当世高校教師気質
一生勉強 一生青春

2002年08月31日(土) 「ウォーターボーイズ」

昨日はまだライブ疲れが取れず、一日役に立たず。
今日は私が留守にしている間にM木女史が教授から預かった
「蒙求」の翻刻に勤しむ・・・片仮名本は読みづらい。

本日の一本:
・「ウォーターボーイズ」

ようやく観れたというカンジですか。
もうコレを見逃した時も院生室では非常に淋しい思い。
皆いろいろとネタバレにならない程度に教えてくれる中、
「アフロ、燃えるんだよ」「すっげぇ面白いんだよ」
・・・その一言だけがやけに耳に残っていたので、
(その時点ではどういうシチュエーションなのかサッパリ)
実際そのシーンが出た時は、大笑い。本当に燃えちゃってたよ。
2時間弱の映画のようだけれど、あっという間に終わったカンジ。
ラストのシンクロのシーンでは何故か涙まで滲んできた。
青春、青春ってすごいね。
いつも力が有り余っていて、発散できる場所を求めている。
あのパワー、きっと私にもあったのになぁ。

それにしても、妻夫木君、可愛いらしかった。
あのはにかんだ笑顔にはちょっとやられた、参った。



2002年08月29日(木) GLAY「GLORIOUS NIGHT CRUISE」思い出

怒涛の1泊2日も無事閉幕、今ココに居られることを感謝。
昨日の思い出をポツポツと振り返ってみると、
なんだか夢のような時間だったなぁとしか言えない。
私にとっての名曲中の名曲「春を愛する人」を聴けたことは
きっとずっと忘れられない宝物のように記憶に残るのだろう。
初めて体験した「BURST」のノリも忘れることはないのだろう。
それでも、全体的に漠然としたイメージしか思い出せないのは、
私があの空間の中に相当のめり込んでいた証拠なのかもしれない。
それほど、私は舞い上がっていたし、ビョコビョコ跳ねてもいた。

いつもライブに行く前に思うことは、「コレが最後かなぁ」
ライブ直後に思うことは、「このままどうなってもいいや」
そして、家に帰ってから思うことは、「また行けるかねぇ」
コレを繰り返している間は、ライブ断ちは無理だろうな。

閑話休題。
旅行から帰ってまずすることは、耳掃除。
耳掃除を終えると、旅の終わりを実感する。
まぁ、ささやかな儀式とでも言えようか。



2002年08月28日(水) 旅立まで、あと少し

出発まであと一時間・・・待ちきれない。
昨日はあまりにも浮かれすぎていて、母親から
「24歳にもなって情けない」とお小言まで食らい、
さすがにちょっとしょぼっとしましたが、もはや関係なし。

アッチは雨らしいので、それだけが難点といえば難点かな。



2002年08月27日(火) 「FUJI ROCK FESTIVAL '02」(WOWWOW)

後輩に某ファミレスの割引券を貰ったので、
いつものM2メンバーで昼食を食べに行くことにする。
12:30から始まった昼食タイムは15:15に終了。
これから戻って勉強・・・できるのか? 辛いだろうなぁ。
私は直帰するつもりだったので、そのまま駅まで送ってもらった。

帰宅後、M木女史に録画してもらったフジロック映像を観賞。
私が録画してもらったのは三日目・・・元はレッチリ目当です。
とりあえずビデオを流しっ放しにしておくこと三時間。
ハイロウズとSUPERCARぐらいは知っていたのだけれど、
元ちとせなんかもいてびっくり。小山田君にもびっくり。
誰が出ているのかよく分かっていなかったので、反応も新鮮。
やっぱりライブはいいよねぇ、一度フェスに参加してみたいねぇ。
(学生時代に行っておけばよかったなって後悔しても遅いってば)
もう最後のレッチリとか、一緒に飛び跳ねたい気分でいっぱい。
格好いい・・・録画してもらってよかった。大満足。

