| 2002年03月31日(日) |
O.E.K 第118回定期公演 |
再び隣のおばさんからクラシックコンサートのチケットをいただく。 しかもSS席、申し訳なくて恐縮しっぱなしである。 旅行にでも行ったら、お土産の一つも買ってこねば・・・
プログラム: ・バック・ドラフト(H.ジマー) ・「スター・ウォーズ」よりメインタイトル(J.ウィリアムズ) ・ピンク・パンサー(J.ウィリアムズ風)(H.マンシーニ) ・スター・ウォーズ(H.マンシーニ風)(J.ウィリアムズ) ・「スター・ウォーズ/エピソード�機.侫.鵐肇爛瓮淵后彖閥覆茲蝓�J.ウィリアムズ)
***休憩***
・スクリーン・メドレー(エデンの東〜ひまわり〜タイタニック) ・シンドラーのリスト ・ミュージカル・メドレー(雨に唄えば〜Shall we dance ? 〜一晩中躍り明かそう) ・「南太平洋」メドレー
曲目を見ても分かるとおり、今回はポップスクラシックのコンサート。 ボブ佐久間氏(実物を見たのは初めて)が名古屋フィルを連れてきたので、 地元オーケストラと合わせて計102人の大所帯編成である。 特に面白かったのが、(〜風)と注釈をつけてある二曲。 編曲家ボブ佐久間氏が会場に編曲の力を知らしめるために、 「もし〜が・・・を編曲したら」という仮定でそれぞれ編曲し直したのである。 これがまたびっくりするぐらい、編曲家の曲になるのですなぁ。 (ちょっと意味合いは違うけれど、各ミュージシャンが 誰をアレンジャーに選ぶのかにこだわる理由がよく分かった。) さらに「タイタニック」では、ちょっと不思議な音色が・・・ 構えているのはどう見てもフルーティストなのに、音がフルートじゃない。 結果、フルートの中に特殊膜が仕込んであるらしい。かなり貴重。 また、「シンドラーのリスト」では英国籍のソロヴァイオリニストが、 昨日身罷られた英国皇太后の追悼の意味を込めて切々と歌い上げる。 もともとヴァイオリンの音色は哀愁が漂っているだけに凄まじい。 やっぱり音楽はどれだけ気持を込めるかによって、迫力が違うな。 アンコールはディズニー(星に願いを〜アラジン)と もう1曲軽快なマーチ(ラデッキーじゃないし、双頭の鷲じゃないし・・・失念!) いやぁ、やっぱりオケは迫力があっていい!!
帰り際、20%オフでNIRVANAのアンプラグド盤購入。 コレが弥生最後の買物であった・・・明日からはいよいよ卯月。
靴が欲しいと探しに行ったのに見つからずに断念。 ベーシックな紐靴が欲しいのに、一足もなかった。 うぅん、諦めて別の形にするべきか、探し続けるか。 とりあえず、今日はベージュのスカートを購入。
久々に野球を最初から最後まで真面目に観た。 東京に住む巨人ファンの友人から少なからず影響を受けたため。 弟が高校球児だったので、野球のルールはそこそこ知っているし、 選手の名前を覚えると観ていても愛着が湧くというものである。 しかし、今年の私の注目はやっぱり阪神なのですな。 個人的に星野監督が好きだっていうこともあるし、 打倒巨人をあそこまで明確に打ち出してくる姿勢も面白い。
といっても、別にアンチ巨人なわけではなくて、 どこか一つだけがぶっちぎりで強いという状態が嫌い。
結果:G vs T=1−3で阪神の勝ち。 井川投手、マジですごかったですね(年下ってのがすごい)。 それに9回裏の鬩ぎ合いもかなりスリリング。 やっぱりあれぐらい盛り上がってこそのショービジネスでしょ。 今年1年、スタミナ切れせずに頑張っていただきたいものである。 そして、星野監督のあのスマイルが何度も見れますように。
午前中にGLAYのFC会報が届く。 スペシャルライブの噂ばかりを耳にしていた今日この頃、 「北陸」は新潟PHASEで開催決定・・・そうだよね。 K沢には来ないよね、分かっていたけどね・・・あはは。 ということで、私は日程的にも妥当な「大阪」に申し込むことに決定。 (そもそも限定ライブにおいて、チケが取れるのかどうかが問題か)。
本日の一作: ・『なつのひかり』(江國香織/集英社文庫)
図書館の返却日に気づいたため、一気に読破。 もっと大事に読めばよかったと少し後悔中。 久々に、江國女史の恋愛ではない小説を読んだわけであるが、 非常に不思議な世界を描いているので好き嫌いが分かれるだろう。 だって、やたら生命力と自我の強いヤドカリ「ナポレオン」がでてきたり、 「それ」を探しに気づかずにフランスまで飛んじゃう義姉がでてきたり、 ちょっとだけ浮世離れしている兄が檻に入れられちゃったり、 おまけに、その合間に主人公の挿話が幾つも幾つも挟まってくるので、 とにかく展開がパタパタと変わっていって忙しない。
というか、説明しづらい。 (いくら急いで読んだからといって、上の説明はなんなのだ?)
