雑感
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2002年11月22日(金) ユングワイン

昨日の第三木曜日はフランスのボジョレー・ヌーボーの
日だった。
早速買いに行かなくちゃと思い、スーパーを2軒訪ねたが
ワイン売り場には(どこのスーパーでも相当のスペースを
占めている)ヌーボーの気配もない。去年や一昨年の在庫を
さばくので精一杯の雰囲気。よその国のワインまで、大騒ぎ
して売るほどのこともないのだろうか。

一夜明けて、仕事が終わったあと専門ショップへ出かけた。
ボジョレー・ヌーボーは専門店だけあって、入り口に積まれて
あったが、あまり手にとって買う人もなく山積みのまま。
1本4,99ユーロ。6本ケースで買うと10%引き。
1本だけ買うのも何なので、国内のユングワインを探す。
先週、赤を飲んだばかり。今日はシュタイヤ−マルク州の
逸品、出荷されたばかりのシルヒャ−(ロゼ)を選んだ、
6,99ユーロ。

店内には鍵付のガラスケースに鎮座した超高級ワインが
まばゆいばかりに光っている。99ユーロなんてとても
出せない。
普通のスーパーだと大量仕入れになるので5ユーロ以下
のワインが多い。専門店では10ユーロも出せば十分か
なと思う。でも、よさげに見えるのは20−30ユーロ
くらい。

早速、フランスものを開けてみる。大きめのワイングラスに
半分ほどそそいで、ゆらゆら揺らして一口。つんとして
いなくて喉越しがいい。渋みもまろみもない鋭い少年の
ような感じ。
先週飲んだ国産の赤と変りないみたい。
続けて、隣州の2000年のツバイゲルトを飲む。まろみも
渋みも申し分ない。舌にのせるとまろやかで滑り落ちていく。

普段より飲みすぎたようなので(汗)、ロゼは試せなかった。
週末の楽しみに取っておこう。
地下の物置には、リスボンで買ったポートワインがある。
一人で飲むのはもったいないので気の合った人が来た時
にでも開けてみたい。


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