凪の日々
■引きこもり専業主婦の子育て愚痴日記■
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ご近所さんから柑橘系のジャムをいただいた。 うちはジャムはイチゴしか食べないのでとても嬉しい。 私はマーマレードが大好きだけど、食べるのが私一人なので、食べきる前にダメになって捨ててしまうパターンが多い。 そうなると、高いモノを買うのがもったいないので、一番安いモノを買ったりする。 そうすると、安かろうまずかろうであんまり食べる気にもならず、結局ダメになって捨ててしまう。 そんなこんなで、好きだけど買わないことが多い。
でも、いただいた柑橘系ジャムはどこぞのお土産で手作り品でとても美味しい。 うちは誰も食べないので一人占め。 そんなこと言うと「あら、じゃあ次は皆が食べれるものにするね」と、気を使われてしまいそうなのでご近所さんには内緒。
ついでに近況報告なぞ。 去年受験生の母だったご近所さんは「うちも去年の今頃は大変だったわよぉ」と同情というか共感してくださる。 でもそこのご兄弟はどちらもアイが希望する県下一の進学校に受かったわけで。 上のお子さんなんか、塾にも行かず自学だけで合格しちゃったツワモノだし。 オツムの出来が違うお子さんとはなんというか、悩むところが違うというか、次元が違うというか。
まぁ仕方ない話だけど。
専業主婦のご近所さんは子供が高校生大学生ですっかり手を離れ、時間が有り余っていて、暇で仕方ないんだとか。 ジム通いも飽きてしまったし、スポーツサークルも大会とか出るの飽きたし、仕事でも探そうかしら、と新聞チラシの求人みたりしてるけど、結婚してずっと専業主婦なので、今更仕事なんか出来るか自信がないし、でもこのまま年を取るのもどうかと思うし、と悩む日々なんだとか。 「お茶しましょうよ〜私はいつでもいいから」といってくださるけど、なんというか。 それこそ、悩みの次元が違うので、どう言えばいいのやら。 見る人から見れば「うらやましいご身分」な方の「恵まれた悩み」なわけだけど、本人はすごく悩んでいるんだろうしね。
上の子は地元の国立大学、下の子は県下一の進学校。 旦那さんは安定した公務員で仕事が終わると趣味のスポーツにサークルに明け暮れる充実した毎日。 奥さんは専業主婦で子育てもめどがついて自分の時間がありあまっている。 生活に追われる事もなく、まったりとすごす日々。
生活費稼ぐためにも仕事を探さなければいけない今の自分が、この恵まれた人とお茶を飲みながらどう愚痴のこぼしあいをすれば。
なんて思うけど、奥さんは良い人なので好き。 井川遥に似た美人だし。関係ないか。ジャム美味しいし。
暁
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