とはいえ、私も明日はライブに行くので一泊旅行。
大阪でGLAY・・・いやはや、待ちくたびれましたわ。
FC限定ということで、何をやってくれるのやら、楽しみだぁ。



2002年08月26日(月) 『狂骨の夢』

遂に8月最終週のスタート、うわぁわぁわぁ。

本日の一作:
・『狂骨の夢』(京極夏彦/講談社文庫)

二度目をようやく読み終える・・・四日かかったな。
今回の事件の最もすごい点は、人間の思い込みの強さ。
思い込んだら何とやらで、自分の記憶まで変えられるのだから。
でも、実はこの話に関しては一度目の感想がすっかり抜けていた。
覚えていたことといえば、宗教に関係していた、
骸骨が何らかの意味を持っていた・・・それだけ。
この分厚い本に関してこれだけしか覚えていないというのだから、
ほとんど初見に近いといっても過言ではない。なんだかなぁ。
つまり、先の二作品と比較するとインパクトが弱いのですな。
しかも、この次の作品『鉄鼠の檻』(現在読書中)が知名度があるぶん、
間に挟まれたカンジでますますインパクトが弱いように私は感じる。
でも、結末などはかなり複雑にストーリーを解明しているので、
注意深く読んでいないと、スルスルと置いていかれることもある。
全く、読者に対して本当に親切とは言いがたいのが京極作品である。
でも、それでこそ挑戦する気も起きるというものであるが。

付け加えるならば、この作品の終わり方。
たくさんの血が流れた結末を、意外なほどにからっと締め括る。
この点はかなり好きだなぁと思う。



2002年08月25日(日) 『きらきらひかる』

今日は悪友M田女史といつものごとく密会。
その帰宅途中、母の誕生日であったことを思い出し、
シュークリームと水饅頭を買って帰った。ちょっと親孝行。

本日の一冊:
・『きらきらひかる』(江國香織/新潮文庫)

昨日読んでいた1冊に触発されて、『きらきらひかる』を読み返す。
いまなお江國作品の中でも絶大な人気を誇るこの作品を
私は大学1年の夏休みに読んだ・・・ずいぶん遅れてるな。
ページを繰っていると、いろいろと思い出してきた。
「笑子」は「えみこ」と読むのではなく、「しょうこ」と読むのだ。
そんな些細なことさえ忘れていたなんて、お恥かしい話である。
でも、昨日読んだ作品より10年若い笑子さんを改めて読み直して、
彼女の10年間がやはり素敵なものであったのだろうと実感した。
たくさん悩んで、他人を傷つけ、自分も傷つきながらも、
彼女が最後に選んだ選択肢は正しかったようだ、とふと思った。
さて、この小説の中には「銀のライオン」が出てくる。
鬣が銀色のライオン、草食のため短命であるライオン。
一般社会から排斥されても健気に仲間だけで共同体を作るライオン。
ちょっと観てみたいなぁ、きっとキレイだろうなぁと思う。



2002年08月24日(土) 『江國香織ヴァラエティ』

今日は午後から突然の頭痛に悩まされて、
鎮痛剤を飲んでずっと寝たり、ごろごりしたりしていた。
胃痛には慣れているけれど、頭痛には慣れていない。
痛む頭を押さえながら、偏頭痛持ちの友人に同情したりした。

本日の一作:
・『江國香織ヴァラエティ』(新潮社)

午後、ベッドでゴロゴロしながら読んでいた本。
江國女史のアメリカ紀行記やら、好きなものやら、
知人からのメッセージやら、書き下ろし小説やら・・・
とにかくパラパラめくるだけにはもってこいの1冊である。
書き下ろし小説については、まぁ特に語ることもないのだけれど。
『ケイトウの赤、やなぎの緑』は、十年後の『きらきらひかる』
『きらきらひかる』の登場人物達がちょっと大人になってて、
もう物語の中心にはいない。それが少しだけ寂しくて、懐かしい。
物語の中、笑子さんは非常に幸せそうに笑っていた。
私にとって、この小説の最大のポイントはそこにあった。
そして、『きらきらひかる』をもう一度読み返したくなった。



