のづ随想録 〜風をあつめて〜
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2004年02月02日(月) 温泉三昧、はじまる

 松山出張生活が始まって、約1ヶ月半。
 丁度一年前の今日は滋賀県大津市にいて、マイナス2℃の琵琶湖のそばで寒風に打ち震えていたことだなあ。で、今年は愛媛県か。本部にいる同僚から「来年は北海道ですか」と時々揶揄されるが、これが結構笑えなかったりするから堪らない。
 指折り数えてみたんですよ。昨年一年間で“自宅にいなかった日数”。長期出張に加えて、昨年はあちこち出張することが多かったのでそいつを含めてざっと計算して約21週間。ええっ。ってことは、5ヶ月ですよ5ヶ月。これだけ家を空けていたら、そりゃあツマに「また来てね」と笑顔で送り出される訳だよ(実話)。

 2月末までと延期になった今回の出張生活、以前に比べると多少余裕が生まれてきた感もあり、ここはひとつ休日は休日として確実に楽しんでしまおうと考えている。週休一日、というローテーションはこれまでと変わらないだろうけれど、無理やり一日くらい平日に休暇を取ってもいいんじゃないか、せっかく温泉と文学の街・松山にいるのだから相応に時間を過ごしてもいいんじゃないか、ということだ。

 で、昨日行ってきました。『見奈良天然温泉 利楽』。
 松山市内から車で20分くらい郊外へひた走ったところにある大型温泉施設。また温泉かよ、と思ったかもしれないけれどそれがナニか。
 残りの松山生活を満喫する為に『愛媛の温泉・銭湯 人気の150軒』というガイドブックを購入、厳選に厳選を重ねた上でまず最初に「行かねばならぬ」と拳を握った場所がここ。遅い朝食のビッグマックの後、お昼ちょっと前にはすでに入浴料850円を支払っておりました。
 ここ『利楽』の最大のウリは、その露天風呂の充実しているところ。屋内の大浴場や泡風呂は標準的なサイズで、その分洗い場がすこし狭くなってしまったくらいなのだが、兎に角露天風呂は素晴らしい。
 通常の岩風呂に加え、寝湯(寝そべって入る泡風呂)、歩行湯(緩やかに流れる湯の中をじっくりゆっくり歩く)、打たせ湯(頭上から湯がどどどどと降ってくる)、洞窟湯(屋外に設えられた洞窟がある)、水風呂(言わずもがな)などなどがすべて露天風呂になっているのだ。昨日の松山は2月とは思えないほどの陽気で、寝湯に寝そべっていると日差しが気持ちよくてそのままどこか遠くへ連れて行かれそうな気分だった(実際、露天のベンチで横になっていたら暫く眠りこけてしまったのだが)。
 風呂上りはコーヒー牛乳、ソフトクリーム&日本茶の俺的王道で〆る。
 友人からは『道後温泉には行かないのか』と問われたが、事務所から車でほんのちょっと走ったくらいのところにあるので何時でも行けるやあ、と思ってしまっているのですよ。
 で、来週はちょっと遠方の温泉に行く予定です。“タラソテラピー”って知ってます? 海辺のおだやかな環境のもと、海水や海藻など、さまざまな海の資源を使って、人間の自己治癒力を高めていく自然療法なんだって。なんだかよくわかんないけど、気持ちよさそうなのでココへ行ってみようかな、と。
 温泉三昧、はじまる──。


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