でも、私としては、江國女史のこういう面も好きなので大丈夫。 なにせ、この御方、一応詩を書いて、絵本も書いている人だし。
***昨日の日記***
いくら何でもやばいんじゃないですって突っ込みたいぐらい眠い。 昨日も結局22:30には就寝、食わず嫌いを見届ける前に陥落。 結局、おすぎとチョナンカン、どっちが勝ったのだろう・・・
昨日の一作: ・「昼下がりの情事」(1957/米)
日曜にNHK教育で放送されていたもの。 いやはや、オードリー、めちゃくちゃ可愛いじゃないですか。 何故、彼女が「銀幕の妖精」と称されるのかがよく分かった。 話だけ聞いて憧れていた大人の男性と偶然にも知り合ってしまって、 あのテこのテで振り向いてもらおうと作戦を練るその表情が、 今でも少しも色褪せない魅力を誇っている。 わざと背伸びをしてコケティッシュに振舞う彼女の悪戯っ子のような笑みに、 心ならずともメロメロにさせられました・・・参ったなぁ。 ストーリーとしては、普通はありえないだろうと思うのだが、 その無理を強引に押し通せてしまう不思議な力がソコにはあった。 あと、オードリーの恋人役ゲーリー・クーパーが引き連れる楽隊が イイ味出してる。4人セットで可愛いぞ!
『バガボンド��』を購入して読む。 あいかわらず流血の多い、迫力のある漫画である。
大学がやけに騒がしいと思いきや、後期合格者の入学受付だったのね。 親子連れだったり、一人だったり、友達とだったり、 ウキウキしながらキャンパスを闊歩している若人達は、 見ているこっちもウキウキしてくるようなパワーがある。
本日の1冊: ・『嫉妬の香り』(辻仁成/小学館)
このタイトルを公共の乗り物の中で読むのはかなり恥かしい気がする。 表紙も黒基調に紫のバラ(だろう)がぼやけてるという いかにも妖しいカンジが其処此処に漂っているので、ますます(苦笑) 辻氏の作品を読むのは『冷静と情熱のあいだ』以来になるのだけれど、 今回もまた希望の光がわずかに差し込んだ物語の締め方になっている。 江國女史がこの作品を書いたら、絶対希望なんてないと思うのに。
キーワードは聴覚と嗅覚、音楽と芳香。 女性が衣服の下、素肌の上に纏う目に見えない天女の羽衣のようなものが、 辻氏曰く「香水」ということになるらしい(気障っぽいけど素敵だ)。 主人公の男性が女性が身体の一部にこっそりと隠した香りを、 ゲームのように探り当てるというシーンがあるけど、リアルだなぁ(笑) 確かに香水は男女を問わず、官能的な気がする。 上品な香りを巧みに扱える人には憧れるかも。
| 2002年03月25日(月) |
『ブリジット・ジョーンズの日記』 |
久しぶりに時間を忘れて勉強する感覚を思い出す。 本当に卒論締め切り間近以来じゃないだろうか・・・ しかし、どうして覚えた端から忘れていくのだろうか。 今日やった“道徳教育”、一ヶ月前にやったはずなのにね(涙)
本日の一作: ・『ブリジット・ジョーンズの日記』(H・フィールディング著&亀井よし子訳/ソニーマガジンズ)
映画とかなり話の内容が変わっているのでびっくりした。 どちらかといえば、小説のほうがやっぱり好きなのかも。 なんといっても、出てくるキャラがどこかキレてる。 特に母キャラは映画よりもずっとキレてて、ある意味スカッとするかも。 ここまで一人称口語体で書かれると、なんだか少女小説を思い出す。 本当は30代のはずのブリジットのはずなのにこのテンションの高さは、 やはり文体から受ける印象が大きく影響しているのだろうか。 (なんとなく、「恋のチカラ」の籐子さんを思い出す)。 男性が読んだらちょっとショックを受けるのかもしれないけれど、 女性側から見れば、「分かるねぇ」と思う場面もしばしば出てくる。 女性でいるというだけで、何かと大変なことは多いのだ。
寒くなったり、暖かくなったり・・・と、 春の天候は一年の中でも最も落ち着きのないもの。 昨日、今日はびっくりするぐらい寒い。 そんな中、今日は遂にMDウォークマンを購入してしまった。 これで通学途中と院生室(一人の時に限る)で音楽を楽しむことができる〜! そのぶん、お財布の中身は気温に負けず劣らず寒くなってしまったけれど。
どうせなので、春に聴きたい音楽を考えてみる。
M-01:「春を愛する人」 by.GLAY M-02:「YELL〜エール〜」 by.Kobukuro M-03:「KYOTO」 by.JUDY AND MARY M-04:「トモダチ」 by.Ketsumeishi M-05:「春にして君を想う」 by.Kenji Ozawa M-06:「桜坂」 by.Masaharu Fukuyama M-07:「空も飛べるはず」 by.Spitz M-08:「桜の時」 by.aiko M-09:「上京物語」by.Sharan-Q M-10:「手紙」 by.Mr.Children
