| 2008年06月27日(金) |
【遙か4】個人的覚え書き。 |
昨日の日記でも触れた、常世さんちはインドの神様、という話。 気になったので、ちょっと調べてみた。 あんまりヒットしなくて詳細が分からないものもあるんだけど…まあ、個人的な覚え書きということで。
アシュヴィン…インド神話における医術の神。美しい双子の神で、『馬を持つもの』の意。片割れがナーサティヤ。結婚や生殖をつかさどり、馬とも縁が深い。 ナーサティヤとは区別のつかない双子神とされるが、一方で両親が異なる(神の子と人間の子)とされ、太陽神スーリヤ(ヴィヴァスヴァット)の妻が雌馬の姿に変化して産んだともされる。
ナーサティヤ…アシュヴィンと双子の神。『救う』という意。
シャニ…土星を神格化した守護神。鳥に乗った姿で現れる。本来は不吉な神とされる。 アシュヴィン・ナーサティヤと同じくスーリヤの子。ナヴァ・グラハ(インド天文学における9つの星・九曜のこと)の一員で、『クルーヴァロカナ(不吉な目を持つもの)』の異名がある。(→だから邪眼?)
ラージャ…君主号または貴族の称号。王様のこと。
スーリヤ…インド神話における太陽神。=ヴィヴァスヴァット。
ムドガラ…??
レヴァンタ…ヴィヴァスヴァットとサラニュー女神の間に生まれた神。アシュヴィンと兄弟?? ※サラニュー女神:技術と工芸の神トヴァシュトリの娘でヴィヴァスヴァットの妻。夫の輝き(=太陽神だから眩しいのかしら)に耐え切れず家出するが、馬の姿になって草を食んでいるところをヴィヴァスヴァットに見つかり仲直りする。インドラ神との間にリブを生んだとも。
リブ…インドラ神とサラニュー女神の間に生まれた。もともとは人間だったが、優れた技術力を持つ職人であったため、腕を買われて神々の列に加えられた。(リブは発明家というのもこの辺りからでしょうか) アシュヴィンの馬車を作ったのもリブとされる。 (正しくはリブ三神(リヴァヴァ)で、リブ・ヴァージャ・ヴィブヴァンの3人のこと) ※インドラ神:戦いの神。性格は好色で、豊穣の神ともされる。帝釈天のこと。
あと、アシュとシャニは本当に血の繋がった兄弟だけど、サティはそうじゃない、ってことでいいのかな? そういえばサティだけ色白だもんねー…。 7章はじめの根宮の皇とムドガラの場面で、アシュは常世を捨てたし、シャニはもう現世にいないから、皇の血縁はいなくなった、みたいなこと言ってたから…でもそうするとサティは何なのかしら。 立場としてはアシュやシャニと同じ、常世の皇子なんだから血族ではあるのよね、でも皇の血じゃない?? 分かりやすいのは、アシュとシャニは正妻の子=王位継承権がある、サティは側室の子もしくは身分の低い女の人との子=王位継承権はない、とかなんだけど…。 常世関係のルートやったら分かる??
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