2002年08月23日(金) 「北の国から」総集編

今日も今日とて、N尾女史の研究授業。
昨日に増して、激しく厳しい・・・愛の鞭。
もちろん意地悪するつもりなんて毛頭ないし、
どれだけ準備してあっても足りないのは経験済みなので、
ついつい辛口評価になってしまうのだけれど、やっぱりね。
あまり気分がいいものじゃないなぁ、何だか自己嫌悪です。

「北の国から」総集編を観ました。
私にとっては生まれてこのかた、初めての観賞だったのですが、
なんだ・・・ダイジェストだからか、よく分からない。
でも、ジュン君が旅立つ時はさすがに泣けました。
しかし、明日予定の後半内容・・・暗っ!
なんだかイイことなしのドラマに私は見えるのですが、
いったいどういうことなの? とても明日最後まで観る自信がない。



2002年08月22日(木) 『ホテルカクタス』

N尾女史が来月頭から教育実習に行くということで、
今日は研究授業もどきをやってみることになりました。
一応、見学者は教員志望者ばかりなのでそれなりに厳しく、
N尾女史にはちょっと気の毒・・・申し訳ないです。
でも、実際問題、言うのとやるのとでは全然違うわけで、
偉そうに言うだけ言った自分を少し恥かしく思いました。

本日の一作:
・『ホテルカクタス』(江國香織/ビリケン社)

江國女史の書き下ろし、大人向けの童話ってヤツですか。
ホテルカクタスという名のアパートの一階には数字の2が、
二階にはきゅうりが、そして三階には帽子が住んでいて、
三者のちょっと変わった友情を描いている、短めの物語。
初めてこの設定を聞いた時にはさっぱり分からんと思っていたのですが、
実際、作品を読んでみると、面白いくらいシックリきます。
それぞれの性格が全く違うのに、不思議と調和してしまう。
「恋愛小説」の江國女史は最初は童話作家としてデビューしただけあって、
あぁ、こういう作品もなかなか素敵だなと思わせてくれる。
最後は少しだけ切なくて、でも清々しい終わり方なので、
私はかなりこの作品は好きだなぁと思ったのでした。



2002年08月21日(水) 『黄色い本』/『はちみつとクローバー』

本日の二作:
・『黄色い本』(高野文子/講談社)
・『はちみつとクローバー』(羽海野チカ/集英社)

両方とも漫画。
前者はN尾女史からお借りし、後者は自ら購入。
『黄色い本』は短篇集なのですが、表題作には本好きな人ならば
一度は体験したことがあるのでは・・・ってことが描いてある。
つまり、自分が大好きな作品の中に自分自身を投影してしまうわけ。
作品のワンシーンに自分を登場させてみたり、
逆に現実世界で生活している中で登場人物と会話してみたり。
一言で言えば空想なわけですが、当人は結構真面目だったりする。
かく言う私も小学校の頃は結構その傾向が顕著だった気がする。
学校から一人で帰る道、ふと話を思い出して・・・なんて、
小学生には長めだった距離をやり過ごした想い出がある。
さすがに今はなくなったけれど、ふとした時には首をもたげるクセ。
分からない人には分からないけれど、分かる人にはよく分かる。
そんな話。

『はちみつとクローバー』は、美大生の友情かつ恋愛もの。
ちょっぴりシリアス、かなりギャグ。
これは面白い。ただいまお薦めナンバー1。



2002年08月20日(火) 『魍魎の匣』

今日は気温が27℃ということで、少し肌寒いぐらい。
や〜〜っと秋の姿がちらほら見え隠れしてきたようで、
暑さが苦手な私としては嬉しい限り、そこはかとなく元気。

本日の一作:
・『魍魎の匣』(京極夏彦/講談社文庫)

京極堂シリーズ第二弾の再読が漸く完了。
この作品はシリーズの中でも特に(身内では)人気がある作品で、
京極ファンならば一度は使ったことがあるはずの「みっしり」
という(あくまでも狭い範囲での)流行語まで登場した代表作。
しかし、私が覚えていたことといえば、
「みっしり」「ほぅ」「筥」「バラバラ殺人」程度。
だから、これまた新鮮な気持ちで読み返すことができたのである。
ちょっと情けなくも悲しい話ではあるけれど。

