‖ ひびひより日記 ‖
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2009年12月18日(金) 萩尾望都原画展

原画展とパンジーメイズを1日めいっぱい、楽しんできました。

まずは、萩尾望都原画展。
初日の午前中だったせいか、すっごい人でした。で、物販も列が長々〜。
マチソワの間にも行ったのですが、その時は、空いており、じっくり見ることができました。

いや〜、楽しかった♪
さすがに展示物の量もすごかったです。これまでは、ちょこちょこと原画などは、見たことは、あったんだけど
(手塚美術館で、「残酷な〜」とか、京都の小学校跡地のマンガ図書館?での特別展の少女マンガ展とか)
その量たるものやら…
とくに、カラー原稿のきれいなこと!!
なんで、こんな色やら、線やら、描けるのだろうと、今更ながらに思う…。

もっとも昔の作品のほうが記憶も鮮明(笑)
「ビアンカ」で、ビアンカの踊る姿がうまく描けなくて、何度も書き直したというのを
どっかで、読んだことがあったんだけど、
その習作の展示もされていたし、
短編では、好きな話のひとつの「小夜の縫うゆかた」もあったり、
もちろん「とっても幸せモトちゃん」での番外篇で、あのエロガーがでているページが全ページ展示。
「半神」も16Pなので、全ページの展示。
しかも生原稿ですもんね〜。
「ポーの一族」も大好きな「小鳥の巣」の表紙もあったし、「ランプトンは語る」のランプトンのポーズをとっているエドガーも好き。
バラの花を抱えているエドガーも好きやったなあ(笑)

で、カラーイラストが本当に懐かしくも美しい。(展示物の古いものは、ほぼ切抜きで持っています…)
一番のお気に入りがバレンタインカードだったエドガーとアランのモスグリーン系の肖像写真風なもの。
だからなのか、限定版画(40周年ってことで、40の限定)にもあったけど、額装が立派過ぎて買えません。
でも42000円の「訪問者」は、買ってしまいました。
「メッシュ」のパステルも「ポーシリーズ」のキャスト勢ぞろいのもの、良かったんだけどね。
やっぱり、思い出深い「訪問者」のオスカーを取りました(笑)
送料サービスで、1月下旬の送りだそうな。(あっ。「美しき背徳」DVDもくるな)

いやー、「トーマの心臓」連載が終了してからだったけど、
ほんまに号泣した作品でしたから…
連載当時は、ユーリが好きじゃなくて、なんでみんながユーリを好きなのか、ちょっと嫉妬してました(笑)
だって、オスカーが一番かっこよくてステキだったからね。
なので、すっごく直球的に「訪問者」は、こたえました。
ラストのページが印象的だし、そのページに救われたもので…

で、ライフの物販っていうかポストカードセットがございまして、その中にもその好きなシーンのポストカードがあり、
嬉しかったなあ(顔は、光でみえないんだけど、山崎ユーリとチビオスカーの大ちゃん)

そして、萩尾先生が、作品になるのに感化された小物達も可愛いかったなあ、
とくに民族楽器のミニチェアがステキでした。
だから、「銀の三角」は、とっても画がステキです(話は、二度読んで理解できた)
まあ、でも印刷物は、原画に比べると色が悲しいことになってしまいますからね。
新しいイラストの本も買ったのですが、やっぱり、生原稿の色のほうが美しかったなあ。
今の技術でもそれは、なんとかならいものなのか…。

ああ、しかし、懐かしいものばかりでしたね。
私の青春だったから(笑)

さて、Studio Lifeの展示物もステキでした。
私は、センジュでやったLife EXPOには、いけなかったから、とても新鮮でした。
特に、トーマは、紙の小道具がリアルに見れて、面白かったですね。
歴代のマグカップも並んでいたし、今度も新しいの出るといいなあ。

制服が2003年と2006年版があったんですが、ポケットのエンブレムに差だと思うけど、
マフラーで胸ポケットが隠れていて見分けつかないよ〜。
マフラーも2006年は、エンブレムつきだったはずだしな。

そして、初演トーマから2003年までのダイジェスト版が流れるんですが、2003年以外は、サイズがワイド版にあわなくて、肝心の頭部分がブツ切れていて、なんだかなあ…でしたね。
でも及ちゃんのアンテとか、大ちゃんの初舞台の「訪問者」でにワイン売りの男やら(ふなみんの娘役と踊っていた)、高根さんの芳樹チビオスカーをいじめる男など
見れて、なかなか貴重でございました。
初演のころの山崎さんのユーリもすっごくステキだったなあ、若いってこともあるんだけどね。
きっと、このスペースで、トークショーやるんじゃないかなあって、思うんですけど、どうかな?
別スペースでするのかしらね。

初日は、三上くんがチラシを持ってたたずんでいました。
翌日は、奥田くんだったそうです。

原画展で展示されているカラー原稿は、本当に素敵なものばかりですが、唯一、チラシの絵のエドガーって、唯一好きじゃないかな…
まあ、色的に赤だからインパクトあるかも知れないけどね。

物販で買った「夢見るビーズ物語」というコミックエッセイが、すっごく面白くて、速攻、読み切ってしまいました。
そして、手に入れられなかった大ちゃんたちの写真。
萩尾先生が作ったビーズを漬けた写真が見れて、嬉しかったです。
そして、中に、オスカーの十字架と名がついているビーズ作品の作り方まで載っていて、
是非とも作りたいという気にさせられました。
(案外十字架は、難しい…)

あと、もう1冊、エッセイ本があったんだけど、文庫もでていたけど、
これは、持って入るような気がして、買いませんでした。
でもタイトルは、違うような気がするんだよなあ。
まあ、本は、あとからでも買えるから、いいんだけどね。
勢いがないと大人買いは、できませんから。
「ポーの一族」のCDもいつでも買えると思って、一番欲しかった「小鳥の巣」もやっと買ったしね(笑)

惜しむらくは、期間をあけて、ゆっくりと記憶に残しておきたいなって、思う。

うーん、大阪でもやりませんかね。




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