ぶつぶつ日記
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2001年09月18日(火) 身近にある悪意/戦争よりも明日のパン

【身近にある悪意】
私が働いているのは日本語学校だ。
だから外国人がたくさんいる。

今週、この学校で何者かにガラスを2枚割られた。
内部犯行(学生)も考えられるが、
この学校に来ている学生はおっとりしている学生が多く、
あまりそういう攻撃的な不満は感じない。
以前勤めていた学校だったら、
まず最初に学生を疑ったと思うけど・・・(^^;)。

校舎は門から専用道路の先、奥まったところにあり、
大通りから見ることは出来ない。
入りづらい作りになっている。
だからだろうか、その道路沿の門の横にある
掲示板のガラスが割られた。
一枚は、テロよりも前だったと思う。
そしてもう一枚は昨日。
学校を出る時、割られて粉々になったガラスを見た。
悲しくなったし、そして怖くもなった。
学生たちに、危害が及んだら・・・。

大げさでなくても、悪意は以外と身近にあるものなのだ。
それは単なる日常の不満の捌け口、と言うのだろうか。


【戦争よりも明日のパン】
日パキの間に生まれた友人がパキスタンの親戚に電話をしたところ、
正直言って戦争よりも明日の生活のことで頭がいっぱい・・・
と言っていたそうだ。
考えてみると、今度のアメリカへの攻撃や、戦争の不安よりも、
明日のパンがあるかどうかの不安の方が大きい人たちが
実際は多いのだろうな、と思う。
そしてこの明日のパンの心配がなくなれば、
結構世界情勢は安定するんだろうな、とも思う。
経済が先か、平和が先か。
実は経済が先かもしれない、
と思う俗っぽい私である。


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