この物語の中でも京極堂は多くの言葉を語るわけであるが、
「悲しい生い立ちを負った者が全て犯罪者となるわけではない。
犯罪を起こす時には必ず何か契機がある」といった内容のことを
怒鳴るシーンがある。これは小説世界に限ったことではないのね。
私達は大なり小なり事件が起これば、犯人の情報が公開され、
その中で結構強引にでも辻褄を合わせようとすることが多々ある。
それは歴とした犯罪心理学における科学的実証法の一つでもあるけれど、
素人判断で当人の全てを決めようとするのはやや浅はかではないかと、
日頃からちょっと気にかかっていたことを京極堂が叫んでくれていた。
ちょっとびっくりして、ちょっとすっきりした。



2002年08月19日(月) 『パレード』

今日は弟の誕生日・・・・・・ヤツも22歳か。
それなりにイイ誕生日を過ごしただろうとと勝手に思う。

本日の一作:
・『パレード』(川上弘美/平凡社)

『センセイの鞄』の続編。
とはいえ、ごく薄い、絵本のような本である。
所々に不思議な絵が描いてある(絵は吉富貴子さんだ)。
ベージュと赤とピンクが基調の不思議な絵。でも、可愛い。
笑ってしまったのは見開き丸々使って、畳の絵が描いてあったこと。

お話はある初夏の午後。
ツキコさんがセンセイにねだられて昔の話をするところ。
昔といっても、小学生だった頃のツキコさんの話。
ツキコさんには二匹の天狗がついていたという。
ココら辺、非常に川上弘美的。最近すっかり慣れた。

ツキコさんと天狗は別に一緒に冒険するわけでもなく、
同じように学校へ行き、塾へ行き、御飯も食べる。
だから物語も非常に淡々としていて、日常のようだ。
そして、その日常を私も幼い頃に体験していたのだろう。
私には天狗は見えなかったけれど、天狗のようなものは
きっと私の周りにもいて、私の子供心を反映していたのだろう。
おそらく天狗は子供にしか付かない、
子供だけが感じられる何かを具現化したものだから。

ところで、話の中に「ハバ」という言葉が出てきた。
いわゆる「仲間外れ」、私も使っていた。
でも、大学に入ってからは全国的に皆「ハブ」と言っていた。
だから、川上さんが「ハバ」を使っていたので驚いた。それだけ。



2002年08月18日(日) いやはや

昨日戻りましたが、さすがにやられました。
PCを立ち上げるのが面倒なぐらいグッタリ・・・
だって14時間かかって帰ってきましたもん、車で。
でも、思ったほどの渋滞がなかったのが有り難かったなぁ。

下関ではフグを食べ、関サバを食べ、焼肉を食べ、
福岡では豚骨ラーメンを食べ、小倉では買物をしました。
何たる贅沢な生活! 普段だったら有り得ない!!
でも、ギャップが激しくて、朝食コンビニとかあったし。
私と弟は慣れっこだけれど、両親には申し訳なかったかも。

さて、昨日の帰り道はやはり高校野球。
二回戦までも突破してしまった〜〜!
車の中でラジオを聞いていたのですが、もう万歳三唱。
他の車からすれば、さぞかし危ない盛り上がり方でしたな。
三回戦は明日、頑張れ、頑張れ。



2002年08月14日(水) 旅行に行きます。

今日から下関へ3泊4日でお出かけします。
まぁ、3泊といっても1日は車内泊です。
つうか、今日が車内泊です。


・・・肌が荒れるのぉ。



2002年08月13日(火) 初回突破

何かと話題の地元高校が甲子園一回戦を突破した。
私自身は大学にいたので観ていなかったのであるが、
遅めにやってきたN尾女史から結果報告を受ける。
うぅん、素晴らしい。おめでとうを100回送りたいぐらい。

