皇帝の日記
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プラハに葬られている、ムースを飼っていた科学者の事だが。
おしっこを我慢し過ぎて、膀胱破裂で死んだとか言う事になっていたが、最近彼の遺髪から大量の水銀が検出された為に、CSIが再調査をチェコ政府に申請しているとの事。 暗殺者はデンマーク人で、彼の日記から「国王から暗殺しろって頼まれたっす」という記述が見つかるなど。 暗殺者が日記書いてて、しかもそんな証拠を残すだろうかと言う、不思議な話だ。
不思議ついでに、彼の事について調べてみた。 そしたら、彼のとんでもない人生が次々と明らかになったのだが、起った事柄はネットで出てくるんだけど、何故そうなったのかとか彼の心象風景が伺えない為に、「???????」の連続。 面白かったので、突っ込みどころの多い彼の人生劇場をまとめてみた。
彼の名はティコ・ブラーエ。 アリストテレス以降の天動説に異論を唱え、地球が回っていると主張した人。 天文学者ですね。
デンマーク貴族に産まれた時は双子だったが、片割れは幼児期に死んでしまう。 伯父さん夫婦には子どもが居なかったため、双子のうちどちらかをもらう約束をしていたが、ブラーエの両親が、男の子はブラーエ一人になってしまったために、これを反古にした。 そして伯父さんに誘拐されたブラーエ。
伯父さんは、ブラーエの才能を早くから見抜き、熱心に教育した。 ところが学校で数学のテストの回答に納得がいかないとして、同級生と決闘する事になったブラーエ。 これにより、鼻を無くしたブラーエは、この後金銀製の付け鼻で顔を覆っていたと言う。 ちなみに、今も残っている肖像画は、画家が「鼻があったらこんな感じでしょ」と付け足してくれたもの。
やがて神聖ローマ皇帝にチェコへ呼び出されたブラーエ。 平民の娘と恋に落ち、子どもも居たけれど、当時貴族と平民は結婚できなかった為に、社会的には生涯独身ということになっている。 チェコでは室内にムースと小人を飼っていた。 ブラーエはペットの小人をテーブルの上に置き、飯時等に楽しんでいた。 (「for fun」らしい)
チェコに住んでいたけれど、デンマークの貴族なのでデンマークにも良く帰っている。 デンマーク王国の富の1%を所有していたというので、たぶんすごい有力な貴族の筈。(誘拐犯の伯父さんが。) そしてある日、デンマーク王のお母さんと不倫をしてしまう。 これを知った王様が、暗殺者を彼の元に送り込んだ。
・・・。
・・・ザッと、こういうような人生らしいんですが・・・。 科学者にしておくのはもったいないくらいの破天荒。 いや、科学者だからこれで良いのか。
室内ムースって臭いんじゃないの?と思ったが、鼻が無いなら解決だ。 「小人」が今差別用語かどうかと言う問題より、小人さんって飼うものなのかとか、色々あると思う。
さて、車で新生児を連れてアメリカ横断して来る予定の義妹であったが。 この一ヶ月の育児経験をふまえて、到底無理である事がわかったらしく、明日飛行機で我が家に来るらしい。 良かった。 これで安心だ。
皇帝

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