思いついた順に趣味丸出しでピックアップ。 共通点はウキウキしているのにどこか切ないという矛盾点。 もう少し時期を早めれば、「なごり雪」と「サヨナラ」も入る(古いかな)。
| 2002年03月23日(土) |
今月最後の飲みかな? |
今日は母親が結婚式に出席していないので、父親と飲みに行く。 歩いて5分ほどの近所のファミリー居酒屋へ行くことにしたが、 さすがファミリー、今は飲み屋でも子供の量がハンパじゃない。 おまけに、何が楽しいのか、店内を駆け巡っている。 酔ってもいないのにあのハイテンション、子供のバイタリティは侮れない。 1時間半ほどしたら、母から電話。 思ったよりも早く帰ってきたらしいので、店で合流した。 友達と飲むのも楽しいが、家族と飲むのは本当に楽ちんだなぁ。 (勘定の心配がいらない+多少酔ってても大丈夫)
次は来月のお花見ですか。 両親に言ったら、「遊んでばかりの院生室だな」と失笑された。 そうかねぇ・・・かなりおとなしいと思うけれど。
「福山エンジニアリング」を久々に観る。 なんといっても、普段はめったにテレビに出ないゆずの登場。 (先週は何故見逃したのだろうと日記を振り返ったら、 高校時代の先輩から電話があったと書いてある・・・なるほどねぇ) 福山氏含め、三人で「上を向いて歩こう」をカバーしていた。 楽しそうでいいなぁ。 そういや、ゆずの「ユズモア」をいまだに聴いていないや。
本日のBGM:「16 Sixteenth Moon」by.K.Miyazawa
・・・びっくり〜〜・・・ 今、日記を書こうとしたらすでに書いてあることになっていた。 つまり、日付が変わっていたことにさえ気づかぬまま、 昨日の日記を今日の日記として書いていたってこと、恥かしい。 そんなに酔ってないつもりだったんだけど、入浴がまずかったのか。
仕切りなおしで、今日は卒業式。 お構いなしに論文収集に励んでいると、食事会へのお誘いが。 ウチの研究室は謝恩会がないかわりに、研究室で軽食パーティーがある。 しかし、文系の常で基本的に女子が多い+着物を着ているために、 例年、寿司やら酒やらが余って困るという飽食日本を象徴した結末になるのだ。 そこで、今年は院生室にたむろしていたM1三名にお声がかかったのであるが、 う〜ん、コレではまるでお相伴に預かろうと待ち構えていたようで決まり悪い。 とはいえ、背に腹は換えられないというわけで、御馳走になりました。 さすがにノンアルコールで済ませましたが。
世界フィギュアを観た後に、昨日録画しておいた「恋のチカラ」を観る。 久々に熱く観た恋愛ドラマだったけれど、非常に面白かったなぁ。 坂口憲吾扮する木村君の出身地が地元だったことにはびっくりしたけれど、 (テレビの中のテレビに映る地元が大雪だったのには笑ってしまった。 そんなに降らないってば・・・)逆に親しみも持てたし。 母親は一気に堤さんのファンになってしまった、まぁ分からないでもない。 でも、私はやっぱり深津絵理が可愛い点が最大の見所だったかな。 以前、「anan」でTHE BOOMのボーカリスト宮沢氏が絶賛していた女優なので、 かなりチェックはしていたけれど、本当に可愛かったねぇ。 後は主題歌、さすが小田和正、もう職人技のようにさえ聴こえる。
一昨昨日、18日に従兄弟が産まれたので今日病院に行く。 母方の叔父の第三子、女の子である。母子ともに健康で何より。 小さなベッドに寝かされている赤ん坊は本当に小さくて、 何度見ても不思議な感動を覚える・・・本当に可愛いなぁ。
それから、院生室の送別会に出かける(渋滞に飲まれて、やや遅刻)。 この日のために教授にメッセージをもらったりと準備を進めていたので、 ようやく来たかという感じであるが、本当にイイ後輩だとM1皆で自我自賛。 それにしても、私にとっては学部生の時から知っている存在だけに、 4月からもう先輩が大学に来ないというのは非常に淋しい。 振り返れば、例年になく仲の良い院生室だったんだなぁとしみじみ思う。 1次会はお店が牢獄風になっている居酒屋で、初めてのお店。 途中でショーと称しておかしな被り物をしたモンスターがやってくるのであるが、 子供だましと知ってはいても真後ろに立たれるとやっぱりびびる(苦笑) 2次会はバーでカクテルを2杯飲んだところで帰宅。 せっかくだから、もっとゆっくりしたかったのに〜〜。
明日は卒業式。私は論文を集めに大学へ行かねば・・・
最近、肌の調子が微妙におかしい。 季節の変わり目が影響しているのだろうか。 10代の頃は多少の肌荒れも「はははん」と笑い飛ばしていたが、 さすがに二十歳を超えると笑ってもいられなくなる。 むむむ。
