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2003年04月29日(火) |
Coming to Life/sequel |
四月が一番残酷な月だというのは嘘だ 僕には賛成できない 悲劇の詩人のもつ感銘を与える程の 陰鬱さをもってしても
冬の間、氷と雪の下に隠れた緑の新芽は 太陽に会える日を 地面に顔を出せる日を待ちわびている
よかれと思ってしたことが悪い結果を招き してはいけないと思ったことが驚くほどの幸運を招くこともある
後悔を承知でしたことでも、 やらなかったことを悔やむよりは 今の心の痛みをうけいれたほうがいい
私は永遠の幸せを約束されつづけていたのか? そんなはずはない 私はずっと不幸のままか? そんなはずはない
明日がどうなるか天にしかわからない 天ですらも知らないかもしれない それなら、心が晴れなくても 顔を上げて前を向いてはいけない理由もない
僕は感じるよ 命の息吹を きみはまだ感じられないかい?
まだ感じることはできない だけど、ずっと花が咲かないとも思わない
一瞬だけ心の中を通り過ぎていった静かな風が 心を穏やかにしてくれたから
あふれる涙は感謝のしるし 後悔の涙じゃない
"Coming to Life" Michael Franks
なくしていたものが息を吹き返す やさしい口付けで意識を取り戻す 望んでいたものが戻ってきたよ まるで交響曲のように
"Coming to Life" Michael Franks
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