のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2001年12月04日(火) こんな季節には

 今日は久しぶりの雨降りでしたね。
 ぼんやり聴くとは無しに聴いている営業車のラジオからはお天気おねえさんが三週間振りの雨だということを言っていたようないないような。吐く息も白く残り、気温も本格的に下がってきて、“12月下旬の陽気”だって。ふん、俺にはカンケーないよ。毎日が最低気温、だから。
 仕事から帰宅するとシャワーを浴びるが、こう毎日寒いとゆっくり湯船に浸かりたくなる。“温泉の素”かなんかを入れて、ゆっくり肩まで浸かって週刊ベールボールを読む、というのが至福。
“温泉の素”で忘れられないのが、昔、友人が淡路島への旅行から帰ってきたときに土産に貰った“温泉の素”が俺の中の“温泉の素ランキング第一位”の座を長年揺るぎないものにしている。コイツを湯船に入れて、じっとりと額に汗が浮かぶくらいに浸かっていると本当に体の芯まで暖まる。ベッドに入ると冷たいはずの足のつま先などがぽかぽかしているから不思議だ。
 炬燵に入って、スタバのマグカップで飲むインスタントコーヒーがこれまたあったかくてシアワセだ。
 余談だけれど、結婚してからというもの、自分でインスタントコーヒーをいれるとコレがちょっと美味しくない。独身で実家にいたとき程は自分でコーヒーをいれなくなってしまって、自分好みのインスタントコーヒーの量を忘れてしまったからだろうか。 今は大抵ツマが作ってくれて、俺の好みもツマが分かってきてくれているので、最近は「コーヒーが飲みたいなあ」と甘えることにしている。
 あったかい、といえば、最近“お茶漬け”が食べたくなる。先週末の社員旅行で土産に買ってきたイカの塩辛が予想以上に旨くてツマにも好評だった。これで軽くお茶漬けにしてさささっと流し込むと、コレがまたしみじみと旨い。
 となるとやはり“冬のあったか旨いもの”と言ったらやはり湯豆腐だろう。個人的には昆布ダシ、具は絹ごし豆腐に鶏のモモ肉、ちょっとの白菜があればそれでいい。食道を焼け尽くすくらいにあつあつの絹ごし豆腐をはふはふ言いながら食べるのが旨いのだ。
 冬のあったかさは、シアワセのひとつの形ですな。


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