‖ ひびひより日記 ‖
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2009年07月08日(水) |
NINAGAWA十二夜 |
席が5列目とメールで連絡を受けていたんだけど なんと!2階席でした…
冷静なもう1人の友人が「2階席やで」と言ってくれたから、恥をかかずにすみましたわ。
さてさて、十二夜です。 ごっつい、わかりやすい話だった。(なのにイヤホーンガイドもあった) ごっつい、豪華で、キレイなセットでした!! 歌舞伎の平坦なセットじゃないところがNINAGAWAなのかも… 冒頭の桜とラストシーンの百合の庭がビューティフルでございました。
そして、みながら、ライフのキャストは、誰が誰をやるんだったかと思ったりして。 話を知らなかったから、主役のヴィオラぐらいしか、覚えてなかったんだけど、それも勘違いしていた(笑) まあ、大ちゃんがでないとそんなものなのか〜。 友人のほうが、軽く覚えていたのは、さすが。 担当が出ると出ないとの差だね。
帰ってからキャスト表をみて、なるほどなあと思ってました。 あっ、歌舞伎仕様だったので、イメージは、ちょっと違うかと思うけど、 まあ、ほぼキャラ設定などは、納得しておりました。
NINAGAWAさんのも歌や、音楽もあったんで、ああ、音楽劇になるのも納得かな。
で、一番の心配は、青木くんのサー・アンドルーだわ!! 歌舞伎版では、すっごく滑稽な役柄だったんですが…どんな風になるんだか…←むちゃ、個性的です。
お話は、双子話ってことで、「間違いの喜劇」みたいだったかな。 そういや、こちらも野村万斎さんが、狂言で「間違いの狂言」で、やっておりました。
話戻って、お芝居ですが、 菊ノ介さんは、TVで、蜷川さんの芝居で、1度みて、髪をおろした公家の亡霊役で、みたのが たぶん初めてで、声のいい人だなという印象がありました。
今回は、双子の兄妹と妹が化ける小姓姿の3役だったんですが、 どちらも美しかったです。 この早替わりが、みどころのひとつなんだけど、どうなったているんだか、 姫さんと若武者だからな。
ライフでは、双子の兄が別キャストと存在しているんだけど… 山本&奥田なんて、どこが双子なんだか!! マツシン&セッキーもだけどね。(親子から今度は、兄妹)
あと亀治郎さんのマー(マライヤ)という腰元が、すっごく面白くて、 なかなかユニークな女性像でした。 それを石飛さんと林さんか〜、ああ、面白そうやなあと納得。
曽世さんのオーシーノも納得の二枚目さんだし。 遊ばれるマルヴォーリオ(歌舞伎では、菊五郎さんが、本当にバカっぽく演じていて…マジ、キモかった) の岳大さんも…どんな風になるんだか、楽しみでございます。
とりあえず、本も買ったから、読んでおくけどね。 まあ、読まなくても付いていけると思われます。
今日の松竹座は、舞妓さんの団体さんがきており、華やかでした。 鯉ののぼりのだらりの帯を締めていた子がいたよ。 そして、舞妓さんたちの雨コートが、ちょっとアンティックな柄もんで、変わっていたなあ。
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