皇帝の日記
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ラブストーリーよりも突然にやってくるおじいちゃん。
アメリカで仕事があったついでに、ロサンゼルス経由で帰国することにした父。 ついでにサンタバーバラに来てもらいました。 たった一日。 しかし、一日といえど貴重な一日。 頻繁に遊びにきてくれているとはいえ、やはり一年に何回じじと孫は会えるのか。 チャンスがあれば、できるだけ会った方が良いでしょう。
というわけで、突然現れたおじいちゃんに、イサムさんの興奮度いきなりマックス。 ついた時にはもう寝る時間過ぎてたのだけれど、「ぎゃあああああああああ」と雄叫びながら家中を走り回るイサムさん。 更に「じーちゃん、じーちゃん」と、普段使えない日本語を。
いさむ の こうげき。
いさむ は じーちゃん を となえた。
かいしん の いちげき。
ところで母はというと、その日の朝からジャバ夫さんがサンフランシスコに出かけたので、働いている人々が出て行ってから、たった6時間だけ家中に大人一人と言う事態に陥っていた。 赤子が二人と三匹。 あう。
犬飯、猫飯、幼児飯、赤子飯。
あっという間にキャパシティーオーバー。 普段、うちにはプライバシーがないわーとかぶつくさ言っていたけれど、一瞬にして「そんなもんいらんわ!」となった。 いつも皆さんに助けられて生きているのね。 よぼよぼ。 じーちゃんが来て、ようやく大人二人になったのでした。 やれやれ。
じーちゃんの使命は他に、クリスマスプレゼントを持って来ることや、日本の本を持って来ることなど。 運び屋稼業。 仕事中なのに、ありがとうございました。
しかし、仕事中なのにゴルフで痛めた足を引きずっているのは何故でしょう。
皇帝

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