皇帝の日記
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2011年11月07日(月) 風邪でんがな

誠に残念な事に、イサムさんが学校からもらって来た風邪は猛威をふるい、まず義母が感染しジャバ夫さんが感染し、そして今私喉が痛いんでございます。
ウイジは初乳からもらった免疫力で乗り切れるでしょうか。
というか、こんな年間5、6回風邪ひいてる母からもらった免疫なんぞ、屁のような物ではないだろうか。
母乳にそんな言われている程の力があるならば、今すぐ自分で飲みたいよ。

さて、出なければ困る、出過ぎると困る母乳。
一説によると日本人は乳腺が細いんだとか、油物を食べると母乳が作られ過ぎて乳腺が詰まるとかなんとか。

詰まったよ。
そして炎症を起こしたよ。
熱もちょっと出た。

乳腺炎は悪化すると死ぬ程痛くて、最悪手術と言う事もあるんだって。
幸いそんなに悪くはならなくて、死ぬ程痛くはないけれど、寝れない程痛かった。

寝れないから色々調べてみたが、日本のサイトでは
洋食(脂肪分)、乳製品を避ける。
赤ちゃんによく吸わせる。
温めたり冷やしたり、とにかく血行を良くする。
キャベツを貼る。
水分をよくとる。
助産師さんに相談して、マッサージしてもらう。
葛根湯はわりと効く。
とか書かれており。

英語サイトでは
頻繁にパンピング(搾乳)する。
水分をよくとる。
冷凍野菜(グリンピースとか)の袋で冷やす。
シャワーでマッサージする。
粗めのヘアブラシでゴリゴリする。
とか書かれてる。

アメリカには乳腺炎を診てくれる専門家は居なくて、あえて言うならラクテーションコンサルティングの人に相談せよというのだけど。
しかし、この人達は日本の助産師さんのようなおっぱいマッサージの技術は持っておらず、アドバイスしてくれるだけ。
産婦人科でも乳腺炎は診てくれないらしい。
つまり、そんなに乳腺炎で困ってる人が居ないようなのだ。
そうかい。

長年肉食で乳製品をバカスカ摂取してる西洋人と、近世まで魚ばっかり食べていた日本人では、土台身体の仕組みが違うようです。

じゃあ、日本で言う「手術が必要な程悪化」した場合、どうしようもないと言う事なのか?
恐ろしい話だ。
と、危機感を持ったので、せっせと搾乳しまくった。
夜も寝ずに、2時間毎搾乳してウイジに飲ませた直後、だめ押しにもう一回搾乳して、と一晩中頑張ったら、なんとか寝れるくらいに炎症は収まったのでありました。
でも、今はとっても危険な状態。
詰まりやすい事に変わりは無い。
いつまた詰まるかもわからないので、とにかく水を飲みまくっている。

寝れないと言うのはあれです。
ぱっつんぱっつんに腫れているので、仰向けすると圧迫されて痛くて、横になると潰れて痛くて、ようするに寝転がれないのです。
そして、そんなに腫れる程母乳が作られているという割には、搾乳しても大して出て来ない謎。
それとも、ヘアブラシでゴリゴリしたら出るんだろうか。

つかヘアブラシって。
考えた人は多分、死ぬ程痛くてテンパっていたと思われる。


皇帝