メロディの無い詩集 by MeLONSWiNG
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笑顔が涙を流したら 過去の風景に疑問符 僕の優しさは嘘みたい 知らなかったように
抱きしめるなら易い でも悲しませたみたい この心では見えない 我が儘な言葉が過ぎて
愛が言葉に きっと埋まってしまって 伝えた事ほどやわらかに 君にふれていなかった
好きなのに 君に伝えたかったのは こんな想いじゃなかったのにね ごめんね ごめんね ごめん
君が眠る横顔に 寄りそう想いがあふれても 僕の心が狭ければ それすら気付かない
ありきたりの言葉でさえ いつも悲しませてるようで この心では見えない 身勝手な言い訳が過ぎて
遠い未来を 変えてしまうほどに 強く君を抱きしめても 気付かない愚かさ
好きなのに 分かってあげられてなくて また淋しい詩をうたわせてしまう ごめんね ごめんね ごめん
愛が言葉に きっと埋まってしまって 伝えた事ほどやわらかに 君にふれていなかった
好きなのに 君に伝えたかったのは こんな想いじゃなかったのにね ごめんね ごめんね ごめん
The King Of Words |
2003年12月29日(月) |
結局何も作り出せないわけだ ゼロからはね 消えた王様は言葉だけで プライドの偶像を磨く
何かを否定するのは ホントにたやすいこと 何かを肯定するのも 勿論のこと
何かを壊すために 現実の中で焦れてる 何かを守るために 人より優れたがる
結局何も作り出せないわけだ ゼロからはね 消えた王様は言葉だけで プライドの偶像を磨く
ビルの屋上から 墜ちてきたチョコチップクッキー 冷静な顔をして 壊れまくった都会の光
ニセモノの処女に ウソツキの努力 シェイクされた露わな脳から 骨と皮だけになった 素敵なカンガルー
壊れた君のヌードは 自尊心に溢れた誰かのコピー 乱れる様は違うけれど 脱ぎ方も教えられている
ANOTHER LOVE IN DREAM |
2003年12月27日(土) |
いとしい愛を抱いたまま 温もりのベッドで眠ってた 抱きしめて離さずに スヤスヤと眠ってた
そんなときに 信じられない夢を見た あの女を抱いてしまう夢 誘惑されるがままに リアルに抱いてしまう夢
目が覚めたとき 彼女の寝顔をふと見たら あどけない顔 やすらかな顔 僕は苦笑いしながら ありえない夢を見たことに なぜか落ち込んでしまったのさ
THUNDER GIRL |
2003年12月26日(金) |
彼女とKISSをした 電気のように痺れた 初めは愛の力かと思った でもどうやら違うらしい
彼女とKISSをした 電気ショックが走った 脳内麻薬のせいじゃない 確かに電気が走ったんだ
僕はバスルームに入った 入浴する振りをして 密かに彼女のこと 隠れてみていたんだ OH MY GOD やっぱりそうだった 思った通りの答えがそこに ELECTRIC 彼女はショッキングな女
彼女のバッグには 隠し持っていた小さな『雷』 コンパクトな雨雲と一緒に ピカピカ光ってる
彼女はプチ雷にエサを与えてる バッグの中に雨が降ってる 美味しそうに餌を食う雷 意識があるような電気
僕は息を殺して見てた エサをやる彼女の顔に 猫を可愛がるような 優しい微笑みが浮かんでた OH MY GOD けれども相手は雲と雷 止めさせようにも電気が走る ELECTRIC 彼女はヒミツを抱えた女
スカした女達が カタログ片手に集う街の 片隅に根を下ろす 数百年前の古い樹
その樹に咲く不思議な花 怪しい匂いの蜜を飲むために やってくる蝶がいるという 綺麗な羽の蝶
街の中 捕虫網を抱えた僕は 9色の色に輝く 蝶を探して通りを 注意深く歩いた
変なヤツと笑う人の視線など 気にせずに
大いなる野望を胸に 昆虫採集 この街に潜む まだ見ぬ未確認生物 都会の中に現れる 幻の生物
奇妙な現実
ブティックが溢れる街に 光る羽を探す
SWEET BLUES |
2003年12月24日(水) |
たまには贅沢しろと あの彼女は言うけれど とんでもない 贅沢すぎるほど入り浸ってるのさ
おかげでたまには大人しく しようなんて気にもなる だからさあ ここだけの話だよね
予想してただろうけど 答えはその通りで わかってるだろうけど ノーヒント正解 いつのまにやら覚えきった身体は 練れた作戦のENJOY 全てはTOY
忙しいばかりじゃ 何も出来なくなるから こじ開けた時間は 眠気を誘う
言い訳を並べながら 夜のヤミの在処探す 芝居みたいに スムーズに墜ちていけるのさ
想像に難くないような 展開で嵐が訪れ わかってるだろうけど ありきたりな情景さ いつのまにやら溢れ出した身体は 慣れたときめきのENJOY 全てはTOY
都合の悪いこと 猫に食べさせて 自然に意識をなくして 眠るのがいい
それは僅かに最低で 同じ事で躓いて あからさまにバレていて でも優しかったり
歩き続けるのは 月の光が描いた路 振り向けば無くしたものばかり
飛び続けているうちに 疲れて墜ちる鳥 笑うように死んでゆく
大きなウソ 小さなウソ 僕は今夜も忘れていく
何冊にもわたった 日記の中から探した メッセージの記憶 辿り着いた記憶
名前が変われば また面白い言葉遊び まだ見ぬ誰かが いつかレスを入れる
想い出は注いだかい その香りは変わらぬままかい オレンジのボトルとけあう 夜まで味を残して 切ない SWEET TEA
上から下へ 重力のままに 落ちてゆく 滴りおちてゆく
楽ならいい その方がいい 受け止める方が キツくないから
2冊の教習 一つは謎のまま 今度おしえてよ 占いはなんと出た?
