヴィヴァ花電車。やっぱおまんこは偉大だなあ。貯金箱やりてえ。つーか明日はストリップいこうストリップ。
「食人大全」 つかみの文の元ネタですな。お皿のうえにドカッとカットされてこんがりローストされたお尻が乗っている表紙絵があまりにもキャッチィだったのでついついパラパラ読み。たしかにカニバリズムも全くの悪じゃないだろうけど、オイラにとってはさすがに抵抗大きいなあ。つーか日本人には食人という発想はなかなかきついのではないかと。もし食えといわれたら足とか普通の肉は我慢して飲み込めても、モツはむりだろうなあ。目玉とか脳味噌とかの顔パーツはもっとキツイだろうなあ。いかん自分で言って気持ちわるくなってきた。
「死刑大全」 上の食人と同じひとが著者です。この著者もどうしたもんかと・・・。いやしかし電気イスをつくったのがトーマス・エジソンだってのはびっくりです。しかも、エジソンがそれを作った理由がまたスゴイ。当時エジソンの会社の商品は直流の電気をうってたんですが、ライバル社の交流電気の方が人気が出てきてシェアをとられかけてたのです。そこでエジソンは交流電気は危険だといい始めて、そのトークで、「このように(危険な)直流の電気は、死刑囚を瞬時に殺害するのにもピッタリです。」とかほざいちゃったわけです。そうしたらそれを聞いたエライさんが、「ぜひとも電気をつかった最先端の苦痛の少ない死刑を実用化してくれ。」となってエジソンが電気イスをつくることになったわけですね。なんかとことんアメリカチックなお話やなあ。こういうことを子供向けの伝記にも是非書いてほしいですなあ。電気イスのPRのために実験で十数匹のオらうータンを殺した・・・とか。エジソンも所詮はアメリカ人だったのね。いや、まあこっちが偶像に仕立て上げただけなんだが。
てな感じでアレな本ばっか立ち読みして、目指す本はゲットできずじまい。ちくしょう。明日はストリップで紀伊国屋じゃ。うむ、決定。
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