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2004年12月04日(土) |
オーケストラ演奏会2日目:ハイドン、オーエン、モーツアルト |
昨日の問題は全てクリアし、私たちなりの演奏ができた。
演奏会後、楽譜係として舞台へ楽譜を取りに行くと、「先生!」の声。 ふとみると小さな花束を持った私の生徒が。 この演奏会でハイドンを演奏するので、ハイドンの「サプライズ」の教材を与えていた生徒。 「Kくんが弾いている曲、聞こえた?」と私。するとお母様がすかさず、 「いえ、あの遅れてしまったものですから…」とのこと。 「そうでしたか。そういうこともありますよね。でも、またべつの機会に聴くことができると思いますから」 そんな会話をし、会場の出口までお見送りした。 やはり知った人が演奏会にきてくれるのは嬉しいもの。彼らの背中をみながらありがたく感じた。
そして、舞台へ戻って楽譜係の仕事。 作曲家のオーエンさんがいらしたので、ご挨拶をした。 すると「あなたは素晴らしかった。ヴァイオリンとピアノのためのソナタも書いたんです。あなたのためにお送りしますよ」などとおっしゃってくださった。オーエンさんはドイツに在住。ご高齢だし、ご多忙のようだし、そんな風に言ってくださったことは忘れてしまうかもしれないので、期待はしていないけれど、でも、そんな言葉をくださったこと、とっても嬉しく思った。
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