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2003年04月15日(火) |
a slice of paradise/そーか |
時々、友人の家でうたた寝してしまうことがある。
遊びにきておいてなんてやつだって 怒られても仕方がないのに、 彼は私が起きないようにそっと毛布をかけて 足音も立てないようにして起こさないように 気をつかってくれている。 そして、目が覚めたら「よく寝れた?」と微笑みかけてくれる。
内緒だけど、ぼーっとした意識の中で 眠った私の回りであなたがいろいろしてるのを 見ちゃったんだ。(笑) 小さなことだけど、自分のために こうしてくれたというだけでなんだか幸せな気分になる。
人は一日24時間ずっと幸せでいることはなかなかできない。 たくさんの人の中にもまれていると、 いやなことのほうが多い。 だからこそ、一瞬の小さな幸せだけで 天に上るような気分になれる。
前から聞きたかったCDを手にいれてくれたこと。 自分のためにココアをいれてくれたこと。 「がんばれ」というメールをくれたこと。 それだけで、一日のいやなことがふっとんでしまう。 これってすごいことだよね。
私に小さな幸せをくれた人たちに、 自分が感じた1.5倍分の幸せを かえしてあげよう。 材料は、あなたを思う気持ちとやさしさ。
手に乗るくらいのほんの一切れ分の天国。 明るくて、ふんわりして、温かい。 やさしくしてくれたお礼に、ほんの少し大きめのを 分けてあげよう。 喜んでくれるといいな。
他の人からもらうことばかり考えている人は、 手にいれることはできないかもしれない。 小さな幸せで喜べない人は、 この幸せな手触りを感じとれないかもしれない。 くれもしないのにもらえないって不満を言うんだ。 そんな人のほうが多いよね。
だから、自分から人にやさしくできる人は すごいと思う。 もしかするとそのやさしさは、 自分にはかえってこないかもしれないのに。
すごい人たちに敬意を表して、 私も自分からわけてみようかな? この小さな幸せがまだ残っているうちなら、 おかえしがなくてもいいって思える。
やっぱりあなたたちはすごいや。
そーか。1人で頑張るんだ。 うまくいくといいね。
私もそうなので人のことあまり言えないのだけど、 人に頼れないのも大変だよなあ。
ま、頼ったところで解決するってもんでもないんだけどね。
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