今日はお彼岸です。ということは、「牡丹餅」ですな。 なのに、大学での作業に手間取り結局駅に着いたのはいつもと同じ、 18時を回るともう牡丹餅はどこも売り切れ・・・切ない。 仕方ないので、スーパーでお得用を購入して帰宅(意地でも欠かせない)。 来年こそは美味い牡丹餅を食そうと今から燃えるのである。
本日の一作: ・『センセイの鞄』(川上弘美/平凡社)
今月号『ダ・ヴィンチ』の百人書評の1冊、谷崎潤一郎賞受賞作(←分かる!)。 37歳の独身OLとかつて彼女を教えていた国語教師が居酒屋で再会し、 ゆったりと時を過ごす中で、お互いの存在を掛け替えのないものに思っていく。 しかし、70歳を超える「センセイ」と主人公・ツキコの間には、 どう頑張ろうと越えることのできない時間という大きな壁がある。 タイムリミットが迫っている人間同士の関係はいつだって淋しい。 さて、ポイントはやっぱり国語教師というところであろうか。 もし、この話が数学や物理教師だったとしたら・・・うまくいかない。 国語教師の持つ「言語」に対する深い知識とこだわりを筆者がうまく用いて、 はじめてこの作品全体の格調高さがでるというものなのである。 センセイとツキコさん、2人の会話の調子が心地いい。 私も将来自分の恩師と飲む機会があるならば、絶対国語教師がいいなぁ。 別に恋情はいらないけれど(苦笑)
川上弘美・・・ちょっとはまるかも。
今日は県知事選挙だった・・・行かなかった(爆) いや、普段はきちんと行くのだがちょっと野暮用で。 教採の資料のコピーを取りに行っていたら時間がなかったのだ。 最近とみに真面目に勉強しつつある私を見て、両親が驚いている。 いったい娘を何だと思っているのだ、あの人達は(苦笑)
本日の一作: ・「ギター弾きの恋」(1999/米)
天才ジャズギタリスト・エレット・メイのドキュメントってヤツですか。 所々に彼を知る(研究する)人間が出てきて、回想風に物語るタイプ。 うぅん、この時点でビデオで観るのは失敗かと思ってしまった。 どうも過去と現在の往来に気が散って、物語に入り込めないのだ。 (ただでさえ、ビデオだと周りの音とか気になるしね) でも、物語自体はダメダメなアーティストっぷりが良く出ていて、面白い。 無邪気なエゴイストはいつだって我が道を突っ走ることに全力をかけるから、 途中で大事なものを落としていても気が付かない・・・切ない話である。 彼が落としたのは、唯一破天荒な彼の人生に付き合えた女性ハッティ。 口が利けないかわりに溢れるばかりに豊かな表情で彼を愛する女性を、 サマンサ・モートンが非常に巧みに演じているのだ・・・めちゃくちゃ可愛い! しかも、数年後、エレットと再会した時のハッティの顔が・・・(涙) いつまでたっても子供のようなことばかり言うエレットを見つめるハッティは まるで聖母のように清らかに、慈悲深く、少しだけ切なさを含んで微笑む。 その微笑にやっと自分の落し物に気づくエレットがまた哀しいのだ。 きっと彼はそういう生き方しかできないのであって、それはとても気の毒。 天才も楽じゃないなとつくづく思った。 もう一つ、劇中に流れるジャズ・ギターは最高に心地いい。 アコギの音色はどれほど明るくてもどこか切なくて、感傷的になるので好きだ。
弟から電話あり。 本格的に始める就職活動のためにこっちに帰って来るらしい。 ・・・大丈夫だろうか、他人事ながら我が事のように心配。
高校時代の先輩から電話がかかってきた。 どうやら相当酔っているらしく、五月蝿いのなんの。 彼女さんと喧嘩したとか言ってたから、それで荒れてるのか? ・・・喧嘩する相手が居るならガタガタ言うなっつうの(苦笑)
本日の一作: ・『落下する夕方』(江國香織/角川文庫)
友人と以前話題にした時には実は未読状態だった。 あの時、この作品について何を話し合っていたんだっけ、 今はもう覚えていない・・・今度逢ったら聞いてみようかな。 内容は8年間付き合っていた恋人に別れを告げられた女性の部屋に、 別れる原因となった女性が転がり込んでくる話。 本来ならば、最も憎むべきはずの相手なのに主人公は受け入れていて、 いつしか彼女の不在を寂しがるぐらいになっていく。 元の彼氏は彼女に逢うために主人公の部屋を訪れてくるし・・・ 『きらきらひかる』とはまた違う奇妙な三角関係が続いていく。 相変わらず、淡々とした人物ばかりが物語上ですれ違う。 大声で叫んだり、泣き喚いたりしないのだ、怒っているときでさえ、静か。 だから、ラストはちょっと衝撃的だったかも。 江國作品は最初から最後までサラサラと流れることが多いから、 他者の作品ならば起こり得る事件でさえも、起こるとびっくりする。
