| 2003年08月18日(月) |
地方都市というものは、やはり |
もはや『いま●●でコレを打っています』レポートになりつつあるのづ随想録ではあるが、今日はどこにいるかということ、愛媛県は松山市。出張ですよ、出張。生まれて初めて愛媛県に足を踏み入れました。四国に来たのも通算二度目ってんだから、俺の人生の中ではかなり縁の薄い土地である。 愛媛県、といわれても、まあせいぜい“みかん”程度しか思い浮かばないのだが、『松山』と聞けば野球ファンなら『松山坊ちゃんスタジアム』がぱっと出てこなければウソだ。『Baseball』を『野球』と訳したのは正岡子規だって、知ってました?
今日は朝からパニック的に忙しく、昼飯もろくに食えなかった。夕方4時半に会社を飛び出して、6時半の全日空に搭乗すべく羽田空港へ。途中、浜松町で降りなきゃならないところを一駅寝過ごしてしまったりして肝を冷やしたが、なんとか松山空港へ降り立つことができました。 中心街の松山市駅にたどり着いたのはまだ9時くらいだったけれど、さすが地方都市、人影はまばらで街は深い眠りについている、といった風情だった。池袋の夜9時なんて、気の触れたような格好をした少年少女たちが大挙して徘徊し奇声を発しているぞ。そんな光景を見慣れいているもんだから、この松山の静かな夜はちょっと拍子抜けしてしまった。 途中、友人とメールのやり取りをしていると、実は松山は駅周辺ではなくすこし離れたあたりに繁華街がある、ということを教えてもらう。彼の会社の同僚が松山の出身らしい。ちょうど夕食をどこで食べようかという時間でもあったので、さっそく松山のオススメスポットを教えてもらう。ちょちょいとメールのやり取りをするだけで、その松山出身の某氏がお勧めする寿司屋にたどり着けた。これは便利だ。とりあえずははずすことのない店に入ることが出来た。
松山は『道後温泉』が有名らしいですね。 俺が泊まっているビジネスホテルは6キロ先の(松山市の中心からたった6キロしか離れていない!)道後温泉からパイプで温泉を引いているらしく、確かに大浴場の湯は温泉にあるようなすこしだけぬめりけのある湯であった。寿司屋で軽く飲んだのだが、体内のアルコールをきれいさっぱり流してしまうくらいゆっくりと長風呂させていただきました。
明日は松山市内で打ち合わせ。で、明日のうちに名古屋に飛ばなければなりません。結構ハードな盆明けである。 まだ夏休みの目処は立たない。
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