はなこせんせいの日記
教育の現場の様子と気付いたことを折々の出来事に載せて綴ります。

2010年09月11日(土) ランチを終えて

親子登園教室「ほっとクラブ」を始めて
5ヵ月がすぎました。
今では、登録19組。
先日は9組の方がきて、
親子ですので兄弟いれて20名ほど、和気藹々と楽しみました。

この場で知り合って
仲良くなったかたと、時間を忘れて語り合う方。
子供同士遊ばせながら
子供も、親も仲良くなっている方。
先生とじっくり子育ての悩みを話す方。
いろんな方が利用しています。

そして、今回初めて
ワンコインランチを限定3組ですが行いました。
幼稚園自慢の給食を召し上がっていただこうと言う企画です。

予約はすぐにいっぱいになり、
お断りした方、申し訳ありませんでした。
次回、また、申し込んでくださいね。

ご飯を食べた方から
感想がメールで届きました。
内容は
「ご飯のおいしさはもちろん、もっと感動したことは
子供達にこんなに手間と愛情をかけた料理を
毎日提供してくれていること。
百石幼稚園がもっと好きになりました」
(短く要約しています)

特に、給食の先生は
励みになる!!また、がんばります!と
喜んでいました。

百石幼稚園の給食は
地元の食材の使用を心がけ
添加物は極力排除し
出来合いのものは使わず
手作りに徹しています。

当たり前だと思われますか??

自分の食卓を振り返っても
冷凍物をつかったり
出来合いのものを使ったりすることもありますよね。
それが、大量に作られる給食の現場では
時間を短縮したり
手間を省くために
当たり前に使われています。
添加物だって
出汁一つとっても
さらさらと入れればうまみが増す
便利なものがあって、おまけに安い。
使っているのが
当たり前なのかも知れません。

でもでも
百石幼稚園は
家庭の手作りご飯の愛情と安全性にこだわって
手間をかけ、材料費もかけて
おいしく作っているのです。
だって、わが子が毎日口にする料理ですから。
料理は体を作るのです。
健康な体を作るためにも
安心安全かつおいしい料理は欠かせません。
それも、
質の高い教育の一環だと
考えているのです。

子供達にとっては
当たり前の給食風景。
「先生お変わりいってきま〜す」
「わ、がんばって食べたね」
「このメニュー大好き!」

自園で行う給食だからこそできる
子ども達との大切な時間です。

幼稚園で考えれば
自園給食をしているところは
全国の幼稚園でもわずか
18%!!!!!
その中でも
こわだっているのです。

保育園は給食があるのが当たり前ですが
保育園の給食にだって
負けない自身があります。
(あちらは、材料費も人件費も幼稚園とは桁が違います。うらやまし〜)

外遊びでお腹ペコペコの子供達が
おいしい給食を心待ちにしている。
いただきます!と元気な挨拶
おかわり!の声
パワーを充電して
また午後の活動に出発!

そんな毎日を支えている
おいしい給食の裏側の努力を
感じていただけて
すごく嬉しかったです。

次は10月中に一度の予定。
親子登園教室のかた限定で申し訳ありません。
保護者の方は
お誕生会のときに
少しだけですが試食していただいています。

私も
この給食を当てにして毎日過ごしています。

副園長 松橋でした。


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