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| 2021年11月28日(日) ■ |
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| アユに訊かにゃ、わからんだよ |
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例年のこの季節、柿田川は、全国の国民から注目を浴びる。 天然のアユが遡上し、自分の目前で「産卵する」シーンが観られ、 それに合わせて「アユの産卵観察会」が開催される。 しかし、自然相手の観察会は、開催日を決めるのが難しい。 今年の「観察会」は、産卵どころか、遡上さえしていないから、 開催の中止も、検討されたのかもしれない。 春のさくら祭りや、秋の紅葉ツアーなど、主催者は頭を悩まし、 まだ咲いていなかったり、すでに散ってしまったり・・・と、 どうしても言い訳を探さなければならない。 地球温暖化や異常気象など、気候変動が影響しているのも確かだが、 楽しみにしていた参加者にとって、納得のいく説明が欲しいのも事実。 しかし、今日の主催者は、変な言い訳をしなかったからメモをした。 「例年なら、この季節に遡上し、産卵するのだが、 なぜ、今年はまだなのか、は・・」と言った後、一呼吸おいて、 「アユに訊かにゃ、わからんだよ」と言い切った。 笑うしかなかったけれど、妙に納得したのは私だけではなかったはず。 そう言われて、文句を言う人は誰もいなかった。 以前の「写真」や「動画」を観ながら、もう少し待とうと思う。 それが「自然」との付き合い方なんだから。
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