サッカー観戦日記

2026年03月14日(土) サンライズリーグ 京都−インテルナシオナル 宇治FCーG大阪

フットボール界はリーグ戦中心に回っている。フットボールはリーグ戦志向とカップ戦志向の二本柱から成る。全国大会は全国リーグが可能な大人でもない限りはカップ戦にならざるを得ないのだが、日常はリーグ戦から成っている。
で、中学生男子のケースだが、関西の場合、トップクラスはサンライズリーグという関西リーグを行っている。中学生の場合、Jアカデミーがトップに立ちやすい。なぜならブランド力でいい選手が集まるからだ。高校生よりもトップに立ちやすい。返して言えば、中学生でサンライズリーグに入る街クラブはそれだけ凄い、ということだ。
この日はサンガタウンでJアカデミー対街クラブのカードが2試合あった。サンガをチェックする意味でも重要な日だ。城陽駅からバスで向かうが4月からバスの本数が半分に減る。バス運転手が足りないからだ。市民がバス運転手の給料が高いと主張して給料を削ったら運転手が足りなくなった。政治の責任ではあるが、元を言えば市民一人一人の責任である。私はこのような主張はしていないが、決して頭が良いとは言えない母はそのような主張をしていたし、まあこういう市民が多いのだろう。

サンライズリーグ
京都サンガ−インテルナシオナル
3月14日 10時 サンガタウン 人工芝 晴れ

京都
GK  1 植田力翔
DF  2 藤井凌駕
    4 中村将也
    3 佐藤勇名
    5 中村光希
MF  8 山本旺和
   15 奥田瞬太
    7 西途誉
   13 岩木暖
FW  9 関根実杜
   10 土田欣普
監督 清水恭孝
インテルナシオナル
GK
DF  2 奥村拓未
   16 金子達志
    3 炭川弥磨人
    6 中村隆希
MF  4 木田川怜詩
   28 山本琉叶
   14 志儀晟空
    7 三好大翔
    8 角友義
FW 10 小田瑛登
監督 若原宏昌

京都
十番九番
七番
十三八番十五
五番三番四番二番
一番

インテルナシオナル
十番
七番
八番二八四番十四
六番三番十六二番
誰々

京都は自陣から丁寧にビルドアップ。グルグルよくパスが回る。キーパーは空中姿勢が良い。よく指導されている。センターバックコンビは大柄でつなげてフィードも正確で守備力ももちろん高くてカウンターにも強くて素晴らしい。運べる。そしてインサイドにバシバシつなげるパスの鋭さがある。右サイドバック��藤井くんはスピード豊かに上がる。クロスも正確。左サイドバック�ッ翅爾�んはレフティで正確な左足がある。左は中に持ち出すことも多かった。アンカーの�┿核椶�んはキープ力が抜群でくるっと回ってターンして左右に振る。中盤一人で下がり目でビルドアップする力がある。右の��奥田くんはレフティでカットイン多用、左の��岩木くんも速い。この両サイドハーフは中にポジショニング。仕掛けられるが小柄で体をこじ入れた突破はできず。速いのだが。トップ下�Ю召�んはレフティで切れ込んでパスを狙う。飛び出しもなかなか。左右のコーナーを蹴る精度もある。��土田くんは変化をつけられて見えている。トップ脇タイプ。キープ力もある。��関根くんはストライカータイプで呼び込む動きが素晴らしいがこの日については決定力を欠いた。しかしシュートに行けていた、ということだ。
当たり前だが、中学生は可能性に満ちている。観戦記を書く際には一定の配慮をする。がそういうのを抜きにして、現時点でサンガのスタメンでプロの可能性がない選手はいない、というのが実感だ。全員凄い。