今日は、今年東京大学大学院に合格した同輩が凱旋してきたので、 適当なメンバーを集めて、祝賀会を開催。本当にすごい、めでたい、偉いよっ!! 待ち合わせは7:15だったのだが、バスの都合で5分遅刻。 (23歳、街中を全力疾走・・・遅過ぎ(涙) ともかくギリギリセーフで案内された店は、「にんにく屋」 明日、歯医者なんだけどなぁ・・・まぁ、いっか。 久々にお酒に酔うんじゃなくて、場に酔った飲み会になった。 くだらない下ネタ連発もあったけれど、メチャクチャ楽しかった。 今日来れなかった皆にちょっと申し訳なかったくらい。
帰り際、「俺は研究者になる」と宣言した彼を格好いいと思った。 前途は険しいけれど、お互いにイイ未来を歩もうね。 ということで、今日はお終い。おやすみなさいまし。
| 2002年03月14日(木) |
『江國香織 とっておき作品集』 |
今日で歯医者が終わると思っていたのに、ダメでした。 後1本・・・面倒くさいっつうか、何故こんなに虫歯が。。。 歯磨き頑張ろうとさらに心に誓う今日この頃なのです。
本日の一作: ・『江國香織 とっておき作品集』(江國香織/マガジンハウス)
めちゃくちゃ贅沢な作品集だと思われます。 企画物ってちょっと敬遠しがちなのだけれど、コレは太鼓判押せる。 (と言っても、私は買ってない・・・買ったのは江國ファンの友人N尾女史) 非常に江國女史っぽい作品もある(『409ラドクリフ』『ぬるい眠り』) (私が)初めて味わうタイプの作品もある(『夜と妻と洗剤』←春樹っぽい!) 加えて、小説以外にもいろいろと工夫が凝らしてあるから面白いのだけれど、 特筆すべきは間違いなくコレ、『香織の記録』(江國滋)。 その名のとおり、故江國滋氏が娘香織の成長記録を綴ったものである。 もう、もう・・・いかに江國女史が愛されて育ってきたかが分かる、 そして、これだけ愛を注ぎ込まれたから、今あれだけイイ女なのだと思う。 自分自身はもう手遅れだが、万が一子供を育てる機会を得られたら、 できるだけ言葉で記録を残しておいてあげたいなぁとつくづく思った。 写真ももちろん良いのだけれど、その時の親の気持が分かると素敵でしょ。
以前、読んだ『ウェハースの椅子』(2月25日付参照)の中で、 他界した両親が子供達のことを「ちびちゃん」「ちびちびちゃん」(妹)と 呼んでいた思い出が書かれていたのだが、コレ、実体験に基づいていたのかと コレを読んでビックリ・・・こういうのもいいなぁ、愛を感じる。 (でも、江國滋氏がそう呼んでいたと想像するのはちょっと難しいのだが)。
本日のBGM:「1/42」by.Mr.Children(ライブに行きたい・・・)
研究室の雑用の中でも最も面倒なものが毎年この時期に恒例の発送作業。 研究室が発行している論文集を各大学、OBに送付するのである。 ついでに、「OB会費振り込んでくださいね」用紙を同封して(爆) しかし、今回は担当の助教授が風邪で欠席ということで、 精神的に楽ちんだ(先生がいるといろいろ面倒なのだ)と喜んでいたら、 ひょっこりと研究室トップの教授が現れた・・・えぇぇぇ。 結局、先生に気遣いしながら、2時間程度(早っ!)で作業を終了。 先生のお金でおやつを戴き、院生室主催の追いコンの打ち合わせをする。 本当に飲み会が多い月だなぁ・・・とつくづく思う、3月某日。
本日の一作: ・『ボクの町』(乃南アサ/新潮文庫)
普段、女性を主人公とした深層心理に迫った作品を書く作者には珍しく、 巡査見習いをモデルとしたコメディタッチのライトな作品である。 耳にピアスの穴を開け、警察手帳には元彼女とのプリクラを貼り、 短気でおっちょこちょいで、面倒くさがりな「今時の若者」が、 たった3ヶ月間で多くのことを経験し、人間的に一回り成長する。 警察の話なのだが、とても他人事とは思えない生々しさなのである。
警察学校入ってすぐの頃なんて、毎日が無我夢中のまま過ぎるじゃないですか。 研修が終わって、そこからはもう、日夜同じ事の繰り返しになるワケですよ。 大事なのは、そこから彼がどう生きていくかなんです。 でもこれ、お巡りさんの物語って言ってしまうと特殊な感じがするかもしれない んですけど、きっとどの職種に入れ替えても同じなんですよ。
宮川花子さんが「解説」の中で書いておられる文章を抜粋。 まさにそう、きっとどの社会にいても新人なんてこんなものなのだろう。 学生時代からぽいっと社会につまみ出されて、分からないことばかりなのに、 細々とミスを連発しては先輩には怒られ、悩んだり、うんざりしたり。 でも、そうやって大抵はいつかは慣れていくものなのだろう。 そう思いながら、教員見習いになった自分を想像するとちょっと笑える。 人間の持って生まれた性分なんて早々変わらないのだろうけれど、 ほんの些細なきっかけで進むべき道がぱっと開ける瞬間が確かにあるのだ。
この本を読んでから、駅前の交番が気になる。 この人達もこうやってドタバタしながら、少しずつ前進しているのだろうか?
