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練習から離れて数日。昨日の夕方にはなんとなく調子が良いように思われて、ホールトーンのスケール、フォーレの音程、ドビュッシー(カルテット)など1時間くらい練習をしてみた。
すると今朝はなんだか調子が悪い。たった1時間の練習で…? 前腕の内側の鈍い痛みは背中、肩などにも感じられ、なんだか気分すら重くなる。先生には言われていたとおり、昨日はご自宅へ電話をしメッセージを残し、昨晩にはメールをして状況をお伝えしておいたけれど、今日は痛みがぶり返しているので、オフィスに電話を入れた。結局は、とにかく今は楽器から離れるように、とそれだけだ。
練習ができないと結構時間に余裕ができる。カーテンを直したり、セーターのほころびを繕ったりと今まで放ってあったことができるのはありがたい。楽器から離れることは淋しいことではあるけれど、ふとほっとしている自分がいるのも本当。楽しい、好きだと思って取り組んでいるけれど、と同時にかなりストレスを感じていた自分もいたのだ。少し驚いたけれど、新たな自分を見つけられたようで嬉しいような安堵のような感。
生徒たちへのレッスンを終えてふと考えると明日はブリテンの本番。やはり少しは楽器に触っておかないと、と1時間弱練習をしてみる。といってもCDを聞きながらスコアを見てモチーフのパスやテンポチェンジなどを確認したり、という作業も含めてのこと。今日は姿勢をとにかく正しく、前のめりにならないようにかなり注意した。左手も、今日先生に電話でアドバイスいただいたように、なるべく親指の自然なカーブを保ちながらやわらかく指を置いていった。
すると練習の後も背中などの痛みは何もない。痛みは全て姿勢の悪さから来ていたのだろうか…?
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