中学・高校と吹奏楽部に所属していると、
否応がなく野球部の応援に駆り出されるわけで。
おまけに弟が野球少年だったので、我が家は今でも野球が強い。
今日も夕飯時は地元高校の話題で持ちきりであった。
自分が学校に通っている時は自分の高校を応援するけれど、
卒業すると、甲子園までやってきた全員が愛しく見える。
暑い中、ストイックなユニフォームを着込み、
小さな白い球を必死で追いかける姿に感動すら覚える。

予選で敗退したチームは、すでに次の大会を目指して練習に励んでいる。
負けたら次へ、負けたら次へ、と流れは絶えることがない。
その一方で、勝ったチームはいつも刹那的な一瞬に全てをかけている。
ビジネスが先立つプロ野球には作れないドラマが、そこにはある。



2002年08月12日(月) 『椰子・椰子』

案の定、二日酔いになりました。
今回はかなりひどくて、半ば意識が飛びかけました。
これに懲りて、当分はおとなしくしようと思います。
反省、以上。

本日の一作:
・『椰子・椰子』(川上弘美 絵:山口マオ/小学館)

「やしやし」とは・・・
川上女史のお子様が「おやすみなさい」と言えない時期に、
代わりに使用していた言葉のことらしい。ほっほぉ。
小さい子の発想は素晴らしい。なかなか思いつかないぞ。

一人の女性が春夏秋冬を通して様々な不可思議体験をする物語。
傷口から砂が出てきたり、しゃべる鳥がベランダに居座ったり、
町内の変わった役割(「一日幼児」とかね)をこなしたり。
少し列挙しただけでも、とても現実とは思えない出来事を
主人公は淡々とやり過ごしながら、静かに生きている。

とてもキレイな文章があったので、抜粋。

  片思いのひとから牡丹の花をもらう。薄紙に包まれている。
  茎も葉もない、薄紙に包まれた花だけを、甘い菓子のように、渡される。
  開いて舐めてみると、ほんとうに甘い。
  電話の隣にそっと飾っておく。



2002年08月11日(日) 気持ち悪ぃ。

明日は二日酔い間違いなしですかねぇ。



2002年08月10日(土) MD編集日

14日から家族旅行に出かけるので、車内で聴くMDを編集する。

・「Night Food」 by.EGO-WRAPPIN'
・「唄ひ手冥利」 by.椎名林檎
・「Organic Plastic Music」 by.orange pekoe
・「OKINAWA〜ワタシノシマ〜」 by.THE BOOM
・「Stompin' On DOWN BEAT ALLEY」by.TOKYO SKA PARADISE ORCHESTRA

趣味丸出しの5枚を1枚のMDに無事収まった。
(いやぁ、MDLP万歳。荷物が増えないのはありがたい)
全部買おうか迷った挙句に断念したアルバムだったので、
うまくレンタルできて本当によかった、よかった。
あとはコレにレッチリの「By the Way」を加えれれば完璧である。
レッチリは先日、ちゃんと自分で購入したもの。
新★堂で輸入版のセールをしていたので飛びついたのだけれど、
日本語訳詞がついていないので、いまだに歌詞は分からない。
アレを訳す気力があるならば、今頃ここにはいないってばね。

夕方、帰省していた先輩と喫茶店でお茶をする。
その場で明日は飲もうという約束を取り付ける。
今から、楽しみだ〜〜〜。



2002年08月09日(金) 室生犀星記念館

8月に開館した犀星記念館が12日まで無料だといので、
漸く足を運んでみる(忙しかったので延ばし延ばしにしていた)。
室生犀星といえば、泉鏡花、徳田秋声と並んで三大文豪と称されるほど、
文学史でも一応有名だし、地元では当然ヒーローのようなものである。
鏡花記念館は3,4年前に開館していたので、やっとという感がある。
(秋声もできる予定らしいが、まぁ知名度から言って妥当だな)。

記念館の中には、自筆原稿や当時使用していた私物が展示してある。
面白いのは犀星自身が朗読している犀星の詩を聞けること。
私はベタに「小景異情(二)」を聞いてみた。

