はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2010年07月20日(火) お母さん、泣かないで

お泊り保育しています。

今日、明日と、年長児のお泊り保育です。
卒園後の
思い出ナンバーワンといってもいい
ビックイベントです。

なにより、子供達が
仲間と泊まるということが
一番楽しいようです。

もちろん、思い出の上位は
肝試しですが・・・!

さて、子供達は
しっかりやっています。
今回のお泊り保育の目的も
自分の事は自分ですること。

そうは言っても
あちこち忘れたり
先生の話を聞いていなかったり
と言うこともありますが、
自分でやれると言う自信が
子ども達の中から
満ち溢れています。

本当に今は
子供にとっていきづらい世の中かも。
過保護過干渉の環境。
そうしようと思わなくても
大人の数に対して
子供が少なすぎる。

やってみたくても
先取りされてしまって
子供の一番大切な
「生き方」を開拓することが
できなくなっています。

だからこそ、お泊り保育のように
自分でやろうということは
子供にとっては大変ワクワクする環境です。

逆に
家でまっているお母さん達は
ドキドキはらはらしているのではありませんか?

うまくやっているかな?
寂しくないかな?
お母さん!と泣いていないかな?
考えると、小さい頃からのことも思い出したりして
思わず涙がこぼれているかも。
・・・・子供達は
グーグー寝ています!
楽しくて、疲れて、泣くどころではありません。

こうして、
子供は親離れしていくのですね。
親も
そうそうに
子離れする準備をしなくては。

親離れできると言うことは
それだけ、
大切な時期に
沢山の愛情を注いだ証拠。

私の子育ても
一つ次のステージにすすんだんだなと
嬉しく思いたいですね。

でもね、
特に母親なら
いつまでも、子供は子供
心配したり、かまったりしたいものでしょうか。

お母さん、泣かないで。
子供はまた一つ
大人になっています。

子供が寝静まると
先生は、今日の出来事をプリントにしたり
子供の様子を伝える手紙を書いたり
まだ、夜は終わりません。

でも、目はもうしょぼしょぼ・・・・
明日は、先生もお疲れ様!で
無事に終了したいと思います。

眠気いっぱいの事務室から

副園長 松橋でした。


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