のづ随想録 〜風をあつめて〜
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【のづ写日記 ADVANCE】

2003年09月07日(日) 夏休み明けの出張

 先週、突如的に夏休みとなったわけだが、期せずして充実した休みとなったばっかりに、“社会復帰”に時間を要することが予想された。
 月曜日に会社に行ってみると、朝の挨拶もそこそこに部長から呼び出され、俺の休み中の部内のタイヘンだったことを報告され(んなことをいちいち俺に報告する意味がよく分からない)、デスクにはメモやら書類やら誰かの夏休みのお土産やらがどっさりと置かれていて、パソコンを開いてみれば、未読のメールで画面は真っ赤。朝礼が終わった7分後にはもうかなり気分が萎えていた。
「明日の夜から仙台、よろしく」
 どうも俺の休み中に、俺の出張が決まっていたらしい。俺を待ち受ける仕事の山を見上げながら、俺は面倒だけれどちょっと楽しみのある仙台出張を思い描いていた。

 牛タン。

 月曜の夜、残業に適当なところでキリをつけ、出張の準備に入る。WEBであれこれ調べるのは面倒だが楽しい。
 新幹線の時刻表確認、最悪の場合、何時に会社を出れば仙台行きの東北新幹線の最終に間に合うか、ビジネスホテルのチェック、予約の電話、ホテルの周辺地図画像を手持ちのPDAに取り込む。出張に持っていく資料の確認と準備。部内の人に出張中のアレコレをメールで送信。

 そして、牛タン。

 もともと肉好きだが、俺はラムとか馬刺しとか鴨とか、とにかく牛豚鶏系王道肉からやや外れた亜流系肉も好んで食べる。 “牛タン”も勿論その例に漏れず、焼肉を食べに行ったときは必ず初期段階でオーダーされる必須アイテムだ。先般の夏休みでも、夫婦そろって四谷の牛タン専門店「忍(しのぶ)」へ出掛けたばかりだった。
 仙台といえば牛タン。この出張の最重要課題になるのも当然である。
 どれどれ……と舌なめずりをしながらYahoo検索。引っかかった検索結果の中から、仙台のそこそこ有名らしい『利休』という牛タン専門店を探し出す。グルメ系ホームページでの評判も上々である。店舗のホームページへ飛んで行き、地図などをプリントアウト。
 よし、牛タンの……、いや出張の準備は万端だ。


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