雑感
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昨日の第三木曜日はフランスのボジョレー・ヌーボーの 日だった。 早速買いに行かなくちゃと思い、スーパーを2軒訪ねたが ワイン売り場には(どこのスーパーでも相当のスペースを 占めている)ヌーボーの気配もない。去年や一昨年の在庫を さばくので精一杯の雰囲気。よその国のワインまで、大騒ぎ して売るほどのこともないのだろうか。
一夜明けて、仕事が終わったあと専門ショップへ出かけた。 ボジョレー・ヌーボーは専門店だけあって、入り口に積まれて あったが、あまり手にとって買う人もなく山積みのまま。 1本4,99ユーロ。6本ケースで買うと10%引き。 1本だけ買うのも何なので、国内のユングワインを探す。 先週、赤を飲んだばかり。今日はシュタイヤ−マルク州の 逸品、出荷されたばかりのシルヒャ−(ロゼ)を選んだ、 6,99ユーロ。
店内には鍵付のガラスケースに鎮座した超高級ワインが まばゆいばかりに光っている。99ユーロなんてとても 出せない。 普通のスーパーだと大量仕入れになるので5ユーロ以下 のワインが多い。専門店では10ユーロも出せば十分か なと思う。でも、よさげに見えるのは20−30ユーロ くらい。
早速、フランスものを開けてみる。大きめのワイングラスに 半分ほどそそいで、ゆらゆら揺らして一口。つんとして いなくて喉越しがいい。渋みもまろみもない鋭い少年の ような感じ。 先週飲んだ国産の赤と変りないみたい。 続けて、隣州の2000年のツバイゲルトを飲む。まろみも 渋みも申し分ない。舌にのせるとまろやかで滑り落ちていく。
普段より飲みすぎたようなので(汗)、ロゼは試せなかった。 週末の楽しみに取っておこう。 地下の物置には、リスボンで買ったポートワインがある。 一人で飲むのはもったいないので気の合った人が来た時 にでも開けてみたい。
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