「ふるさとは遠きにありて思ふもの そして悲しくうたふもの」

犀星の作品の中でも最も有名な一節じゃないかと思う。
私も教科書で読み、暗誦までした覚えがある。
キレイな言葉の羅列、犀星はやはり詩人なのだなぁ。
犀星の小説も少し読んだことがあるけれど(私はいまいち)、
やっぱり詩、犀星の詩はちょっと格別だと思う。

というと、非常に真面目に一日を過ごしたように見えるが、
実際記念館にいたのは午前中の一時間程度のことで、
午後からはN尾女史と2人でカラオケに勤しんだりしていた。
よく学び、よく遊んで、自己満足などしてみたりする。



2002年08月08日(木) 『ピンポン』

今日はN尾さんがお菓子を作ってきてくれたので、
ありがたく戴きました。美味しかったねぇ。

本日の一作:
・『ピンポン』(松本大洋/小学館)

やっと読めたぞ、念願の松本大洋三作品目(私の中では)。
窪塚君が主人公で映画化もされた話題作、
「自分の血は松本大洋とBJCでできている」
と豪語して憚らないK氏に漸く借りることができた!

中心人物は高校生のペコと彼の幼馴染スマイル。
これは二人が卓球を通して新たな世界へ飛翔する物語である。
一般的に卓球といえば、目立たないスポーツに属するのであるが、
集中力、瞬発力、体力・・・目まぐるしく行き来する小さな珠を
正確に捕えるためには、あらゆる能力が必要であるらしい。
松本大洋の独特の画が、その魅力を余すところなく伝えてくれる。
もう・・・何も言うまい、最高。最高としか言えまい。

『鉄コン』のシロとクロ然り、
『ピンポン』のペコとスマイルもお互いが欠かせない存在。
途中で道がずれることがあっても、必ずどこかで交わる。
その強い絆がこの作品の中心にドカンと通っている。
ホント、呆れるぐらいの青春群像に痺れたってば。



2002年08月07日(水) 「SLAM DUNK」

K氏から借りっ放しになっていた「SLAM DUNK」を
明日いよいよ返そうと思い立ち、その前に改めて読み直す。
やっぱりいいよねぇ。もう一気に読ませる力がある。
最近、「ONE PIECE」に一気にはまったが(これもK氏に借りた)、
最初にはまった少年漫画はコレ! 誰が何と言っても。
その中でも私が好きだったキャラ以下参照。

1.神宗一郎(海南)
2.藤間健司(翔陽)
3.越野宏明(陵南)

我ながらマイナー揃いだなぁとちょっと呆れる。
どうも主人公に目が向かないのは昔からのようである。
あえて湘北から選ぶのであれば三井寿だったし。
あぁ、懐かしい思い出。あの頃、まだ中学生だった私にとっては、
漫画の中のキャラクターは高校という未知の世界の住人だった。
それが今では・・・もう何年前よ、と微苦笑である。
時が流れるのは早い、でも魅力あるものは廃れないものね。

明日、返すのがだんだん惜しい気持ちになる。
いつか自分で買おうかなぁ。



2002年08月05日(月) ダムと花火

今日は院生室のマスコット、T甫女史の誕生日イヴ。
よって、久しぶりに5人集結し、T甫女史の望みを叶えることにする。
T甫女史の望み、以下参照。
1.映画、2.ボーリング、3.ダムを見に行く(滝でも可)
そのうち実現可能なものは何かと考えた結果、
満場一致でダムに行くことに決まった。。。だって、皆、素足だったし。

県内のダムはその造りでは東洋No.1であるらしい。
この地味な県にそんな素晴らしいものがあるなんて・・・
地元5人は自然ワクワクしながら、K氏の車に乗り込んだ。
所要時間50分、目の前に広がる貯水庫に本当に癒される。
気温も7度も低いのだから、びっくりである。涼しい〜〜〜。
東洋No.1というだけあって、ダムは確かに立派な造りで、
大袈裟なほど歓声をあげながら、我々はダムを後にしたのであった。

