精彩を欠く世の中じゃ息をするのも苦しくて只夢中に憬れていた愛されていた偽りの記憶遠くへ行かないで首輪に繋がれたまま此処から動けないから君はそれを知っているのにどうして笑って去っていけるの?遠くへ行きたいよこの鎖外して欲しい此処から動けなくても君はやっぱり手を下さずにそうして笑って一言呟くだけだ「何処へ行ったってこの空は 此処で見るのと何も変わらない」笑う君がほんの一瞬淋しそうに見えたのは気のせいだった?