PINK THINK PUNK FUNK LINK BLANK SKUNK
変化してゆく様を ずっとみていたら 涙が垂れただろう
使いすぎの 無駄なフレイヴァー やっぱり甘いのは 真実らしい
中身は入ってなくたって 絞りすぎたなら きっと狂ったあと
PINK PINK PINK
CHILI SAUCE |
2003年12月20日(土) |
突き抜ける青空 哀しみのパロディに 豊かなノイローゼ プロの泣きっぷりを見てよ
不可思議な笑顔 無機質な決断 ヘアヌードの猫と 眠れぬ男の沈黙
熱いだけのCOFFEE 温くなったMILK TEA 情熱を絞ってかき混ぜたレモネード あのそらにPIZZAのブーメラン 飛ばせ飛ばせ飛ばせ そして追いかける 犬の宝の在処を知るんだ
駆けめぐる罪人 行き過ぎた裁断機 幸せなテレパシー ゲームのためのガールフレンド
無神経な笑顔 ロビンフッドの失笑 アクロバットの猫と 眠れぬ女の欲望
熱いだけのCOFFEE 温くなったMILK TEA 情熱を絞ってかき混ぜたレモネード あのそらにPIZZAのブーメラン 飛ばせ飛ばせ飛ばせ そして彷徨える 旅行者のバッグにブツを探せ
そう ひさしぶりに 君にこんな歌を唄う 意図的だったり みえみえだったり
思い出せば僕は すれ違うことばかり 敢えて選んでいたみたいで 今更 何をいっても
調子のいい話しさ
少しは気付いていたんでしょう そして黙っていたんでしょう 上手に生きていくためにも 誰も傷つけないためにも
言葉も思いも止まったままで 君の夜に立ち入れなかった
だけど久しぶりに あの日のことを思いだした
雨の降る夜だった 長い電話は不思議な心のまま
おもちにくるまれて あんこ あんこ
たまにはおはぎ ぼたもち そとがわでどきどき
ごまとしょうゆにざをおびやかされて だんごのあじではすこしたちばがよわい にくまんにいばしょをおびやかされて ちゅうかまんではむされるかずがすくない でもね ゆうきをだすんだ あんこの勇気
おしるこでは なくてはならない そのふうみ
あんこ あんこ あんこの勇気
ちゅうぶほくりくげんていで まーぶるちょこにもなってることだし
あんこ あんこ あんこの勇気
そんな想いさえ 笑顔で見送れるのならば 君はきっと大丈夫
淋しい想い抱いても 涙溢れてしまっても 君はきっと大丈夫
ふたり一緒に暮らした日々は どれくらい 不器用な純粋さの中? ふたり泳いだ夢は いつか心の中で形を変えていた
夜明けに歌う 切ない心の声を 踵で踏んだペダルの上
わかっていたよ 笑顔でいたけれどね 大丈夫だね
そう 君はきっと
鍋がぐつぐつと 煮えてるときに 窓から外を見ると ハープの音の雨が降る
カーテンが秋の色から 冬の色を透かすときに ピアノを弾くと 温もりの雪が降る
やさしい匂いの 夏を引き寄せて 少しずつ変わる 少しずつ解る
大きなペットと小さなペット 笑顔がはさむ ピアノと歌に 星の涙が口づける
疲れて眠る君が 薄目を開けてブルーになる瞬間 車を降りてさよならを言う 数メートル先で 転回(ターン)させて 窓をあけたらもう一度さよなら
吐息は白いから 目立って見える バックミラーに写る 君のすぐ隣で 一緒に手を振ってるようだ
コンビニの前で KISSする高校生を見た 切なそうな表情で 持て余してる心が 冬の空の下 凍って光にかわってた
ROCK ROCK たけのこROCK ROCK ROCK たけのこROCK
重い重い日々を駆け抜け 積め積め港の男 波止場に止めた 愛の理想は海の果て 浮かぶ大きな船に乗せ この腕の力のつづく限り 右へ左へすっとばせ
ROCK ROCK たけのこROCK ROCK ROCK たけのこROCK
休憩場所で腰に手を当て オレンジブレンド染みる 波止場に止めた 恋の手抜きは空の糞 ありきたりな性交渉の噺 ひたすら続ける汗の匂い ほっといて荷物運べ
ROCK ROCK たけのこROCK ROCK ROCK たけのこROCK
