ぶつぶつ日記
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「世界が(9月11日の)悲劇を世界平和の新たな始まりに変えて いくだけの賢さと、人道的価値と勇気を持っていると期待したい。 もし、世界が本当の平和を望むなら、世界は先ず本当の正義を確立 するために努力しなければならない。近年多くのケースが明らかに してきたように、正義が欠けている限り、平和と安全は守れない時代 が来たのだ。」(翻訳:エリコ通信社)
10月4日付イランデイリーのコラムです。
アメリカの一部の論調でのイスラム・バッシングに イランに対するものがありました。 いわく、 「女性にチャドル(黒い全身を被うベール)を着せるのは、人権侵害だ。」 本当に、そうでしょうか?
私はイランの政治体制にはいつもある種、感服しています。 イラン革命にしろ、現在の開放路線にしろ、 彼らは常に内部から自分たちを変えています。 決して、欧米の圧力からではありません。 イランの宗教革命が成功したのは、 それは民衆が望んだことだったからです。 全ての欧米諸国が敵に回りました。 アメリカをバックにしたイラクと10年以上戦い、 それでも国は倒れませんでした。 いまや、堂々と世界にメッセージを送れる知的な、 そして同時に敬虔な宗教家である指導者を選び、 決してどの国にもへりくだらない。 文化的にもイランの映画の公開を、 世界のたくさんの国が待つようになりました。
この国の女性たちがチャドルを窮屈と感じるようになったら、 きっと自分たちの手で、チャドルを着なくてもいい権利を もぎ取っていくことでしょう。 それまでは、他の文化がそのことを野蛮だと決め付ける必要はないと思います。
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