‖ ひびひより日記 ‖
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東京が終わってしまいましたね…。 終わる事は、寂しいですが、それもある種の区切りです。 名古屋、仙台とかの残っていますが、次ぎまた3年後にこの公演があることをまた楽しみに。
今回は、「訪問者」との連鎖ということがこんなにも「トーマの心臓」に深みが加わっていくとは、思いもよらずでした。 2001年(大阪初ライフ)、2003年、2006年と見ているんですが、初めて、うるうるときてしまいました。 しみじみと胸を打つ感動は、いつも受けるのですが、 今回「訪問者」のチビオスカーが自然に「トーマ」のオスカーにリンクするせいなのかも。
今回の楽日遠征で、やっとGチームのトーマを観劇。 Bチームとのカラーの違いをさまざまと感じられました。
っていうか、ベテランチームの安定感のすごさに改めて驚きました。 芳樹さんのユーリは、今回のが一番好きかも知れない。 おもっ苦しいイメージがいつもあったんですが(苦しみのベクトルがすっごく大きいなものを感じるんで) こんなにも優しげになっているとは… 2006年のレポを読み直して見たら、2006年も優しくなっていると書いていたけど、 そのときよりも、もっと柔和で、静かなイメージ。 ヘアスタイルも原作のイメージに近いせいか…若い…。 あの若さは、なんなんでしょうね(笑)←化け物的に
そして、曽世オスカーのぶれない演技。もう絶妙な台詞の間合いがすごいです。 この二人は、何度も同じ役をやっているので、みているほうもある種、お決まりのように安心して見ていられます。 そして、5人組みもリーベが仲原くんだし、ジュニ9たちも作品的には、はじめてでも舞台を踏んできているので 新鮮だけど、安定感はあるんで。 上級生のお茶会雰囲気もね(笑)すっごく、なごんでます。 Bチームは、フレッシュくん一人が、声はいいけど台詞が硬い感じは、いなめなかったけどね(場数を踏めば、なれること)
だからこそ、Bチームが、新鮮で面白いです。 青木ユーリの硬質な壁も、少年らしい潔癖さの危うい感じがするし、 大ちゃんのオスカーもすっごく明るくて、チビオスカーがもっている素直な子供らしい雰囲気にあふれていて、大好きです。
じつは、ファンだからこその細かい言い回しとかにきゅんきゅんくるんですけどね(笑)
もうすべてが大ちゃんのオスカーだよな〜って。 そう感じられた初見は、すっごく嬉しかったです。 すごい人の影が見えるかと内心、ちょっと思っていたのが、大丈夫だったし、むしろチビオスカーの気持ちがリンクされているのが ストレートに伝わってきたオスカーだったので。
今回の遠征観劇順 B→G→G→訪問者→B
完成度でいえば、Gチームなんだろうけど、楽しみ度は、Bチーム。 次回の公演では、どう変化するのか、楽しみだったりします。
楽日のカテコで、印象的だったのは、山崎さんでした。 すっごい、感無量な面持ちで、言葉に上手く出来ない様子でしたが、 きっとこの作品が、どんだけ観客に愛されているんだとか、Studio Lifeがこの作品を続けられている幸せを 感じていたのかもしれないなと、勝手に解釈しておりました。
大ちゃんもやはり「訪問者」で、チビオスカーをやったときに無謀にも大きくなったオスカーをやりたいと思っていたそうで、 それがかなって幸せだったもよう。 それは、私だってずっと願ってましたよ〜。
2006年の時に、正直やって欲しかったんですが、その前の外部公演があったから、トーマに出演すること事態、微妙だったし、 それは、それで大ちゃんのサイフリートが見れたのでは、ある意味貴重でしたけどね。
9年というのは、ちょっと長かったかも知れないけど、 それはその分、誰でもない大ちゃんだけの素敵なオスカーが見れて、私も幸せでした。 大阪がなかったので、東京楽日を取っていて、本当に良かったです。 それに20日マチソワも増やしてしまい、まるまる連休3日間、家をあけてしまいました。 大好きなオスカーを選んでしまいました(笑)