夕飯はバイトが終わった先輩と合流して、改めてお祝い。
続けて、花火をするために川に向かった。
バケツに水を張って、意外とショボショボな花火を見つめる。
こんなに夏休みを満喫したのはいつ以来だろう。
不発の花火に大笑いし、8個の蛇花火に一気に火をつけて大笑いし。
何もかもがくだらなければくだらないほど、楽しかった。
絵日記にでもすればだいぶ豪勢なものになるだろうなぁ。



2002年08月03日(土) 『いとしい』

先月20日の地元であったフェスの特番放送日。
私はその日はちょうど教採がぶつかっていたために行けなかったが、
本当はめっちゃ行きたかった・・・だって、PE'Zが出るんだもの。
テレビでは「akatsuki」と「Hare no sola sita〜LA YELLOW SAMBA〜」
の演奏シーンが流れていたが・・・あぁぁぁぁ。

本日の一作:
・『いとしい』(川上弘美/幻冬舎)

恋愛小説・・・おそらく。
ユリエ、マリエ姉妹のそれぞれの恋愛模様が描かれている。
最近漸く気付いたのであるが、川上女史の作品って非日常的。
私は『センセイの鞄』から入ったタイプだったので、
まさかこんなにも作品、作品に非日常性が溢れているとは思わなかった。
今回もユリエの恋人は冬眠に入って身体に膜を張っちゃうし、
マリエの恋人の妹(かつマリエの教え子)は身体の一部がねじれる体質。
それがごく当たり前の顔をして、作品内に蔓延している。
登場人物が「そんなものか」と思っているから、私だってつい思ってしまう。

ユリエの恋は再生するが、マリエの恋は終幕を迎える。
しかし、非常に気持ちのよい終幕の迎え方なのである。

  もう紅郎といっしょにいられないんだってわかった日の明けがた、
  新聞配達の人の足音がとんとん階段をのぼってくるのを聞きながら、
  私は、
  よきものになりたいなあって思っていました。

「よきものになりたいなあ」というのが、いいなぁと思った。
特に気を張っているわけではなく、ちょっと他人事のように、
そんなことを考えるマリエに、優しい気持になれたような気がする。



2002年08月02日(金) 壁紙が・・・

何故かうまく貼れてくれない壁紙。
本来ならば、本当にきれいな薊がバックにあるはずなのに・・・
とほほほほぉ。

「あざみあざやかなあさのあめあがり」は、種田山頭火の俳句。
山頭火の句で有名なものといえば、「分け入っても分け入っても青い山」。
私も中学校(高校だったのかな)、教科書で読んだ覚えがある。
山頭火は非常に素直に自然を詠んでいて、素朴で優しい。
せっかく素敵な俳句を見つけたというのに(微妙に時期はずれる)、
壁紙が貼れないなんて・・・ブツブツブツブツ。
どうすりゃいいんだか。



2002年08月01日(木) 『たけしくん、ハイ!』/『そこに僕はいた』

博士論文中間発表会。
今年は二人のドクターが論文を提出する予定になっているが、
流石というか、恐ろしやというか・・・
とてもじゃないが、質問などと口を挟めるはずもなく、
ひたすら頭を垂れて聞いていたような気がする。
後二ヶ月で私も発表・・・うあぁ、間に合う気がしないっ。

最近の2作:
・『たけしくん、ハイ!』(北野武/新潮社)
・『そこに僕はいた』(辻仁成/新潮文庫)

バタバタと続けて、自伝的エッセイを読んでみる。
時代が違うということもあるけれど、対照的な二人の少年時代。
共通しているのは、二人とも非常によく遊んでいることである。
「遊び」は、その人の経験値だ。
何をして遊んだか、誰と遊んだか、どれぐらい遊んだか・・・
それらは決して無駄にはならない。
世の中に必要な要素を「遊び」は意外とたくさん内包している。
若いうちはいっぱい遊んでおくべきだと私も思う。

ただ、このエッセイを読んで、「あの頃はよかった」と思うのはなし。
現代の社会にふさわしい形でたくさん遊び、人間を形成するように、
若者は工夫していかなければならないし、大人は見守るべきなのだろう。


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