2004年02月09日(月) |
今夜のハードコア・ラジオはフガジを特集。 |
ハードコア・ラジオといっても、店内BGM(普段はMISIAとかCHEMISTRYとかかかっとる。あと有線とか)をハードコア爆音で流すだけ。しかも深夜。 これをやるとたちまち社員から内線がかかって来てクレームを食らう。 でもフガジならパッと聞きギターロックな感触なので、あまり干渉は受けない。 新しい社員は音楽には詳しいが、得意分野がブレイクビーツ〜ヒップホップ系なので、パンク〜オルタナな泥沼音は素通りなのだ。
パンク〜オルタナな泥沼音にずっぷりはまっておる己を客観的に判断して、あまり幸福な人生とはいえぬわけだから(←ニヤニヤ)、社員の資質をうんぬん言うことはできない。オイラの好きなのって、売れてる音じゃないしね。
ちなみに流したのは、フガジ/エンドヒッツ〜ソニー・ヴィンセント〜なぜか最後にザ・ヴァーヴの2ndでしっとりと閉店。
この日はくずやさんの最終出勤日。 閉店しても、通常は朝5時までの勤務なのだが、この日ばかりはDVDフロア皆午前2時で早々に退勤。当直のいとうさんが、「エッ、帰っちゃうの?」と目を丸くしておった。
渋谷駅近辺の焼鳥屋(名前失念)にて既に飲み始めてた連中と合流。 狭い席に皆で縮こまるようにスシ詰めになって、くずやさんの前途を祝う。 くずやさんはオイラと同じ齢で、フロアスタッフの高齢化に貢献して来た剛の者である。時代の人間で、以前飲んだ時もその後はカラオケ、それもクィーンやガンズ、果てはメタリカ。みたいな空気に大いに盛り上がったものである。 うまく就職できて(業界に潜り込めて)、我が事のように嬉しい。
くずやさん、挨拶の場(?)で、柄にもなく涙声になって、 「皆さん、ありがとう」などと言ってその場にいたひとりひとりに宛てて書いて来たポストカード(ラス・メイヤーの映画のやつ)を配っていた。マメなオヤジである。しみずさんがもらい泣きしていた。
異様な盛り上がりにすっかりオイラも日本酒ガブ飲みさせられ、気持ちよくゲロンゲロンやってたら、あっという間に朝7時。 同様にゲロンゲロンに酔いつぶれたくずやさんを、さのさんが横から担いで焼鳥屋から退散して散会。焼鳥屋さん、ご迷惑をおかけしました。
いつの間にか合流していた他フロアのスタッフ総勢20名くらいに見守られるなか、ひとり足腰立たぬ前後不覚のくずやさん、さのさんに抱えられて朝の雑踏に消えて行った。最後まで手のかかるオヤジである。
おめでとう。おめでとう。
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