さて、それぞれの楽日カテコですが、 土曜日のGチームは、いたしかたなくもショートカットされてしまいましたが(だって、訪問者のセット展開が待っていたから) 前列の若手が自己紹介のみで終わってしまい、 曽世さんが、リーべ役の仲原くんのトーマは、名古屋、仙台と参加しないので、これが最後のステージでしたと一言加えてくれました。
まあ、まだ訪問者や、B楽が残っているから、これで終わり感は、あまりなく、感謝の言葉でおわりました。 そうそう、ニイロが客席に来ていて、ちょっこと卒業と言う言葉にかけて曽世さんが、触れておりました。
あとは、各都市公演の宣伝しておりましたね。
「訪問者」のカテコは、盛り上がっておりました。 なんか、もう会場の雰囲気が、スタオベでしたね。 東京で、本当にもう最後のステージだったから… 挨拶でもなんだか、高根さんがまじめに語っていたのも新鮮でしたしね。 荒木くんは、頑張って、泣いてなかった?(涙していても壊れずにいたような…)
ヒロインは、誰だ?つながりが面白い挨拶でした。 関戸ヒロイン、青木ニーナが本当だとか、吉田ヘラこそが本物。 山崎さんは、12年前のエンゲリーカが、可愛かったぞ。
そして、「トーマの心臓」Bチーム。 高根さんは、あっさりと〜。奥田サイフリートは、一言「ダンケ!」だったけどね。 まあ、植田君の号泣、壊れぐわいが、なんとも可愛いかったですが。 いや…言いたいことは、伝わりました。 「長い公演もはじめてで、どうなることかと不安もあったけど オスカーにぶたれ続け…でもこの芝居に参加できて、スタジオライフさんと一緒にできて、嬉しかったです…」 と言うような事を泣きながらも、つまづきながらも頑張って、しゃべってくれました。 ときに関西弁が出たりして…年相応なところがやはり、可愛い。
っていうか、ちょっと声が低いんだけど、あの身長は貴重です。 もう大ちゃんのオスカーと並ぶとね、その身長差がたまりません。 頬をぶたれたあと、ぎゅっとオスカーに抱きつくんですが、その身長差がすっごく、いい!! で、結構「振り向いて、オスカー!」という台詞がかなり、胸にせまるようになってきていて、私は、好きでした。 そして、トーマの死のを知った時にも階上でオスカーと振り切るように逃げている場面も 必死さが、たまらなかったりしました。
松本君は、感激なまま、感謝の言葉だったかな〜。シングルなので、やはり、ふらふらになることもあったとか… そりゃあ、喜怒哀楽が、激しいですから、マチソワでトーマの時の大変だろうと思うわ。
で、青木くんですが…すっごく淡々と喋っていたことにビックリでした。 わりにユリスモールのまんまな感じ? いっつも簡潔に済ませるんだけど、押さえた感じにユリスモール役になったことの驚きと戸惑いながら、 まだまだ、なりきれていないと言うジレンマを感じているようでした。
でもね、青木くんの「僕には、翼がないっ!」って、言う場面では、なんだか、ぐっと込みあげてくるものがありました。
そして、大ちゃん。 さっきも書いたんですが…ああ、大ちゃんが、最後に(主宰がラストだけどね)挨拶する姿なんて…なんて、新鮮。 でもちゃんと挨拶してました! 「訪問者」で、ちびオスカーを演じたことが大ちゃんオスカーの財産になっているし、9年かかったとしても オスカーを演じられて、それを見届けることができた私は、本当に幸せでした。
それになんかね、このチームの楽日の演技が一番いいように思われました。 収録日は、噛む人が、あちこちいたみたいだったようなので… まじ、2回撮りで良かったわ。 っていうか、大ちゃんのオスカーの髪型も楽日が一番、しっくりしてました。 青木ユーリは…なんかね、癖つけなくてもいいのになあ〜って思う。 というのも収録日が…ふたりとも巻きがきつくて、盛り上がっているような髪型だったんだもの。 大ちゃんは、2幕になると落ち着いてきたようだったけどね。
トーマ東京楽日でもスタオベありがとうございました。
いやー、本当にいい公演をみれました。無理して行ったかいがありました。 帰りもどこか、目頭が熱いまんま、 別にうるうるだけで、涙ぼろぼろ状態では、なかったんだけど、ずっと目の奥が… ジーンとした状態のまま帰宅したのでした。
うーん、また、2日間かけての日記になってしまいました。
後で必ず、感想文書きますよ。 名古屋後には。
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