春眠不覚暁
処処聞啼鳥
夜来風雨声
花落知多少
・ ・ ・
何してんの、自分っ!?
今日は昨日の完徹が響いたせいか、とにかく眠い。 電車の中、バスの中、ひたすら眠っていたので本が読めない(爆) で、大学へ行って気づいたこと、実は明日は後期試験。 ウチの学部ならば小論文が課題になるわけだ。 小論といえば、私は昔から作文は得意なのに小論文は苦手だった。 仲の良かった先生からも「こりゃダメだ」とからかわれ続けていたし。 おかげさまで小論を使うことなく無事大学へ入れたので良かったものの、 あそこまでダメ出しされると、さすがに進路選択を誤ったとへこんだね。 今はどうなのだろう。 数々のレポート、そして一応卒業論文も書き上げた今ならば、 先生も少しは認めてくれるのだろうか・・・って、それはないな(苦笑)
午後、研究室で蔵書整理をしていると、担当教官が入ってきた。 教授は本を返しにきただけのようだったが、ふと「葉明さん」と御声が。 その瞬間、「来たっ」とマジで逃げ出しそうになってしまった。 案の定、先生は私が待ちに待った小学館の新編古典文学全集『曽我物語』が いよいよ刊行されたことを教えてくださったついでに、 「『曽我』はどんな研究がされてるんでしたっけ?」と付け加える。 その一言、傍目に聞けば「なんだ、先生も知らないじゃん」で終わるが、 そんなはずはないのだ・・・知ってる、知ってて敢えて私を試しておられる・・・ もはや逃げるわけにもいかず、しどろもどろになりながらも、一応ご報告。 先生は終始にこやかに私の話を聞きながら、「では、また改めて」と退室された。 もう一気に空気抜けましたね、その瞬間。 でも、かなり大風呂敷を広げてしまった気分で、胃が痛い。 4月に入ったら、そろそろテーマの絞込みに入らないと・・・うぬぬぬ。 ということで、しばらくはまた教授から逃げ回る日々が続きそうな予感である。 怖い、怖い、怖いよ〜〜〜〜。
2日も続けて日記をさぼろうとは・・・ダメだな、こりゃ。 一昨日は母親が本格的に風邪で寝込んでしまったのでバタバタしていたため、 昨日は同期のポルトガル人留学生のBDパーティーに誘われたため。 西洋のほうは日本よりもずっと誕生日を大事にするものらしい。 パーティーは誕生日を迎えるほうが主催し、より多くの友人を招待し、 皆で祝福し合うものらしい・・・日本だと小学生で終わっちゃうけれど。 というわけで、お招きに預かり、BDパーティーに出席(飲み屋だけど)。 留学生も多い国際的なパーティーとなり、いつもお馴染のメンバーで飲む私には、 なかなか刺激的な体験であって、想像以上に楽しかったなぁ。
1:20、唯一来なかったK氏を電話で呼び出してカラオケへ。 よくよく考えてみると、M1が揃って外で遊ぶのは初めてかも。 K氏: 「Life goes on」「ラフ・メイカー」「とっておきの唄」「アルエ」「少年の詩」「ALIVE」 T甫女史: 「桜の時」「Dear Best Friend」「Dearist」「ここでキスして」「secret base」 N尾女史: 「夏祭り」「あなたに会えてよかった」「空と君の間に」「翳りゆく部屋」「はいからさんが通る」 M木女史: 「Bloom'n」「Look Back Again」「シャンティ」「Sqall」「Listen to my heart」 私: 「Way of difference」「Say the word」「C7」「youthful days」「Promise」 なかなか個性的なレパートリーで思い返しても面白かった。 最後は「愛のしるし」を大合唱して締め。
4:30も回ってから、K氏宅へ移動。 さらにくだらない話をし続け、もう若くもないのに完徹。 寝そうになるたびに、他の邪魔が入る拷問のような夜だった(爆) でも、めちゃくちゃ楽しかったなぁ。 というか、やっぱり仲が良いのだなと再確認した1日だった。
徹夜の余韻ですでにフラフラ・・・早く夜に来てほしい。
母親が風邪を引いた。 心配をしているはずなのに、優しい一言が出てこなかった。 口を開いてから、しまったと思った。 言った言葉はもはや取り返しがつかない・・・馬鹿だなぁ。
人間は何度同じ過ちを繰返せば、きちんと学習できるのだろう。
今日で知的探検スペシャル�掘岼雎生穗困硫山擽源�代」終了。 ちょうど今回のテーマが「癒しの音楽」だったので失笑。 (やり過ぎの感は否めないが、4回とも面白かったね) 今日は癒しの女王ENYAを聴きながらさっさと寝てしまおう。
