永久という名の瞬間
2004年03月10日(水) ゆえに我あり

 私にはなんにも無いのだろう。
 ささくれも、えくぼも。傷も栄光も。
 軽いとか重いとか、そんな話の前に、なんにも無い。

「真っ白の方が未来があっていいじゃん」とか言われたけど。
 私に未来があるとしても、それは蜃気楼。所詮、何にも無い。

 現実もきっと、どこにも無い。全てが夢で。
 だって私はこの世で生きてる気が、あんまりしない。
 私が生きるのは、私が生み出した妄想の世界。

 でも、コギト・エルゴ・スム。
 妄想を生み出した私はどこかにいるわけで。私は僅かに在ることになる。
 その僅かな存在が、私をものすごく不自由に陥らせる。

 全部なくなりたいと思うけど、無くなったとたん、私の希望すらなくなるんだから、微妙。
 お、今、希望があったぞ。面白いことだ。



 最近の私の文章、なんだか変ね。あとから読んで意味不明だもん。
 困っちゃうな。

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photo by 東雲