対するインテルナシオナルのテーマは一歩でもきっちり寄せる、といったところか。番号を控え損ねたが、キーパーはきっちり大きく蹴りだす。左サイドバック�γ翅爾�んは右コーナー担当。レフティ。両サイドバックきっちり寄せるので身体のない京都の両サイドハーフの突破によく抵抗した。センターバックコンビはシュートへの寄せが良く、京都のシュートミスを誘発させた。ドイスボランチはガツガツ潰し、ここが肝だと思った。あと京都の両サイドハーフが中に現れてもしっかり警戒して対応した。なかなか難しい任務だったと思うのだが。左ハーフ�┳僂�んは戻りが早く、自陣コーナーでは一人前線に残り、敵陣コーナーでは一人自陣?に残っていた。つまり1対1が最も期待できる。右の��志儀くんは運動量豊富に健闘。行けるところまで行く方針か?シャドー�Щ姐イ�んはポジショニングが抜群でいてほしいところにいて、ボールに攻守によく絡み技術もなかなか。エース。左コーナー担当。1トップ��小田くんはキャプテン。どうしてもデカい京都のセンターバック陣には苦戦したが、彼にも技術がある。
インテルナシオナルはボランチの奮闘からサイドハーフに出し深くまで運び、コーナーキックを結構とった。なるべくサイドで押し込み、京都のサイドバックを自陣に押し込みたい狙いか?
4分、京都��藤井くんから��土田くんに通り、ペナ内でシュートが決まり先制。その後も京都のパスがグルグル回るが、インテルナシオナルもきっちり寄せ、フリーの選手を作れない。21分、インテルナシオナルがコーナーの際、右ハーフ14番→15番。その15番がコーナーだから当然ゴール前に入るのだが、京都のマークがヌルイ。�γ翅爾�んの左足右コーナーが正確に15番の頭に合い、1−1に追いつく。前半は1−1。
後半に入り、ペースは変わらない。10分過ぎ、インテルナシオナルが押し込んで、京都のキーパー�/�田くんが蹴ったら、インテルナシオナルの右ハーフ15番に渡ってしまい、右アーリークロスがバックライン裏に動き出した��小田くんに合い、鮮やかな胸トラップからシュートで1−2。インテルナシオナルは決定力を見せた。16分、京都は9番→37番山本龍星(1年)、7番→28番武田賢志(1年)。インテルナシオナルも15番→9番吉田殊基、28番→5番原本海利。��小田くんが右ハーフに、5番ボランチ、9番シャドー、�Щ姐イ�んがトップに。さらには8番→20番上林琥士郎がトップに入り、�Щ姐イ�んは左ハーフに。二枚看板が途中から左右のサイドハーフに。つまりここまでのサイドハーフは行けるところまで行くという役割をきっちり果たした。京都はパスのテンポを上げる。31分、京都13番→11番竹沢日向。そしてその直後京都37番が左から突っ込みペナ内でインテルナシオナルが何とか触るが、浮いたこぼれを28番左足ボレー、2−2に追いつく。さらに後半37分、ペナ内に運び11番が決めて京都が3−2と逆転。結局京都が競り勝った。

双方やりたい試合はできたと思う。京都はよくパスを回せたし、インテルナシオナルもしっかりついて行って自由を奪った。双方たとえ負けてもいい点をつけられる内容だったと思う。京都としては勝ったとはいえ課題あり、ということになるのだろうが、特に決定力はそうだが、全員でパスを回すいかにもJのアカデミーらしさは出せたと思う。そしてインテルナシオナルはこうやってJを倒すというプランを実行できた。


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第二試合は宇治FC対ガンバ大阪だ。サンガタウンは宇治市内の太陽が丘公園からすぐ近くなので、宇治FCのホームゲームだ。宇治FCは京都府でも長らく強豪として君臨している。ガンバは釜本FC以来の伝統がある。故釜本さんのクラブをガンバの下部組織にしたのだが、ガンバのトップチームが監督だった釜本さんの首を切ったら釜本FCとガンバの間で訴訟沙汰になりましたね……。

