皇帝の日記
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2012年01月15日(日) 微笑みの国

産前の体重に戻りましたー。
ジーンズが履けると、ぐっと生活が楽になりますな。
ほほほ。

さて、痩せたは良いが、鏡を見るとあら不思議。
顔に深い皺が刻まれた、ほお肉の垂れ下がった老婆の姿が。
あらやだ、誰かしら。
いや自分だし。
何故。
何故こうなった。

せっかく産前の服が入るようになっても、こんな様子ではかわいい服を着たら浮いてしまう。
ついに受け入れなければならない時が来たのか。
老いと言うヤツをよ。
シュッとした落ち着いた黒とかグレートか白とかの服ばかりを着る日が来たのか。

・・・まて。
そんな簡単に老いて良いのか。
子供が二人も居るんだし、もう老いても良い、とも思ったが。
老いた奥さんではジャバ夫さんが可哀想ではないだろうか。
ジャバ夫さんは性格的に浮気もしないし、どうやらありがたい事に近々妻にお暇を出す予定もなさそうだから。
(いまのところ)人生最後の女性となる妻が、そうそう衰えてしまったら気の毒だ。
可哀想に可哀想に。
おうおうおう。

というわけで、原因と対策を練る脳内会議をしてみた。

まず、何故頬肉が垂れ下がったのか。
これは口角が下がっているから。
生まれつき口のつき方が口角下がり気味だと言うのもあるが、ここのところより一層口をへの字に結んでいる時間が長い。
特に搾乳時だね。
下を向いて、口をへの字に結びながら、一心不乱に20分×8回/1日毎。
特に早朝の搾乳時には、眠さも手伝って眉間に皺を寄せながら、まさに苦悶の表情で居る。

これが顔の皮膚に形状記憶されてしまっているのではないか。
いかんね。
昔話に出て来る、意地悪ばあさんがこんな顔をしていた。
人に意地悪するって、けっこう大変なストレスなんだね。
深いな。

というわけで、この搾乳の時間に、口角を上げてみる。
誰も居ないのに満面の笑み。
ちょっと気持ち悪い。
だが致し方ない。
怒り皺よりも笑い皺の方が良い。
顎の下の肉も引っ張られて上がるし。
ニヨニヨ。

ずっと口角を上げっぱなしと言うのも飽きてしまうので、ちょっとトレーニングっぽく右頬を上げて、疲れたら左頬を上げて、両方上げて、と無言でメニューを組んでみたりする。

他に、他に1日何回か一人でしなければならない、顔面が暇な用事ってあるだろうか。
それは運転中。
学校に2往復するのに、15分×4という時間がある。
運転中も、ニヨニヨ。
対向車線の人が気持ち悪いだろうから、車が来たらさっと無表情になる。

と言うような事を先週試しにやってみたのだが。

顔の皺はまだ特に効果はないものの。
初めてやった時にはすぐに頬骨附近の筋肉が疲れてしまっていたのが、楽に口角を上げられるようになった。
にやっ。
これでいつでも笑いたい時に笑える反射神経が養われましたな。

そしてそして、なんと。
楽しくもないのに笑っているせいか、なんだかとっても上機嫌になりました。
今まで搾乳中など忙しい時にジャバ夫さんに呼ばれると
「何よー!」
と返事していたのが
「あろ〜は〜」
という感じに。
心に余裕ができた感じ?
いや、どっちかと言うとテンションが上がってる感じかな。
ウキウキ気分。

たまたま今週私の気分がうきうきしているのか、それとも微笑み効果なのか。
どちらにせよジョイフル気分なので、来週も試してみようと思います。

他の人もやってみてくれないかな。
そしたら本当に気分に効果があるのかどうかわかるのに。
ニヨニヨ。


皇帝