皇帝の日記
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2010年06月29日(火) ヴィリニュス5トゥラカイ

朝も早くから起き出したものの、さすがに力つきたジャバ夫さんはへばって動かない。
この日は午後の予定があるので、午前中に色々観てしまいたいのよ。
もう十分観たじゃないって?いやいや。
まだ、ホテルの真向かいのヴィリニュス大学と、聖ヨハネ教会を観てないわ。
ご飯を食べたら出かけるのよ。
と、ホテル朝食へ。
トマトジュースが美味いのだ。

ふんふんふん。
と、出かける段になって、ジャバ夫さんが「どこ行くの〜?」ともっさり出てきた。
向かい側の建物、というと簡単そうな気がしたのか、のそのそ一緒に来る事にしたらしい。

お供もできたし、颯爽と街に出ると、どうも素敵なワンピースを着た足の長い若いお姐さん達が、花束(1〜5輪程度の細いやつ)を持って歩いている。
若い男の子や、家族連れも、こぞっておめかしして花束を持って歩いているぞ。
どうしたことだ。

ヴィリニュス大学は、16世紀から始まる由緒正しい古い学校で、皇帝の母校(創立125年くらい?)のなんちゃってヨーロッパ建築とはひと味違う。
本当に古い建物が残っていて、18世紀の天文台とかもある。
一般人が大学に入るには、入り口の所でチケットを買わなければならない。
入ったら、適当に見学するも良し、グループならツアーを組んでもらう事もできる。
で、とりあえず適当に侵入。

壁に、功績のあった教授の名前と生没年を記した記念碑がずら〜っと書かれている。
やっぱり教授をする人は長生きするらしく、だいたい70代から80代、たまに100年近く生きてた人も居て、興味深い。
知り合いでもないのに年齢を計算してしまうのであった。
ふむふむ。

聖ヨハネ教会には、大学構内から入れる。
と、入ったら、そこは卒業式であった。
おお。
だから、皆花束を持って歩いていたのね。
なるへそなるへそ。
そういえば、結婚式の時もリトアニアの人は皆思い思いのシンプルな花束を持っていたけど、何かあったら花を渡すというのがリトアニアスタイルなのだろうか。
華やか。

こっそりと覗き込んで、それから構内をウロウロ。
キリスト教以前の世界を想像して描いたと言う壁画を眺めつつ。
まさか、こんなに野蛮ではないだろう、という程酷い様子で暮らしている裸の人々の絵。
逆に、どんだけすごいと思ってんのキリスト教伝搬効果。

図書館が素晴らしいらしい、と聞いているので、図書館を探してウロウロ。
どうやら、一度学校を出て外から入るらしい。
で、図書館の前まで来ると、丁度イギリス人観光客の団体がツアーを始める所だった。
ので、まぎれてツアーのチケットを買い、くっついて行く事に。
天文台の塔にも登らせてくれ、全部で60分のツアーらしいが、30分でおいとまして昼飯。

そして、午後からは花嫁花婿組と合流し、車で西へトゥラカイへ!
ふんふんふん。
トゥラカイは、ヴィリニュスができる16世紀以前からリトアニアのえらい人が住んで、生活していた所。
チュートン騎士団と戦ったのもここのお城。
湖に浮かぶお城は、がっつり要塞の形をしている。
クリミアから来たカライメという少数民族が生活していて、キビナイと言うミートパイが民族料理だとか。

もちろん食べちゃいましたよ。
ふんふん。
美味。
ただ、オーダーを受けてから窯で焼いているそうで、死ぬ程時間がかかりました。

花婿さんとお友達は、ヴィリニュスの住民なのでトゥラカイには子どもの頃から何度も来ているそうで、ピクニック感覚での参戦。
皇帝に取ってのカリフォルニア・ディズニーランド的な位置付けでしょうか。
外からお客さんが来る度に、ここへ連れてってあげるんだそうで。
小学校の遠足とかでも来るらしい。
皆、住んでた歴代君主の名前とか暗唱できるんだって。

コインを潰して記念メダルを作る機械があったので、グリグリまわしてヴィタウタス大公のメダルを作成。
この人は、ポーランドと力を合わせて、リトアニアを大国にしたことのある人。
まさに、リトアニアの黄金期だったわけで、その後ポーランドに吸収されたりロシアに分割されたり、大変な歴史になるわけだ。
600年間大変って、すごい。

周辺には湖が沢山あるのだが、エンジン禁止で、自然保護区になっている。
そのため、とっても静かで、水は底まで見える程綺麗。
ガチョウや白鳥も居た。
そして蚊も居た。
刺されまくったさ。
そして日に焼けまくったさ。

花婿さんがセーリングボートを借りてくれて、皆で湖に漂う。
船頭さんが言うには、湖の水はとても綺麗で汚染されて無く、人体にも無害。
コーヒーを沸かす水は湖の水そのままだし、汗臭くなったら湖に飛び込むんだとか。
汗臭い自分が飛び込んだ水でコーヒーを沸かしているわけだが・・・まあ良いか。

花婿さんの親戚の、2歳と3ヶ月の赤ちゃんが一緒に来ていて、イサムさんを思い出しながら遊ぶ。
キーホルダーにジャラジャラついた鍵類が好きなのは、人種を問わないらしい。
2歳は鍵をジャラジャラして、レストランの扉(すでに開いている)に突っ込んでは何事か叫び、鍵を変えてはまた突っ込み、を繰り返す。
3ヶ月は、主に寝てました。
リトアニアのストローラーは、横に寝るベッドタイプが主流らしい。
まあね、自分が赤子だったら、横になりたいわ。

干しうなぎを売っている人などを冷やかしつつ。
夕方バンに乗ってホテルに帰りました。

車の中では、ジャバ夫さんがリトアニア経済についての質問をしていたのだが、皇帝は疲れて寝てしまった。
後から内容を要約してもらうと、

リトアニアの経済は最近破綻した。
国内の銀行もつぶれたし、多くの企業が撤退した。
ロシア経済好調を受けて、観光客は増えるばかりなので、今年からヴィリニュスに国際線を呼ぶ事にした。
今まではラトビアのリーガという都市を経由していた。
だから、今年は観光で盛り返せるんじゃないかと思ってる。
国内にショッピングモールは4つしかない。
ヴィリニュスにも一件モールがある。
ヨーロッパの観光客は旅行中もお洒落だが、アメリカ人は貧乏臭い(それは普段からですよ・・・。

ということだった。
ふーん。
解散後、今日はサッカーの試合を観ながらご飯を食べようと約束し、ホテルで着替えてからレストランに集合。
「ロキス」と言う狩猟料理を出す店で、なんだか知らない美味い肉を食べながらブラジルーチリ戦を観た。
一緒に食事したゲイの人が、カカが好みのタイプだという事だったので、皆でブラジルを応援。
3-0で快勝。
でも、ゲーム観戦的には接戦の方が面白いんだけど・・・。
まあよし。

明日はヴィリニュス最終日。


皇帝