ROCK ROCK たけのこROCK ROCK ROCK たけのこROCK
猫が間に入るから 川の字で抱擁のまま 穏やかに安らかに眠る
ゴロゴロという喉の音 子守歌にしながら 夢に入る冬の夜
静かな夜から 優しい朝まで ふたりと1匹は 乱れない寝相のまま ずっと一緒
届いた文字の群に 後ろ向きな優しさと 不器用な棘
忘れた振りの上手さ 行き過ぎたコトバも 許してくれてる
寒い夜に 傷めた身体を任せる ベッドの唄を聴く
そういえばいつの間にか 愛の歌は錆び付いて止まったまま
怒ったままの ムッときたままの すれ違ったままの 永遠に手を握らない 未接触のラブソング
氷の粒のように 冷え切った壁紙の陰 子宮の温もりの彩
緑色の夜景と オレンジ色の惑星 時を止める月が無粋な声
寒い夜に 涙を止めて逝く 公園の囁きを聴く
そういえばいつの間にか 愛の歌は錆び付いて止まったまま
怒ったままの ムッときたままの すれ違ったままの 永遠に手を握らない 未接触のラブソング
誓ったことも ありえないことも 現実そのままの 永遠に手を握らない 未接触のラブソング
モダーン・チョコレイト・キャラメル |
2003年12月11日(木) |
とける音は 感じる音は 外部に漏れない 世界の中で
甘い味は 苦い味は 誰にも言えない 唇の魔法
やわらかく 一つの世界へ
GOLDEN JUNK |
2003年12月10日(水) |
それは過ぎた時間の 契約者と支配者 壊れた関係を修復する 段ボールの中のオアシス
濡れたような感触 ざらついた記憶 他人の振りをして すれ違った愛を誤魔化して
叶わなかったこと 君は忘れた振りをする そして何もなかったように 長い橋を渡る
あの日のように いつまでもくり返す孤独の音 けれど 例外なく届かないヴィーナス
薄明るい空の色に消える
聖 域(サンクチュアリ) |
2003年12月09日(火) |
僕がそこに行かないのは 大切なことを守るため 足を踏み入れないのは あなたたちを裏切らないため
きっと人は無意味だという きっと人は馬鹿らしいという
笑いたければ笑えばいい 呆れたければ呆れればいい
僕なりの誠実さで 約束は守り続ける
誰にも言ってないけれど 誰にも話してないけれど
判ってもらえはしないだろう 今更と言う顔をされるだろう
僕なりの心で この想いは貫く
thank you 今日まで見ていてくれた あなたたちの夢 誇りに思っていたその歌は これからも輝き続けるように
いつの日か 会いに行ったとき 全てを許して 抱きしめてほしい
きっと笑顔と涙が 架け橋になる
Autumn Leaves |
2003年12月08日(月) |
幾つかの店が消えた跡 閉まったシャッターの前に 時間を持て余した少年達の群
犬を引きずりながら歩く ブランド志向の搾りカス ただひたすら走り続けるランナー
キャトレを覚えた頃かい 秋は短すぎたから 黄色くなった街路樹も 間もなく風に全てをはぎ取られる
南から北へ まだ見ぬ日々を瞼にうかべながら 冷たくなった空気 青く凍みるような空
この通りの先にあるのは 今日おこる一つの出来事
HURRICANE FUCK |
2003年12月07日(日) |
ダダダダダダダダダ ダイナマイトムカツキ ドドドドドドドドド ドトウノムカツキ
オスナ・ハシルナ・モノイウナ カンカク・ゲキテキナソウイ リカイフノウナ・チキュウノカイテン HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK!
OI、OI、OI!!
デデデデデデデデデ デラックスムカツキ ガガガガガガガガガ ガマンデキナイムカツキ
ショギョウムジョウノアラシ アメ・カゼ・ラクライ・ツルギノマイ ハレツシソウナヒタイノケッカン HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK! HURRICANE FUCK!
