皇帝の日記
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前回は授業の合間、食事の合間に書いてみたけれど、やっぱり駄目駄目な感じに(というか、時間がなかったんだな、という感じに)仕上がったので、無理して書くのは止めた方が良いな。
さて、金土日曜日は授業が無いので、週末はわりとゆったり気分。 郵便物の整理とか、繕い物とか、溜め込んだ物は週末に処理する。
ブーマーさんの散歩も、授業のある日は20分コースだけれど、週末はたっぷり45分コースを回る。
ブーマーさんは小さな頭で考えていた(ナナモモよりはでかいが)。 「お姉さんは、あのツバの広い帽子をかぶると、お散歩に連れて行ってくれる」と。 なので、クローゼットから麦わら帽子を出して来ると、散歩への期待で大興奮するようになった。
そういえば前に、イサムさんを公園に連れて行く時に必ず帽子をかぶるから、つわりで寝ているところにイサムさんが帽子をかぶせに来た事があったが。
更に、前に話していた着物風ジャケットが、日除けにも良いのでお散歩の定番お供となったのだが。 この着物を羽織り、懐手して歩きながら、ブーマーさんが感心な事(車が来た時に、大人しく路肩によけて座るとか)をする度に袖からぼろっとご褒美オヤツを落っことしていた。 すると、 「お姉さんはあの布を着ると、オヤツを放り出す」と思ったらしく。 着物を羽織る度に、オヤツへの期待で大興奮するようになってしまった。
犬が好きな人は、この期待に満ちた仕草がかわいいと思うのだろう。 また、必要とされている感がたまらないのだろう。
でも猫派の私には、別の意味でたまらない。 だって別に着物着たからって、お望み通りにオヤツをあげるわけでなし。 お散歩だって、そんなにも喜んでいるのに、がっかり短い20分コースの日もあるのだ(別にがっかりはしてないかも。 ご期待に添えず、申し訳ない! 犬すまん! と、プレッシャーを感じるよ。
お散歩も、「行っても良いけど、行かなくても良い」くらいのスタンスで居てくれないかな・・・。 いや、別にちゃんと連れて行くからさ。 あんま「お散歩が全て!お散歩に幸せが詰まってる!」という感じがさ・・・。 う、うう・・・。
ところで懐手しながらブーマーさんを連れていると、ジャバ夫さんに「西郷どん」と言われるよ。
皇帝

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