明日、母親は機嫌悪いだろうなぁ・・・うへぇ。
13度ってことは暖かいやぁ! と思って出かけたら、失敗。 ものすごく寒いってば・・・春先の北陸を舐めるなよ>自分
本日の一作: ・『25時』(デイヴィッド・ベニオフ&田口俊樹訳/新潮文庫)
久々に洋物を一本。 これもまたずっと読もうと思って、中古落ちを狙っていた作品である。 『25時』というタイトル自体からもう引きつけられはしないか? 私達は“1日=24時間”という常識の中で生きているから、 24時以上の時間を想像することが難しいのである。 しかし、人によってはタイムリミットの基準が違うこともある。 考えてみれば普通のことなのに、はっと気づかされる。
舞台はニューヨーク、麻薬のバイヤーであったハンサムな青年が、 仲間の裏切りによって捕えられ、7年の刑期が言い渡された。 物語はその青年が収監される前日にどのように過ごしたかが描かれている。 たった1日だけ、しかも逃げるでもなく、自殺するでもない。 主人公は仲間達と特に感傷的になるでもなく、最後の日を供にするのである。 ・・・勿論、皆それぞれにやりきれない思いを抱えているのだけれど。
ラストに向かって、物語はクンッと少しだけスピードを上げる。 私達は小説の中でさえ決してきれい事ではすまされない 男同士の友情の・・・言葉にしがたい切なさを見る。 でも、特筆すべきはラスト中のラスト、文章の締め方。 久々にこんなに効果的かつ印象的なラストを読んだような気がする。
半日かけてもなかなか読み進めないもの=『妙本寺本 曾我物語』(キレ)
本日のBGM: ・「魚磔」 by.GO GO 7188
M-1 文具 ⇒「青いクレヨン」=「昨日の残骸」
M-2 C7(Album Mix) ♪赤い秒針は そんなあたしを 嘲笑って/この時間を 吸いとっていくだけ
M-3 あぁ青春 ♪さよならは水色の涙/熱い青春の太陽 M-4 A.M.7:30 ♪時間がやけに遅く感じる朝 M-5 本音風船 ⇒「本音風船」/「泪風船」
M-6 桜島 ♪死にたくないから黒い海を必死で泳いだ M-7 ドタン場でキャンセル ♪笑い方も板について/気づかないうちに・・・
M-8 恋の毒薬 ♪とてもキレイな花から毒をしぼり出し/あなたの心に落とした
M-9 めみみはなくち ♪細胞に感謝しなさい
M-10 とかげ3号 ♪「俺と影 黒と影」/「俺と嗅げ 黒と嗅げ」
M-11 こいびと ♪一秒、一分、一時間、一日を恋人と生きる
ラジオから流れてきた「C7」でちょっとびっくり。 あまり聴いたことがなかっただけに、聴いたらやたらハマった。 頑張る女の子は格好いい、見ていて気持ちいい。
今朝、鏡の中の顔を覗き込んだら、口唇がきれてた・・・何故? おまけに身体もだるいし、お肌もよれよれ・・・最低。 友人と約束さえしていなければ、一日中寝ていたいところだが、 そんなわけにもいかないので、頑張って人間らしくしておいた。 おかげで、いつもよりもずっと早く二日酔いから復活、セーフ。
本日の1曲: ・「美しく燃える森」by.東京スカイパラダイスオーケストラ
スカパラの「ボーカル迎えて3部作」のトリを飾った1曲が、 最近頭の中から離れてくれないので、やや困っている。 風呂に入っていても、食器を洗っていてもつい口ずさんでいる。 田島さんもチバさんも格好よかったんだけど、やっぱ民生さん!! 本当にどうしてこんなに民生ワールドを形成してくれるのだろう。 聴けば聴くほど、この曲のボーカルはコレしかあり得んと思えてくる。
♪戸惑い纏って飛んだ 鮮やかな蝶を 独り 静かに見つめてた 悲しみを連れて
洒落た出だしだよねぇ。 他に「絡み付く/寂しさ」ってのも、素敵な表現。 大人の恋が終わる瞬間ってこういうカンジなのかしら? 取り乱したりしないで、静かに狂っていくカンジ。
今月の定例能: ・「俊寛」(素唄) ・「俊成忠度」 ・「歌争」(狂言) ・「玉之段」(仕舞) ・「西行桜」
メインはもちろん「西行桜」。 かつて「桜は美しいけれど、そのために人が大勢寄ってくるのは罪だ」と 誰かが和歌を詠んだということで、西行が愛でた桜の木の精霊がそれをワキに問う。 「非情無心」の植物に罪がかかることがあってよいのか、と。 舞台の上の桜の木の作り物が美しい。 特に今回は家元がシテが務めるということで観客も多い。 春の訪れが何よりも待ち遠しい今の時期には一番の演目である。 帰りに、オバさんに「若いのに偉いわね」と褒められた・・・トホホ。
