永久という名の瞬間
2004年04月06日(火) 形にしてはいけない

 友達からメールがきた。
 返信するのが面倒くさい。
 面倒くさいというより、なんて書いていいのか、わからない。

 この前、友達の着信履歴があったのに、ほおっておいたら、父に叱られた。
「もう少し友達とか大切にしなさい」
 そんなことを言われた。

 私が真にその友達を愛しているのなら、友達をやめる事が一番の愛情表現だと思う。多分私の友達になったって、たいした利益は得ないだろうし。かえって悪影響だろう。・・・悪影響にならないよう、当り障りの無い付き合い方なら出来るけど、それは私が疲れるのです。

 それでも私に友達と呼べる人間がいるのは、やっぱり友達に対し、(こいつはどうだっていいや)と思う心がどこかにあるから。
 適当に付き合って、適当に縛られて、適当にあしらえる間柄。学校を無事にやり過ごすには、ノートを借りる程度の友達が不可欠だしね。そのくらいの友を維持する労働が無ければ、学校なんて、凡人の私には通えない場所。

 本当に愛する友達は、心の中でひっそりと思っているのがベストでしょう。
 私の利害関係や目論見、そういったものを超越したところに、彼らはいて欲しいと思うから。

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photo by 東雲