ぶつぶつ日記
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2001年11月27日(火) ラマダンの効用

現在ラマダンダイエッターな私。
今年のサイマ(断食)はなかなか順調です。
とは言っても,別に私はムスリマじゃないので
(何度も言いますが,私はイスラム教徒じゃないんですよ)、
夜明けに起きだし食事する,なんて事はしておりません。
普通の時間に朝ご飯を食べて,夜ご飯まで飲食を一切しないだけ。
調度時間的にこれだと夜明け前に食べて、日没後に食べる
ムスリムの人たちと同じくらいの時間は断食していることになります。
ま、それでいいかと。

ラマダンの効用に関しては、
かの国の人々はそれはも〜、様々な効用をうたってくれます。
ま、一番いわれるのが,体に良い、でしょうか。
しかし考えてみれば,食事が夜昼入れ替わるんですよ。
昼間食べずに夜食べる。
日没後に1回、夜半前か夜半過ぎに1回、夜明けに1回。
しかも、日本の断食とはぜ〜んぜんシステムが違うので,
夜はなに食べてもいいんです。
何せラマダン中はどの国も肉に消費量が格段に上がるくらいですから。
その季節にしか出てこないドライフルーツとか、
特別なお菓子とか,豊かですよ〜、断食中とは言え食事は。
調度日本の12月から1月,
忘年会からクリスマス,それが終わったらお正月、
と次々ご馳走を食べる機会がある,
あんな感じに似ているような気がします。
その上、夜明け前の食事を逃したら一日中飲み食いできないので,
いっかな眠りは浅くなるでしょう、気になっちゃって(^^;)。
とても「健康に良い」とは思えないんですけどね。

じゃあ、どんな効用があるかと言うと・・・。
正直どんなのがあるのか、頭が痛いところですが,
「一体感」かな〜なんて思います。
あまり豊かではなく普段は気軽にお肉やご馳走を食べられないような人たちに、
金持ちが色々な形で喜捨を行います。
世界中のいたるところで,皆が日暮れを待っている。
日暮れが来たら,金持ちも貧乏人も、
みんなご馳走を食べられる。
何となく,そんな気持ちになれるのがいいのかな〜と、
信仰心のないラマダンダイエッターの私でも
思う一ヶ月です。



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