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2025年05月13日(火) ■ |
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「よかったね」の話は、なかなか出会えない時代 |
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書籍「積極的その日暮らし」 (落合恵子著・朝日新聞刊・310頁)から。 朝日新聞に連載されたショートエッセイの中から抜粋。 (タイトルは「よかったね、の日」) 「悲しい話や理不尽な話は山ほどあり、 「よかったね」の話は、なかなか出会えない時代であり、 社会であるのだから。」 ニュースを見れば、悲しい話や理不尽の話ばかり。 なかなか「よかったね」の話に出会えない。 それだけ、社会が殺伐としている証拠なのかもしれない。 あっ、あった、あった。 「よかったね」は、ドジャース、大谷選手の話題。 大谷選手がホームランを打った。「よかったね」 大谷選手に子供が生まれた。「よかったね」 みんなが大谷選手の動向に一喜一憂しているのは、 「よかったね」が言えるからだと思う。 社会現象になった、大谷フィーバーの根本は、 みんなで「よかったね」を共有してるからなんだろうな。
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