君が悲しむなら 君が泣いてるなら 時計が進みすぎる前に NIGHTFLY
君が怒ったなら 僕が黙ったなら 不安をかき消すための NIGHTFLY
人々の寝息をかきわけながら 闇に吸い込まれていくんだ
通りに出た君は 今 やわらかくなった心に 包まれたまま 駆け寄る そのままで
飛び越えて ここにきた NIGHTFLY NIGHTFLY
川の畔で拾ったのは 水に洗われた黒い石
誰かが僕の頭に ぶつけてきたのは月の石
空から落ちてきたのは 希望という名の『予定』 土の中から掘り当てたいのは 希望という名の『現実』
腕の痛みが 足の痛みが 生きていることを伝える 感謝できない僕は あの頃安らかに眠っていた
眠れない夜だからこそ 起きだして明日のために 何かを探す 重い体は希望を紡ぐ
月から落ちてきたのは ただの石 手のひらの中で何も伝えない
月はただ空で光る 美しく
寒い朝 僕は石を放り投げ 足早に歩く そして微笑みを そして微笑みを
冷蔵庫に何もなくて かろうじて玉葱が一個
そんなわけで今夜は ナポリタン
お肉無し
玉葱だけの ナポリタン
週末まであと5日あるよ 今夜はナポリタン
遅いニュースをみながら ナポリタン
黄昏が迫ると いつも通りの言葉 手のひらに伝う鼓動 交差する視線が空の線追いかける
ただ黙ったままで 明日へ繋げる想い
YOU CRY LIKE A BABY YOU CRY LIKE A BABY また自分勝手な事を 心の中ですりつぶして 同じ夢をくり返して 淋しいからさ でも平気 YOU CRY LIKE A BABY YOU CRY LIKE A BABY
哀しい言葉を誰かのために 信じ続けたり 気に障ったり 追い込まれた心は 季節の中で揺れてた
優しくなりたくて 温もりを抱きしめていた
YOU CRY LIKE A BABY YOU CRY LIKE A BABY だから同じ微笑みを 明日届けるために この心が愛するとおりに ごめんね と もう一度 YOU CRY LIKE A BABY YOU CRY LIKE A BABY
本当は誰だって皆 愛し合う気持ちは一緒なのに 上手く伝わらないままで 膝を抱えていただけ
YOU CRY LIKE A BABY YOU CRY LIKE A BABY だから抱きしめるために 明日会いに行くこと その心が信じてるから ごめんね と 伝えたら YOU CRY LIKE A BABY YOU CRY LIKE A BABY
UNDER THE MELON MOON |
2003年12月02日(火) |
つきまとうように 追いかけてくる月は 時の流れとともに 大きく黄金色に熟れてゆく
とろけて落ちそうな 果汁を含んでるから 薄明るく見える雲の上に きっとしみこんでる 甘く
ほら 誘われて ほら 熔けだした ぼくらの引力も まるで 光浴びたせいで 乱れてしまったみたいに CREAM CREAM 長い沈黙を笑ってみてたのは 熔けかかった月
(MOONBEAM GUITAR !!)
ほら 誘われて ほら 熔けだした ぼくらの引力も まるで 光浴びたせいで 濡れはじめてしまったように CREAM CREAM 長い沈黙を笑ってみてたのは ぽっかりとうかんだ月
PUMPKIN BOMB |
2003年12月01日(月) |
CHEAPなバラッドは似合わない 皮肉を込めた言葉で 乾いた君に甘いジャムを塗って 耳元に贈ろうPERFECT SLIP
世界中の恋人に 嘘をつき 君の愛の巣に フェレットを放そう 愛されてるのなら いいけれど 雨の日にも君は 振り向かない
お堅い事を言うのはやめてさあ もすこし 可愛くしたっていいんじゃない READY TO BE SWEET READY TO BE FUNNY そろそろおやつの時間だ 爆撃だ 食らわすぜ PUMPKIN BOMB
デタラメな理由を探してみつけて こじつけのSMILEイカレたSTYLE 君の包む淡い匂いのSYSTEM 世界にたった一つの無意味な惰性
世界は今も君に注目してなどいない だからそんなに頑なにならなくてもいい 愛してるのなら いいけれど 夢の行方 抱きしめて もう妄想
おかしな事を言うのはやめてさあ もすこし 自然にしてればいいんじゃない READY TO BE SWEET READY TO BE FUNNY そろそろおやつの時間だ 爆撃だ ぶちかませ PUMPKIN BOMB
お堅い事を言うのはやめてさあ もすこし 可愛くしたっていいんじゃない READY TO BE SWEET READY TO BE FUNNY そろそろおやつの時間だ 爆撃だ 食らわすぜ PUMPKIN BOMB PUMPKIN BOMB
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