サンライズリーグ
宇治FC−ガンバ大阪
3月14日 12時 サンガタウン 人工芝 晴れ

ガンバ大阪
GK  1 田口倖太朗
DF  2 田邉龍飛
    3 原田湊斗
    5 澄川葵士
    8 宮久保惶太
MF 14 肌勢英祐
   15 武田京佑
   10 佐野央成
   17 �皺�陽斗
FW 11 藤堂優心
    9 オリベイラフェリペ


宇治FC
九番
十番八番十一七番
六番
五番三番四番二番
一番

ガンバ大阪
九番十一
十七十番十五十四
八番五番三番二番
一番




宇治FCはまず気に入ったのは右センターバック4番。大柄でガンバの強烈なセンターフォワードに抵抗できる。高さだけでなく常にアラートで、9番のマークを外さない。素晴らしい選手。左サイドバック5番が右利きで右コーナーを蹴る。アンカーの6番は素早く判断して左右に振る。宇治FCは要するに4−1−4−1で東福岡みたくサイドに出して突破させる意図がある。その形もできている。でもサイドで1対1作ってから突破できない。つまりガンバのサイドバックの守備が強すぎる。チームとしての完成度は明らかに宇治FCのほうが高い。というかガンバはチームを固める意思があまりない。昔からこうだ。割ときっちりしがちなJアカデミーの中では破天荒なのがガンバなのだ。宇治FCは右の7番も左の10番もタテに行く迫力はある。能力は感じる。しかし現時点では残念ながらガンバのエリートほどじゃない。センターフォワード9番もガンバのセンターバック陣相手には厳しい。

ガンバはキーパーは大柄でスケール感がすごい。いかにもJアカデミーのエリートだ。右サイドバックはスピードが素晴らしい。キャプテンの5番は身体の使い方が素晴らしい。運べるし、ミスもない。左サイドバックは中に持ち出し、どんどん上がる。右利き。3番は一気に前に出す。ボランチ15番は個性を出し、どんどん飛び出す。ボランチの相方は10番だから脇役に回る……なんてことはガンバではありえない。全員主役意識があってこそのガンバなのだ。もちろん相方の10番も主役意識たっぷり。ただガンバの10番としては目立たない。右ハーフの14番は中に切れ込みサイドバックを生かす。左の17番も右利きで中にも現れるが左足クロスもある。センターフォワード9番は圧倒的にデカい。スピードも圧倒的。ほとんど走らないし、ジョグばかりだが、使われている。普通のクラブだったら、とかガンバ以外だったら矯正されるだろうが、走らない欠点に目をつぶって大きく育てられている。上手さもガンバの中でこそ目立たないが、高いレベルにある。相方の11番は裏にガンガン飛び出す。スピードと仕掛けは素晴らしい。ゴール前に一番近くて実は彼がエースストライカー。

さて開始早々、ガンバは右サイドバック2番が深くまで入り、右サイドからニアに鋭く入れたら、そのままニアを破って0−1で先制。以降もガンバが回し、宇治FCは必死について守り、奪ってサイドに展開するが、そこで詰まる、という流れが続き、ガンバペースで進む。前半は0−1。

後半7分、ガンバが一気に攻め、11番が裏とって決めて0−2。しかし直後に宇治FCは11番が左シュートを決めて1−2と追撃する。後半16分、ガンバは大柄なボランチ6番を入れる。あまり走らず、先輩の稲本潤一みたいだな、と思った。いや、正確には稲本はガンバジュニアユース出身ではなく、ユースからガンバなのだが。宇治FCは後半半ばからサイドが仕掛けられるようになる。頑固でしつこいサイドゴリゴリが実り始めた。さしものガンバも疲れた。しかし全体としてはガンバペースは変わらず、1−2でタイムアップ。

宇治FCは街クラブとして力の差はあったが、4番がガンバの9番に健闘し、11番をしっかりマークして2失点で耐えた。街クラブとしては教え込んで対抗するしかないが、守備の良さで対抗できた。


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T.K. [MAIL]