■多事散文■
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2002年04月02日(火) それはカンチガイいつもカンチガイ

うちの親父さまは味にうるさい。と思っておりました。
何か食べる毎にどこの刺身はうまいとか不味いとか、○○は何とかに限るとか。
同じ物を食べてる私には大差ない味に感じるのですが、親父さまが言うのならそういうもんかもしれん。と思っておりました。

が、そんな考えを根底から覆す事件が!(大袈裟な)

ある日夕飯を食べ終えた親父さま。
茶わんを見ると少しご飯が残ってる模様。
麦茶でかるくお茶漬けにしようと考えたらしい。

父「麦茶は?無いんか?」
母「さっきので飲んでしもたわー、新しいの沸かしてへんし。」
父「ええわ、かまへん。」

と、やおら立ち上がり冷蔵庫の方へ。
何をするのかと見守っていると取り出されたそのものは

午後の紅茶 ストレートティー(砂糖入ってマス)

えー!

ごく自然にだばだばとご飯の入った茶わんに紅茶を注ぐ父。

きゃー!

素でがさがさと流し込む父。

私「な、何し、何して、それ、紅茶紅茶それ紅茶」←パニクる。

父「大丈夫や、別に味変わらん



‥‥‥味にうるさい???

‥‥うんにゃ!親父さまあんたそれ味オンチだよ!!!

同じお茶と言えばお茶だけどさー。ミルクティーじゃなくてまだましか。


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