何だかゆるめのレトルトカレーに粉寒天を混ぜて「んーん、いいとろみ」とか言いつつ食べてみた衛澤です。味は変わらないヨ!(腹持ちはよくなる)
■「
クリプトン社初の男声
VOCALOID2登場。
「
初音ミク」など女声ばかりがリリースされてきたVOCALOID2シリーズだが、満を持して男声バージョンが登場。VOCALOID1・2シリーズを通しての最高傑作とク社も自信満々。これによりユーザのVOCALOID1→VOCALOID2の移行を促進、VOCALOIDにも完全な世代交代の時期到来か。
(中略)
ク社によるとVOCALOID1シリーズは今期をもって生産を終了、今後はVOCALOID2シリーズの普及に全力を注ぐとの意向。」
というニュース記事を読む。
いつか訪れると思っていた時が、とうとう来たのだ。予め判っていたことであっても、それでも寂しいなあ。これから兄さんやめーちゃんは少しずつ忘れ去られていき、VOCALOID1なんてものがあったことすら知らない若者がやがて現れるんだ……。
という夢を見ました。
とっても寂しい気持ちで半泣き気味に目覚めました。段落冒頭の鉤括弧内の文章は、勿論架空の内容です。私が勝手に見てしまった、貘が食べ損ねちゃったんだろう厭な夢です。
すんごく寂しい気持ちのまま身支度をして、寂しい気持ちのまま出掛けました。
■隔週金曜日は持病のための定期通院日です。本日もその日に当たっていましたので朝から出掛けます。診療開始時間に間に合うように出掛け、診察券を提出し、その場で待ち人数を聞きます。朝一番に受付して貰っても、大抵十数人待ちになります。今日は一二人待ちでした。時間にすると一時間〜一時間半くらいの目算です。
そして、月二回の定期通院日のうち一方の日は調髪の日に当てています。かかりつけ病院から近い場所にある理髪店に、病院の待ち時間の間に行きます。
その道中に、JRの駅があります。
JRの駅に並ぶ数本のプラットホームのうち、一番外側の一本はJRではなく、
地元のローカル線が利用しています。終点の駅にネコの「たま駅長」がいることでちょっと有名になった鉄道です。
このローカル線には普通の車両も走っていますが、かわいい意匠の車両を沢山走らせています。ワインレッドの車体におもちゃを沢山積んでいる「おもちゃ電車」、たま駅長のイラストでラッピングされた「たま電車」、そして白地に赤いいちご模様がかわいい「いちご電車」です。
普通の車両よりラッピング車両が走っている率の方が高くて地元民にはあまりめずらしくなかったりもしますが、路傍から偶然見掛けるいちご電車にはやっぱり目を引かれます。
この写真は遠くてあんまりいちごっぽく見えませんね。残念。
■運動不足のせいか持病のせいか内科的異常のためかいまひとつ原因がはっきりしないのですが、ここ暫く起き抜けからずっと身体に怠さがあって、ときに怠さのあまりにメンタリティがぐっと下がってしまうことがあります。
それに重ねて前々段でお話ししましたように夢見がよろしくありませんで、ぐったりへこんでおりました。しかし、病院に出掛けるときには必ず携行する「病院の待ち時間を持て余さず過ごせる道具一式」を詰めた肩掛け鞄からiPodを取り出しまして、好みの音楽でも聴きましょうとスイッチON。
流れてきたのは、「
wanderer」。
郷愁を誘う旋律。やさしく、かつ凛とした歌声。聴くうちに何だか胸一杯になりつつも気持ちが高まってきます。音楽をともに歩きながら見上げる秋の空は高く、秋晴れの陽光よりも輝いて見えます。すごい。すごいなあ。有難う。
―――あなたの音楽は、今日も世界の何処かで見知らぬ誰かを元気にしています。どうかこのことを矜ってください。そして、ほんとうに有難う。
■「
コンドル」を聴いていてときどき―――意識がメインヴォーカルよりもコーラスに向かうとき、低い確率ではありますが、旧い旧い
クリネックスティシューのCMを思い出すことがあります。オフヴォーカルを聴くと特に。
「似ている」とかではなく、ただ何となく意識の外から思い出されるのです。
私がこのCMをよく見たのは小学生の頃、毎日曜日の午後一〇時台の番組を見ている最中だったと記憶しています。まだテレビが「一家に一台」だった時代です。いまでは「怖いCM」として一部で有名なCMですが、当時の私どもには「怖い」という意識などはまるでなく。
いわゆる「茶の間」で親や姉たちと一緒にテレビを見ているときにこのCMが流れまして、私の家族もやはりこのCMを「奇妙な」ものとして捉えていたようで、しかし誰一人怖がってはいなかったのです。
CMがはじまるや、私の家族たちはそれぞれに「いぇ〜いぇ〜いぇ〜」とCMに負けじと高音で歌いはじめました。私にとっては「怖いCM」ではなく「(見ている人が)歌うCM」だったのです。
合唱ではなく、てんで勝手に歌うのです。傍目に見たらCMよりこの家族の方が怖いんじゃないかといまになって思います。ラストの「ぴゃっ!」まできちんと……というか「ぴゃっ!」こそが気合いの入れどころで、如何にキレよく高音を跳ねて切り上げるかに家族のそれぞれが挑戦していたように思います。そして「ぴゃっ!」とは発音していませんでした。文字にできないような発音で、聞こえた通りに。
非常に残念なことではありますが、当時の私は何故か常識人ぶっていて歌ってはいませんでした。いまの私は一人で仕事中に突然
ホーミーの練習をはじめたりするような人なんですが。
■いよいよ
Twitterがおもしろいです。何かの役に立つとか、情報が豊かだとか、そういうことは(私は)あまり感じないのですが、愉しいです。言うなれば、バンドの広いラジオをオートチューニングで聴いているような。
Tweenというツールを使えば自動的に新しい呟きを受信してくれて、いろんな人のいろんな呟きを逐次聞くことができます。とても仲のいい仲間同士でTwitterを介して会話するというチャットのような使い方もできるようですが、私は見えざる第三者として他人さまの声を聞くのが愉しいです。ラジオと言うよりアマチュア無線のワッチに近いのかもしれません。
おもしろいユーザもいます。
recipetterさん(bot)宛てに食材名を呟くと(たとえば「@recipetter もやし」とか)、その食材をつかった料理を
クックパッドで調べてレシピを返信してくれます。
スポーツマンで冒険家の
ガチャピンさんもTwitterを利用していて、ブログの更新情報を教えてくれます。今日なんて
ガチャピンさんとムックさんの入浴シーンなんて御宝画像が拝めたりして、むっはむはーであります。