2003年08月08日(金) |
充実の新幹線移動、再び |
はいはい、ごめんなさい。また新幹線の中ですよ。 二泊三日の出張を終え、猛烈な勢力で迫りくる台風から尻尾を巻いて逃げるように、俺は今東京行きの新幹線の中である。指定席に落ち着く早々、おつまみに買った鶏の唐揚げと缶チューハイをすばやく胃袋に流し込みげ、ほどよくいい気持ちになったところで、このノートパソコンの電源を入れた、という状況である。 この二日間の出張は、俺が以前滋賀での出張生活の中で開店させたお店はその後どーなっておるのか、というあたりを調査する――というのが目的であった。よって、ウチのお店は勿論、その競争相手のコンビニもあれこれ調査しなければならなかったわけだが、強く感じたことがひとつ。
関西はタイガース一色だ。あたりまえだけど。
強かろうが弱かろうが、そういうこととは別次元でも確実にファンに愛される人気球団である阪神タイガースが、今年はどうも調子がいい。そうなってくると、特に関西地区では『阪神タイガース』がいい商売のネタになってくる。コンビニも勿論タイガースを商材のひとつとして捉えていて、関東地区以上にタイガース関連の商品が目白押しだ。スナック菓子やおつまみ類など、節操なしに猛虎マークが付いている。ジャイアンツファンの俺としては、これはもうかなり気分が悪い。 サンガリア、というマイナー飲料メーカーが発売しているのが『タイガース缶コーヒー』。タイガースの中心選手をデザインした缶コーヒーで、俺はこれを熱烈阪神ファンの友人への土産に、と4本購入した。ところが、この缶コーヒーは関東地区のコンビにでも売られているらしく(それを知らなかったのは業界人として恥じている)、友人からは『もちろん集めてます』のメール。やむを得ず、俺は友人への土産にし損ねた、薄くて甘ったるいタイガース缶コーヒーを飲み続けるしかなかった。いま、コレを打ち込んでいる傍らにも赤星選手がデザインされた、缶コーヒーがあるのだから、まったく。 びっくりしたのは新大阪駅。 つい数ヶ月前までは存在しなかったタイガ-スグッズショップが出来ており、あちこちの土産物屋でもこれでもかというくらいはタイガース関連商品が売られていた。 これからはもっともっとタイガースがブーム的に盛り上がってくるのだろうなあ。
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