新生AIR　LIVE＠日比谷野外大音楽堂

　僕は幸せな人に素直に共感できないという、非常に迷惑な体質なのだけど、AIRさんは幸せを支えるものや、裏側にあるものを知っている人だからなんだろう。　もう何年も母の日に、父の日に、そして両親の誕生日に、何もしていない自分を素直に恥じた。でも、やっぱり何もできないんだな。小っさいぞ、俺。　実家帰って真面目に職探すのが、一番手っ取り早く安心させてあげられる方法なんだろうと考えたりも、もちろんする。　せめて心配かけないようになりたいものだ。

　アンコールも終った最後の最後、追い出しに発売前の新曲がかかって、無人のステージに手を振った。　スタンスは変わってもスタイルは変わらない。この人が、好きだ。