| 2001年11月05日(月) |
野球狂の詩�◆仝�式ボール・プレゼントの「文化的意義」 |
前回に引き続き、プロ野球「マスターズリーグ」について。 このリーグ、現役のリーグと違う所がいくつもある。まず球場の雰囲気。私設応援団がいないので鳴り物の音は聞こえず、球音や時には観客のユーモラスなヤジがよく聞こえる。もちろんプレーの度に沸く歓声は、長らく忘れていたものだ。また、高齢の選手に配慮し、DHに限っては特別代走を何度でも送れるとか、30代の選手はフィールドに同時に3人までといった独特のルールもある。 何より、スタンドに入ったファウルボールが持ち帰り自由なのが嬉しい。私はプロ野球の公式ボールが多くのファンの家にあるという事は、野球という文化の普及のためにとても重要なことだと思っている。ボールの重さや硬さ、手触りなどが想像力をかきたててくれるからだ。「こんな硬い球が150キロで飛んできたら怖いだろうな」とか「こんな重い球を外野からダイレクトに投げ返すのか」とか…スタンドやテレビの前にただ座っていては感じることのできない「凄さ」が、ボール一つから実感できる。一度キャッチボールでもやってみればテキメンだ。 「現役の」リーグでも、これは是非実行してもらいたい。
世界一決定戦(11/5)
大リーグのナンバーワンチームを決めるのが、なぜ「ワールド」シリーズなんだ、と(日本の)プロ野球が好きだった子供時代の私は不満だった。しかし今年のシリーズは、「世界一決定戦」の名に相応しいものだった。 逆転に次ぐ逆転、立て続けの劇的ホームラン、そして7戦目の今日は両先発の息詰まる投手戦、そしてシーソーゲーム。まさに片時も目を離せない展開だった。 グラウンド上の選手達からは「プライド」という名のオーラが発散されていた。集中力が、いくつもの名場面を生んだ。どの選手も皆、カッコよかった。今年の野球シーズンの終わりは最高だった。
金炳賢(キム・ビョンヒョン)は今日は投げなかった。世界一に沸くチームの中、一人くすぶる思いを抱いているだろう。ならば来年もう一度、今度はイチロー・佐々木のいるマリナーズと名勝負を見せて欲しい。うん、これは来季への楽しみに取っておこう…。
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