‖ ひびひより日記 ‖
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2009年07月06日(月) LILIES病

んー、なんだか、もっと見たくて…
DVDを見てしまいました。今度は、ROUGE版。
ふなみんのビロドーと曽世さんの伯爵夫人が見たくて…。

ナンなんでしょうね〜。
この前も公演前にBLANC版を見ていたんだけど、ちゃんと全部見ているし、かってに引き込まれて見ています。
こんなに好きだったのか?LILIESが!っていうくらい(笑)

大抵、見た舞台だとDVDって、そんなに全篇全部見なおすことが、ありません。
好きなシーンを見直すことがあってもね。
正直、LILIESもDVDを買ったあとに見直してませんでしたから。
公演前に1度、ちゃんと見たのが、初めてだったから(笑)
そこで、甲斐リディアンヌと奥田ビロドーに持って行かれたちゃって、
突然、これは、シモンとヴァリエだけの愛の話じゃないことに改めて気づかされたのでした。

本当は、今やっている公演をもっと見たいんだけど、神戸の3ステで、終わりなのが悲しい〜。
まだ、2週先だし。

DVDは、紀伊國屋ホールだったから、私が見たドラマシティとは、舞台の大きさも違っているし、
なんだか、ちょっと印象も違っていた(DVDなのに、皆さんが若干台詞を噛んでいたしなあ)
やはり、6年も立っているし、演出も若干違っているのが興味深かったですね。

屋根裏部屋で最後にシモンがビロドーに対して
「いやだ。ビロドー絶対にな」って、冷たくも静かに言う言い方がすっごく好きなんですが、
2003年版は、かなりきつくいい放っていた台詞だったんですが、
はじめて、スルスの大ちゃんシモンの静かな言い方を聞いたときには、ちょっとブリザードが吹雪きました。

その前からのふりでも「おまえは、友だちだよ。ビロドー」って微笑みながら、優しくいいながらも、
決定的な台詞を冷たくかけるんですから、
ひゃあ〜って感じです。
だって、ビロドーは、その言葉に、嬉しそうに「しないの?聖者の小さなキスを」って
ねだるンですからね。

もうずーとこの調子で静かに言い放って欲しいんですが、
3回目に見た時は、「絶対にな」の語尾がきつく変わっておりました。
果たして、神戸では、好きな言い方になっているといいなあ〜。

あっ、追い出すシーンも少し、動きが違っていて、今回のほうが、とっても見やすいです。

そして、伯爵夫人の台詞でもヴァリエと言い合いになったときに
「あなたとは、縁を切ります。卑怯者!あなたは、卑怯者よ。お父様と同じだわ」って
絶叫するように言うのが、伯爵夫人が決して、気が狂っているわけではないことが見られるシーンだったんですが、
この言い方も2003年は、静かにっていうか、絶叫っていう感じでは、ありませんでしたね。

激しく言い放ったあとを唐突にゴマかすっていうのが結構メリハリが付いていて、
全てを知りながらも演じてるんだなとわかるシーンでもあります。

あとは、全般的に微妙なことなんだけど、きっと、動きっていうか動線が今回は、すっごくスムーズな気がします。

見比べるとすっごく違いがわかる。

また、この調子だとBLANCをまた、見てしまうかも知れない…。

本当にチーム事にカラーが見事に違うなって、DVDを見ても今回の3チームを見ても
思うので見るのは、楽しみなんですけどね。
でも客演が半分をしめているスルスがバランスよくって、好きなんだよな。まあ、大ちゃんがシモンだということもあるけど、
以外にも村上君のヴァリエが可愛いことや、最強の美女のニイロのリディアンヌ。
奥田君のビロドーも卑怯さがあふれていて、いい感じです(自分で、わけもわからず、シモンに惹かれているのが)
そして、カサノボーさんの伯爵夫人が声のメリハリもいいんだけど、なぜか、強くて、貴族としても矜持が感じられます。
ご本人もいっていたけど、村上君と親子っていってもいいくらい、似ているし(笑)
なんといっても歌を口ずさみながら踊るシーンは、さすがでございます!!

そして、ROUGE版をみて思ったこと、いい具合に重松さんも河内さんも年を取ったなあって。
当たり前だけど、2003年は、若いんだもん。
今回の枯れ具合が、絶妙だったりするわ。

ああ、もっと見たいなあ〜。
今回のもどっかで見れないのかなあ〜。映像として、見たいなあ。


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