皇帝の日記
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2011年12月17日(土) あほちゃいまんねん

中国留学中に、アホなアメリカ人の男の子がいた。
あまりに言動がアホなので、私のような外国人にもアホである事がバレていた。
何故か関西系の学生が多かったので、「バカ」とは呼ばれずに「アホやんなあ」と親愛を込めて(?)「アホ」の称号を欲しいままにしていた彼。

なんだったか、一度アホな事をしでかした時に、日本人の間で「アホ」と黙認されているアホな日本人留学生の男の子に「しょうがないだろ!こいつアホなんだから!許してやれよ!」とかばわれていたキング・オブ・アホな彼。

学校の昼休みに食堂で話をしたところ、あまりにアホすぎるのでアメリカのばあちゃんが怒って、中国の学校に島流しになったと言っていた。
どんだけアホやんなあ・・・。

そんな彼が、久々にジャバ夫さんと連絡を取って来たと思ったら、またアホな事を色々と言って笑わせてくれたのだが。
なんと、その後アメリカに戻り、今は東海岸で医者になっているのだとか。
怖い・・・。

さて、今日でイサムさんは今学期の授業が終わる。
学校から「冬のボーナスを先生に出すので、寄付して下さい」と連絡が来た。
なんじゃそら。

どうやら、親から寄付金をもらい、それを教師の勤務時間に比例させて山分けするシステムらしい。
なんという不安定な収入か。
ボーナスってのは、雇い主が払うんじゃないのか?
それともチップ的な意味合いなのか?
サービスを受けているのは、確かに我等だが。
子供を人質に取って寄付しろっつーのは、ちょっとあこぎなんじゃねえの?

それとも「世の中は金が物を言うんじゃ!」という資本主義の仕組みを、子供のころから叩き込もうと言うのか。

実際、寄付金額が何かに影響するわけではないと言っているけれどもが。
人間だもの。
どうだかねえ。

しかも支払いは小切手なので、誰がいくら支払っているのかバレバレ。

一応、イサムさんが来学期からもオムツを取り替えてもらえそうな程度の金額は入れて来た。
でもまだ納得がいかんのよ・・・。

一体いくら払うのが相場なのかもわからんし・・・。

もや〜。


皇帝