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| 2003年05月20日(火) |
光の存在/stagger |
嵐をくぐりぬけた人ほど、 人にやさしくできるのはなぜなんだろう?
人によりかかれない人ほど、 力をあたえてくれるのはなぜなんだろう?
傷をうけた人ほど、 人を癒そうとするのはなぜなんだろう?
こういう人たちほど、自分たちが 他人に光を与えていることを認めたがらない。 今日だって、こんなに照らしてくれているのに。
もしかすると、自分への照らし方がわからないから 自分がどれだけまばゆいものなのか 知らないのかもしれない。
見てごらん。 あなたが繰り出した一つ一つの言葉が、 こんなにも輝いているよ。
普段は闇を映し出す私の鏡。 あなたの光をうまく反射することが できるようになればいいと願う。
毎日僕が出す同じミルクで喜ぶ子猫 本当は冷蔵庫には他のものがあるのだけど 今は出すわけにはいかないんだ
申し訳ない気持ちと手放したくない気持ちの間で ふらふらとゆれている
きみはもうすぐそのミルクに飽きるだろう いや、本当はもう他のものが 欲しいのかもしれないね
そう遠くないうちにきみはそれに飽きて それ以外のものも出さないと不機嫌になるだろう
この次僕がきみを追い出すとしたら それはきっときみを嫌いになったわけじゃない だけどたぶん僕はきみを嫌いになったと言うだろう
きみが二度とここへ戻りたくなくなるくらいに きみが道で僕を見つけても逃げてしまうくらいに
冷蔵庫の中の 他のものの存在なんて忘れるくらいに
それ以上は求めないでと心で念じながら、 求められなくなる日を恐れている こんな日々がいつまでも続けばとどこかで望んでいる
きみはいつまで、 こんな卑怯な僕を許してくれるのだろうか?
僕が答えを出す頃には きみはもういないかもしれない
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