夕方、中学の友人と飲みに行く。 ちょっと飲みすぎたので、勘定前に軽くトイレで吐いておく。 昔、先輩達から学んだテクがこんな場所で役立とうとは・・・ 真の強い人とは、いくら飲んでも酔わない人よりも 体内アルコール量をコントロールできる人だという。 でも久々に完全に酔っ払っていることは確かだ。 ということで、今PCを打つ手も震えている。 いつにも増して文章が固いことはご容赦いただきたいと思う。
今夜は父が飲みに行ったので不在。 せっかくなので今まで母親とビデオを観ていたのであるが、 はぁ・・・泣ける。さすが、私のベスト1シネマ。
本日の一本: ・「初恋のきた道」(1999/中)
この映画を映画館で観た時、確か観客は私を含めても10人程しかいなかった。 おかげでギリギリの時間に入ったにもかかわらず最も良い席をゲットし、 心行くまで映像を堪能し、ハンカチを握り締めてボロ泣きしていた。 そして今、DVDをようやくレンタルできたのである(拍手喝采) はっきり言って、この映画の辛口な評価をしているものを見たことがない。 そのため、レンタル競争も必死なのである・・・本当に嬉しい。
だいたい、もうこの邦題からして珍しく洒落ているではないか。 (原題は「我的父親母親」、英語では「The Road Home」)。 物語は二層式、モノクロの現在(父の死)、カラーの回想(若い両親)。 それをうまく橋渡しするのが一人息子の存在なのである。 彼の目にはいつまでも両親が永遠の恋人同士のように見えたのだろうか? 自由恋愛が当たり前ではない時代に、視線だけで恋を育む若い2人。 都会からやってきた青年教師ルオに熱い視線を送る村娘ディの可憐さには、 女の私でさえクラクラくるほどの魅力があるのだから参ってしまう。 しかも、この映画には「教師」という存在の大きさが詰まっている。 ルオが死んだということで棺を担ぎに教え子達が遠方から集まってくる。 一生を学校に捧げたというルオだからこそ、できたことだ。 89分と短めのストーリー、最初から最後まで単純で完璧。 感想なんて本当は書く必要がないぐらい、私はこの映画が好きなのだ。
嗚呼、泣きすぎてまだ頭がぼぉっとしている。 真剣にこのDVDを購入することを考えよう・・・
| 2002年03月01日(金) |
『演じられた白い夜』 |
モンゴルからの留学生が今春姫路のほうの大学院に進学することになった。 モンゴルと日本の学校システムでは1年間のズレがある。 国立の大学院は最低6-3-3-4の16年間の教育を受けていることが条件なので、 1年間足りない彼女は今年K大の院試を受験することができなかったのだ。 そのため、(一応内密に)私立の大学院を受験し、見事合格した。 実を言えば、私達は彼女のチューターから聞いて全て知っていたのだけれど、 彼女が隠したがっていたので、ずっと知らないフリをしていたのである。 「言いにくいのですが、お知らせがあります」と呟いて涙をこぼした彼女。 ただでさえ、慣れない外国でやっと落ちつき始めた生活が、 1年も経たないうちにガラリと変わってしまうのだから当然である。 でも、それはおめでたいこと、彼女は本当に頑張っていたのだから。 どうか悲しまないで、晴れやかな気持で旅立ってほしい。
本日の一作: ・『演じられた白い夜』(近藤史恵/実業之日本社)
今度は演劇が舞台のミステリ。 (昨年末に戯曲の講義を受けていたので、多少の縁を感じる。) 現実世界と戯曲のリンクが目玉となる今作品の中には、 ちょうど戯曲のようなものが入っているのであるが・・・惜しい。 どうせならば、ちゃんとした戯曲形式にすればいいのに。 小説の延長のように書かれているから、いまいち物足りない。 そして、女性が女性であることで傷付くシーンはやはりつらい。 こればかりは誰の作品であろうと、生理的に苦手なのだから仕方ない。 私的には昨日読んだ作品のほうが好きだな。
さて、レポートも終わったことだし、ぱっと送別会でも開いて、 なるべく華やかに送りだしてあげよう。彼女の明るい未来を象徴するように。
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